出展者の募集は終了いたしました。
まるネコ堂芸術祭のキーコンセプトです。
まるネコ堂芸術祭は「何かをやっていくための場所としての芸術祭」と考えています。今手元にある作品を出品したり、今できることを発表するのではなく、約8ヶ月の芸術祭準備期間中に、なにか自分が気にかかっていることに手を伸ばし、取り組んでいく時間になるようにと考えています。
そんな中で「楽しい」とは、「面白い」とは、一筋縄ではいかないことも含んでいます。どうやって進んでいいのかわからなかったり、一歩一歩がすごく重たく感じることも、「素直な」自分が本当に思っていることを表現していく途中にはつきものだったりします。
芸術祭は月1回のミーティングやプロポーザルの提出などを重ねながら進んでいきます。まるネコ堂芸術祭を通して、気になりつつもちょっと取り組みにくかったことに近づいてもらうことができればと思いプログラムを考えました。自分にとって「これは何かだ」「これは気になる」と思うことに近づいていくのは自分にとって重要である。それゆえにちょっとした勇気がいること。でも、そういうちょっとやっかいだけどどうしても気になることにちゃんと取り組んでいると、毎日がどこに向かうのかわからない旅をしているようなわくわくしたものになってくるように思います。
プログラムを通して皆さまの作品制作の過程を見せてもらい、関わっていくのを楽しみにしています。出展をお待ちしています。
会場は週末中心の開催を予定しています。オンラインは、開始後から終了まで時間の設定が可能です。
全期間での展示、在廊を歓迎していますが、期間中であれば展示・発表は自由に行なえます。例えば、搬入の都合で最後の3日間だけ展示、パフォーマンスを土日のみに行う、というのもOKです。希望の日時を出展者同士で調整して、全体のスケジュールを決めていきます。
出展者は初日21日(日)の10:00~11:00頃にオープニングミーティングを、最終日29日(月・祝)の15:00よりクロージングミーティングを行います。参加必須になります。会場またはオンラインにてご参加ください。
だいたい月一回のペースでミーティングを行います。通常1時間程度です。日程は下記にまとめています。第1回以外は日曜の午前10時からを予定しています。
制作の近況の報告をし意見をもらったり、芸術祭全般に関して確認や変更、提案などあれば話し合ったりもします。芸術祭が近づいてくると詳細の確認なども増えてきます。「こんなことを話したい」という議案の提案も歓迎です。
月に1回顔を合わし、自分以外のだれかも自身の制作に向かっていることを知れることは大きなことです。制作に向かうやり方・姿勢はほんとうに人それぞれで思わぬ刺激になったりします。
毎回、議事録を作成します。欠席される場合はご確認ください。
※第1回ミーティングは参加必須です。
第1回ミーティング時に会場下見会を行います。実際に場所を見るとイメージが湧いてくる、考え始められるという声をよくいただきます。
「まだ具体的なプランはなにも・・・」という方もとっかかりにかることがあるかもしれません。実際に来ていただくことをおすすめします。
※当日会場にて下記のプログラムもご覧いただけます。
・終了後の15:00より、まるネコ堂別館にて山本明日香(実行委員)のピアノのミニレクチャーコンサート「ベートーヴェン/ショパン絶望の音色」を開催予定。
チラシはこちら。
・まるネコ堂本館にて大谷美緒(実行委員)の「月刊まるネコ堂原画展」を開催予定。
本館南向き1階
本館玄関前スペース
別館1階和室
別館南向き2階
芸術祭の最初の段階での発表です。まだ「プラン」とは言い難い段階の人も多いはず。まずは「たくらみ」としてやろうと思っていること、考えている方向性を発表します。構想だけでなく、制作途中の作品の発表など形式は自由です。一度、自分のなんとなく思っていることを言葉や文章にすることで、制作のとっかかりになっていきます。
発表の後は、他の出展者からの意見や質疑の時間をとります。意見をもらったり、質問されることは、それだけで嬉しいことですが、自分の制作の一面をより深く見ていくきっかけになります。
持ち時間は一人20分程度(10分発表、10分感想・質疑)。
写真や文章など事前資料がある人は提出できます(任意)。
