西船橋・海神町の、安心できる「まなびの場」
――訓練でもない、強制でもない、新たな「まなびの場」として。
「『みんなと同じ』になれないから、もう頑張れない。」
これは、自分が療育現場で初めて担当した小学生が、泣きながら訴えてきた言葉です。
その生徒は真面目で素直で、学校の先生やお友達に心無い言葉を吐かれながらも、毎日を笑顔で過ごすような人でした。
あれは一緒に苦手な暗記の練習をしているときだったでしょうか。
ニコニコ笑っていた彼が、突然涙を流しながら、絞り出すようにこれまでの気持ちを吐露してきたのです。
生徒の言葉を聞いたとき、何のために療育をしていたのか、「まなび」とは何なのかと、自分に対し強い憤りを感じました。
将来のため? 学校の先生のため?
保護者のため? 苦手を減らすため?
みんなと「同じ」になるため?
ちがう。
目の前の生徒の「今」を支えることのできない「まなび」は単なる苦行だ、と。
本来「まなび」は、辛いことでも怖いことでもない。
その人が自分らしく成長していくためのエネルギーであってほしい。
そういった思いから、どんな自分も認め、前に進むための寄り道ができる、
新たなまなびの場として「アンノテ学習室」を立ち上げました。
お子さまの性格や特性に配慮した、完全マンツーマンでの指導を行います。
事前のヒアリングや日々の授業の中で丁寧にアセスメントを積み重ねていくことで、勉強に苦手意識のあるお子さまでも安心して取り組めるような工夫をしていきます。
また、対話や一緒に取り組む活動を通じて、信頼関係を構築していきます。お子さまの心の動きを丁寧にとらえていくことで、やる気を引き出していくことはもちろん、社会性の獲得や自己理解・他者理解にも繋げていきます。
アンノテ学習室では、教室にお越しいただく「通塾+オンラインコース」、オンライン上で行う「完全オンラインコース」、ご自宅へ訪問する「在宅コース」を用意しています。
いずれのコースでも、指導や活動の内容は同じです。一人ひとりのペースに合わせ、じっくりと指導を行っていきます。
また、指導後には必ず直接またはメッセージ等でコメントを行います。保護者さまとも密に情報交換を行うことで、保護者さまとお子さま、双方の思いや気持ちに寄り添う「安全基地」でありたいと考えています。
室長は、大学で教職課程を取りながら心理学を専攻し、福祉や教育の現場で様々な背景を持つお子さんと接してきた経験があります。その中で発達障害や知的障害を持つお子さんや、グレーゾーンのお子さん、不登校のお子さんへの学習支援や心理支援も行ってきました。
そのため指導に必要な専門知識は勿論のこと、指導経験も豊富にあります。普通級や支援級問わず、一人ひとりの得意と苦手を細かく分析し、自分らしく社会で生活していけるような指導を心がけています。
学習で使うお部屋は、白色を基調とした木のぬくもりのある空間となっています。
出窓にはステンドグラス風のガラスフィルムを貼っているため、来室する方のプライバシーを守りながら活動ができます。