【アイスホッケー用語解説】 日進月歩で更新中です!

アイシング(反則) 公式解説リンク
センターラインより手前から、放たれたパックが誰にも触れる事なくゴールラインを超えた際にコールされ、パックを放った側のディフェンディングゾーンスポットからフェイスオフで再開される。なお、この際ゴールキーパーパックを捕獲しようとする動きを見せたり、パックを放ったチームの選手が先にパックを取得する可能性がある場合は、コールされない場合がある。

アタッキングゾーン(用語)【図解リンク
攻撃側から見た、ブルーラインから相手ゴールの側のこと。守備側から見ると、ディフェンディングゾーンとなる。

オフサイド(反則)【公式解説リンク】
パックブルーラインを超えるよりも先に、アタッキングゾーンに攻め手側の選手が侵入してしまうと取られる反則。最寄りのニュートラルゾーンスポットよりフェイスオフで再開となる。なお、「超える」の定義は、体のすべての部分が超えてしまうことを指し、リンクに接していない体の一部分でも有効となる。逆にアタッキングゾーンからニュートラルゾーンパックが出てしまった場合、攻め手側の選手は一度ニュートラルゾーンに戻らない限り、再びパックをもってアタッキングゾーンに侵入できない。この際に、戻らずに待機している選手がいる場合は「ディレイドオフサイド」となり直ちにオフサイドはコールされないが、パックを奪いに行くなど攻撃に参加する姿勢を見せた場合は、ただちにオフサイドと判定されてしまう。また、ゲーム進行を妨げる目的で故意にオフサイドを犯したと判定された場合は、反則を犯した側のディフェンディングゾーンスポットからフェイスオフとなる場合がある。

グリーンビスケット(道具)【見た目リンク
練習用のパックアスファルトなどの上でもハンドリングの練習などができるように、摩擦が起こりづらい設計がされている。

クロスアイス(競技種類)【競技解説リンク
通常サイズの半分以下の大きさのリンクで行うミニゲーム形式の試合。リンクが小さく攻守の切り替わりが速いため各人がパックに触る回数や時間が自然と多くなり、プロの練習でも取り入れられているほど有効な経験を詰めると考えられている。

ゴール(道具)
幅6フィート(1.83m)、高さ4フィート(1.22m)で主に、鉄製のパイプで作られている。また、後方はネットでおおわれている。ゴールライン上と正面が並行になるように氷上に設置され、ゴールラインパックが完全に超えて、ゴール内に入った場合に得点が認められる。

ゴールキーパー(用語
ゴールテンダーやゴーリーとも呼ばれる。他の選手と違い、シュートを真正面から受け止めるため、専用の巨大なスティックブロッキンググローブキャッチンググローブレッグガード、専用のヘルメットを装着している。一般的に1チームで二人までしかベンチにはいることができない。

ゴールクリーズ(用語
ゴール正面に書かれている、青いエリアのこと。ここに入ってきた選手をゴールキーパーは押し出すなどして、排除する権利を持っている。また、ここのエリア内に入っている選手から打たれたシュートはシュートインクリーズと判定され、ゴールを認められない。
尚、攻撃側の選手がゴールクリーズ内に入ってはいけないわけではないので、入るのは自由。

ゴールライン(用語)
ゴールの両端と並行に引かれている線(正確には、ゴールラインに対して平行にゴールの両端を置く)。このラインをパック全体が完全に超え、ゴールに入ることでゴールが認められる。

ショートハンド(用語)
ペナルティにより、相手より人数が少ない状態を指す。キルプレーと同意義で使われるが、イメージ的に中立な立場で使うケースが多い。キルプレーや、パワープレイは「自分のチームの状態」を指すが、ショートハンドはどちらのチームにでも使う。

スティック道具
先端が湾曲した形状で棒状のモノ。基本的にこれを使用し、パックをコントロールする。素材としては、カーボン金属製、木製に分かれており、形状は湾曲部分が、左向きと右向き(レフトハンドライトハンド)用に区別され、構成はすべてが一つの塊になってるワンピースと、先端の湾曲した部分が取り外し可能なセパレートタイプがある。また、一般的なプレイヤーと、ゴールキーパーのスティックは形状そのものが異なっており、ゴールキーパー用の物は、シュートを防ぐために持ち手の部分以外は太く作られている、