「たくらみ」を実行していくことは、自分の頭の中に浮かんでいるものをどうやって具体的に形にしていくか試行錯誤の繰り返しで、見当が付かなくなったときほど腰が重くなったりします。頭で考えてばかりいるときほど制作が停滞しているように感じてしまったりします。「ほんとはもっと作品制作を試行錯誤したいのに手や体が動かない・・。」そんなときの突破口のひとつになればと思い、このプログラムを企画しました。自分ひとりだと気持ちが億劫になりがちでも、他の出展者と「10月28日は制作する」を共有する形ならとっかかれるのではと考えました。たとえば、ひとそれぞれの制作過程に触れることも刺激になるのではと思っています。無理にこの日のうちに何かをつかんだ気にならなくても大丈夫。制作の過程は小さな時間や経験の積み重ねです。一見、やってきたことがバラバラでも気づいたらつながっていたり、上手や下手を飛び越えて完成した作品に厚みとして表れたりします。
オンラインでの参加も可能ですが、まるネコ堂現地参加をお薦めします。会場となるまるネコ堂で作品にまつわる作業をすると、何となくでも壁の色や部屋の広さ、天井の高さなどが自分の中に記憶や感覚として残ります。これはその後の作品制作や芸術祭本番に作品を設営したり、あるいはパフォーマンスする際に信頼できる感覚として活用できたりします。
希望者で実施。
【スケジュール】
10時 簡単なミーティング(現地+オンライン)
お昼休憩
15時 ふりかえり(現地+オンライン)
芸術祭への出展予定の概要(proposal)を吟味・批評(review)します。
この日に先立って2023年12月末日までにプロポーザルを提出してもらいます。プロポーザルは作品の内容・コンセプトに加え、具体的にどんな作品かを表した出展概要です。不確定だったり、迷うこともあると思いますが、そんな中でも作品像や計画を言葉や図にしていくことは一つの制作の過程だと考えています。
当日は提出されたプロポーザルをもとに、レビュー・質疑の他、会場のスペースも限られているので、他の出展者と干渉する場合の調整やアドバイスも行います。設置の場所や発表の時間もできるだけ確定します。
制作が進むにつれて相談したいことなど出てくると思います。いつでも実行委員にお声がけください。また、再度の下見も歓迎です。
※持ち時間は一人20分程度(レビュー、質疑)。プロポーザルを読んで当日を迎えるため、出展者からの発表の時間はとりません。
- プロポーザルの具体的な記載項目については下記を御覧ください。
プロポーザル提出期限 2023年12月31日(日)
実行委員や他の出展メンバーと作品について話をします。時間は1時間程度を予定しています。
ミーティング等でも制作について話をしていくと思いますが、ひとりにスポットを当て、ゆっくり時間をとるからこそでてくる話ができたらと思います。楽しく制作を続け、自分の気になっていることに向かっていくきっかけになればと思います。希望者で実施(初出展者は推奨)。
日程は、ミーティング等で相談して決めます。
2023年
9月10日(日)10:30~ 第1回ミーティング&会場下見会(参加必須)
10月15日(日)10:00~16:00頃 たくらみ発表会(参加必須)
10月28日(土)手や体を動かして制作してみる日
11月12日(日)10:00~ 第2回出展者ミーティング
12月10日(日)10:00~ 第3回出展者ミーティング
12月31日(日)プロポーザル締切
2024年
1月14日(日)10:00~16:00頃 プロポーザル・レビュー(参加必須)
2月4日(日)10:00~ 第4回出展者ミーティング
3月1日(金)「第3回まるネコ堂芸術祭」ウェブサイト解禁・告知開始
3月10日(日)10:00~ 第5回出展者ミーティング
4月7日(日)10:00~ 第6回出展者ミーティング
4月15日(月)~20日(土) 芸術祭搬入週
4月17~19日のいずれかの日程 会場掃除日
4月21日(日)~29日(月・祝)第3回まるネコ堂芸術祭 ※22日~26日は会場休館。
5月12日(日)10:00~お昼ごろ 振り返り(参加必須) ※終了後に打ち上げ
※参加必須の日程には基本的には必ずご参加ください。ただし、やむを得ない事情で参加できない場合はご相談ください。事前に発表動画を作成していただくなどの対応をお願いする場合があります。
リピーター割:10,000円(第1回、第2回、第3回出展者)
大谷美緒へメール(mio.yamane@gmail.com)かメッセージにて連絡の上、出展参加費をお振込ください。
入金をもって申込みを完了します。
振込先は連絡をいただいた方にお送りします。
※出展者都合でのキャンセルの場合は返金いたしません。
出展者は、閲覧料の設定、投げ銭募集、物品販売が可能です。
金銭の受け取りは出展者が直接行ってください。