この「約束の空」は2019年に公演された刀ミュ作品「葵咲本紀」のライブで初登場となった一曲で、前向きな活力を感じさせる爽やかなポップスナンバーです。

　また、刀ミュには通称「祭」とも呼ばれる年に一度の大型のライブ公演がありますが、ここでも定番として様々なメンバーに歌い継がれている人気の高い一曲です。少人数アンサンブルの形でアレンジされた、華やかなライブの響きをお楽しみください。

　この「Kizuna」は2017年に公演された刀ミュ作品「つはものどもがゆめのあと」のライブで披露されました。アップテンポな約束の空とは打って変わって、しっとりしたバラード調の一曲です。

　刀ミュの魅力といえばまず華麗な殺陣やアクション、歌やダンスのパフォーマンスが目を引きますが、細やかな心の動きを大切に描くシナリオもまた、魅力の一つです。

　刀剣男士たちは歴史を守るために様々な時代を訪れ、その時代に生きる人間たちと出会い、「歴史を変えてはならない」という使命との間で揺れ動きます。実際の歴史を元にしたシナリオは全てがハッピーエンドで終わるわけではなく、けれど確かに胸に残るものがある、そんな切なくも情感のあるストーリーが印象的な作品です。

　この「Kizuna」の歌詞は大切な人に語りかけるようでいて、けれど届きそうで届かないもどかしさや祈りを感じさせます。刀ミュの切なく繊細な部分を味わっていただければ幸いです。

　夜空に散る桜を思わせるような、儚くも美しいひとときをご堪能ください。

　今まで数々の公演、物語を紡いできた刀ミュには沢山の素晴らしい楽曲があります。その中で、2015年の初演から歌い続けられた楽曲がこの「刀剣乱舞」です。

　「刀ミュといえばこの曲！」という方や、紅白歌合戦やFNS歌謡祭などのテレビでも聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか？

　刀ミュは公演ごとに出てくるキャストが異なるため、この曲では公演ごとに出てくるキャスト（刀剣男士）に合わせた歌詞になっています。そのため、同じ「刀剣乱舞」というタイトルであっても公演ごとに歌詞が異なります。

　力強いこの楽曲を女声でどのように表現するしているのかお楽しみください。