スポット(用語)
リンク内に書かれている9個の赤か青に塗りつぶされた丸の総称。特に、リンク中央にある青いスポットのことを「センターアイススポット」と呼ぶ。試合の中断→再開のフェイスオフが行われる場所。

スラッシング反則
スティックの先端部分で相手を叩いたりした場合に課せられる。また、実際に叩かなくても、スティックを利用して威嚇したり、混戦状態で必要以上にスティックを振り回したりした場合でも課せられるケースがある。マイナーペナルティとなり2分間の退場を命じられる。

スロットエリア(用語)
アタッキングゾーン(ディフェンディングゾーン)にあるフェイスオフサークルに挟まれた最もゴールが生まれやすいとされるエリアの事。この範囲からはゴールのどの位置でも狙いやすく、一流のゴールキーパーセーブ率がおおよそ95%以上だが、このエリアに限ってのセーブ率は75.5%~83.5%と大きく下がる、

ディフェンディングゾーン(用語)
守備側から見た、ブルーラインから自陣ゴールののこと。攻撃側から見ると、アタッキングゾーンとなる。

ニュートラルゾーン(用語)
アタッキングゾーンディフェンディングゾーンの間にある、2本ブルーラインに挟まれた真ん中のエリア

パック(道具
他の球技で「ボール」に該当するもの。強化ゴム製で規格は厚さは1インチ(2.54cm)直径は3インチ(7.62cm)、重さは5.5から6オンス(156~170グラム)と定められている。公式パック以外に、練習用のパック(通称グリーンビスケット)やブルーパックと呼ばれる、幼児用のパックがある。

フェイスオフ(用語)【公式解説リンク】
スポットにて行われるゲーム開始もしくは再開のパックの取り合い。フェイスオフの際は、両チームがスポットに一人ずつ配置しレフリーまたはラインズマンのパックトスで落とされたパックを奪い合う。この際に、フェイスオフを行わない選手は、パックトスより先に動いてはいけない。フェイスオフ時に一つのチームが2回パックトスより先に動いてしまった場合はマイナーペナルティとなる。

フッキング(反則)
反則(ペナルティ)の一つ。スティックを利用して、相手をひっかけたり引っ張ったりすると取られる反則。「マイナーペナルティ」が課せられる。

ブルーパック(道具)
サイズは通常のパックと同じだが、練習用・幼児~低学年が使うことを考えて作られた設計で、重さが4オンス(約113グラム)と軽めで材質も柔らかく設計されている。

ブルーライン(用語)
リンクを縦断し幅30センチメートルの太さで引かれている2本の青い線。この線を基準にオフサイドの判定がとられる。

ペナルティ(反則)
何かしらの反則行為をした場合の総称。当該選手(ゴールキーパーの場合は代替選手)に課せられる、出場停止の罰則。2分・4分・5分・10分・残り時間すべてと、犯した反則の種類(危険度)によって、その重さが変わる。

マイナーペナルティ(反則
反則を犯した選手(または代替選手)に対して、2分間の出場停止を課されペナルティボックスで待機となる。この2分間の間に失点した場合は、直ちにペナルティが解除され、失点直後のフェイスオフから試合に復帰可能となる。なお、ピリオドをまたいだ場合は、ピリオド間はベンチに戻ることができるが、ピリオド開始前に再びペナルティボックスに戻る必要がある。代表的なマイナーペナルティになる反則は「スラッシング」「トリッピング」「ハイスティック」「フッキング」などがある。

メジャーペナルティ(反則)
反則を犯した選手(または代替選手)に対して、分間の出場停止を課されペナルティボックスで待機となる。マイナーペナルティと違い5分間の間に失点してもペナルティが解除されず、5分すべてペナルティボックスで待機する必要がある。「悪質」とされる反則に対して課されることが多く、「バッドエンディング」「スピアリング」「ファイティング」「チャージング」「ボーディング」などがその代表例。また、相手に故意にケガをさせた場合は無条件でメジャーペナルティが課される。ざっくりだが「普通それやらねえだろ!」という反則に課される。