まるネコ堂芸術祭始まって以来のキーコンセプトが「楽しく面白い素直な芸術祭」です。
まるネコ堂芸術祭は「何かをやっていくための場所としての芸術祭」と考えています。今手元にある作品を出品したり、今できることを発表するのではなく、約8ヶ月の芸術祭準備期間中に、なにか自分が気にかかっていることに手を伸ばし、取り組んでいく時間になるようにと考えています。
そんな中で「楽しい」とは、「面白い」とは、一筋縄ではいかないことも含んでいます。どうやって進んでいいのかわからなかったり、一歩一歩がすごく重たく感じることも、「素直な」自分が本当に思っていることを表現していく途中にはつきものだったりします。
芸術祭は月1回のミーティングやプロポーザルの提出などを重ねながら進んでいきます。まるネコ堂芸術祭を通して、自分がちょっと取り組みにくかったことに近づいてもらうことができればと思いプログラムを考えています。自分が「何かだ」と思うことに近づいていくのはそれ自体楽しいこと。そして、ちょっと大げさな言い方ですが、そうやって過ごしていくとちょっとずつ生きていることそのものが幸せになっていくように思います。
それぞれが自分の「なにか」に取り組む時間を、この芸術祭を通して共にすることが楽しみです。出展をお待ちしています。
平日は来場者が少ないことから会場は週末中心の開催を予定しています。オンラインは、開始後から終了まで時間の設定が可能です。
全期間での展示、在廊を歓迎していますが、期間中であれば展示・発表は自由に行なえます。例えば、搬入の都合で最後の3日間だけ展示、パフォーマンスを土日のみに行う、というのもOKです。希望の日時を出展者同士で調整して、全体のスケジュールを決めていきます。
出展者は初日23日(日)の10:00~11:00頃に「出展作品紹介」の動画撮影を、最終日30日(日)の16:00よりクロージングミーティングを行います。参加必須になります。会場またはzoomにてご参加ください。
だいたい月一回のペースでミーティングを行います。通常1時間程度です。日程は下記にまとめています。
毎回特に内容は決まっていません。近況報告をしたり、芸術祭全般に関して確認や変更、提案などあれば話し合ったりもします。芸術祭が近づいてくると詳細の確認なども増えてきます。
実務的なことで話すことも多いですが、月に1回顔を合わし、自分以外のだれかも自身の制作に向かっていることを知れることも大きなことです。まるネコ堂芸術祭という場の特長の一つです。
毎回、議事録とzoom録画を出展者で共有します。欠席される場合はご確認ください。
参加必須の第1回ミーティング時に会場下見会を行います。実際に場所を見るとイメージが湧いてくる、考え始められるという声をよくいただきます。オンライン発表を予定されている方も、是非一度見てくださればと思います。
「まだ具体的なプランはなにも・・・」という方もとっかかりにかることがあるかもしれません。実際に来ていただくことをおすすめします。
本館南向き1階
本館玄関前スペース
別館1階和室
別館南向き2階
芸術祭の最初の段階での発表です。まだ「プラン」とは言い難い段階かもしれません。まずは「たくらみ」としてやろうと思っていること、こんな方向性を考えているということを発表します。構想だけでなく、制作途中の作品の発表など形式は自由です。一度、自分のなんとなく思っていることを言葉や文章にすることで、先の制作のとっかかりになっていきます。
発表の後は、他の出展者からの意見や質疑の時間をとります。意見をもらったり、質問されることは、それだけで嬉しいことですが、自分の制作の一面をより深く見ていくきっかけになります。
持ち時間は一人20分程度(10分発表、10分感想・質疑)。
写真や文章など事前資料がある人は提出できます(任意)。
プロポーザル・レビューです。芸術祭への出展予定の概要(proposal)を吟味・批評(review)します。
この日に先立って2022年12月末日までにproposalを提出してもらいます。なにを考えて、どんなことをやろうと考えているのかという具体的な出展概要です。いろいろ不確定だったり、迷うこともあると思いますが、そんな中でも作品像や計画を一度言葉や図にすることが一つの足掛かりになります。もちろん、自分なりに考えて、こっちの方だという見込みや計画をできるだけ真面目にプロポーザルにまとめるのですが、その中には、実現すること、しないこと、ちょっと踏み外していたということも含まれると思います。それがわかっていくこと自体が、やりたいことを進めていくことです。「真面目に」と書きましたが、本当に真面目にやった分、前に進んでいきます。
当日は提出されたプロポーザルをもとに、感想・質疑の他、会場のスペースも限られているので、他の出展者と干渉する場合の調整やアドバイスも行います。設置の場所や発表の時間もできるだけ確定します。場所等が決まっていくことが、また一つ作品作りを進めるきっかけになります。
持ち時間は一人20分程度(レビュー、質疑)。プロポーザルを読んで当日を迎えるため、出展者からの発表の時間はとりません。
作品が具体的になる過程で、再度の下見が必要になったり、相談したいことが出てくると思います。なにかあれば実行委員にいつでも相談してください。
※プロポーザル・レビューの後、プロポーザルの書き換えが必要になった場合は、1月末日までに再提出してください。
再提出した場合には内容確認のため2月5日(日)のオンライン・ミーティングは参加必須です。
- プロポーザルの具体的な記載項目については下記を御覧ください。
実行委員の3人と作品について話をします。時間は1時間程度を予定しています。
ミーティング等でも、制作について話をしていくと思いますがゆっくり時間をとるからこそできる話をしたいと思います。楽しく制作を続け、自分の気になっていることに向かっていくきっかけになればと思います。
日程は、ミーティング等で相談して決めます。
相談や会場の下見はこの面談以外も随時受け付けますので、プランが固まるまで「制作面談」の機会はとっておこうとは考えずにやりたいと思った時点でお声がけください。
2022年
9月4日(日)13:30~ 第1回出展者ミーティング&会場下見会(参加必須)
10月9日(日)10:00~16:00頃 たくらみ発表会(参加必須)
10月中旬~12月中旬頃 制作面談
11月6日(日)13:30~ 第2回出展者ミーティング
12月11日(日)13:30~ 第3回出展者ミーティング
12月31日(土)プロポーザル締切
2023年
1月15日(日)10:00~16:00頃 プロポーザル・レビュー(参加必須)
1月末 プロポーザル再提出締切
2月5日(日)13:30~ 第4回出展者ミーティング(プロポーザル再提出者は参加必須)
2月後半 「第3回まるネコ堂芸術祭」ウェブサイト解禁・告知開始
3月5日(日)13:30~ 第5回出展者ミーティング
4月9日(日)13:30~ 第6回出展者ミーティング
4月22日(土) 芸術祭搬入日
4月23日(日)~30日(日)第3回まるネコ堂芸術祭 ※25日~27日は会場休館。
5月14日(日)10:00~お昼ごろ 振り返り(参加必須) ※終了後に打ち上げ
※参加必須の日程には基本的には必ずご参加ください。ただし、やむを得ない事情で参加できない場合はご相談ください。事前に発表動画を作成していただくなどの対応をお願いする場合があります。
リピーター割:10,000円(第1回、第2回出展者)
大谷美緒へメール(mio.yamane@gmail.com)かメッセージにて連絡の上、出展参加費をお振込ください。
入金をもって申込みを完了します。
振込先は連絡をいただいた方にお送りします。
※出展者都合でのキャンセルの場合は返金いたしません。
出展者は、閲覧料の設定、投げ銭募集、物品販売が可能です。
金銭の受け取りは出展者が直接行ってください(オンラインの場合、Amazonギフト券などが便利です)。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止対策のため、現地開催予定のプログラムをオンラインに変更して行う可能性があります。出展者のみなさまには、状況に応じて詳細をご連絡します。