はじめに
我々有田・鈴木研究室では、広く一般の人々に向けて自分たちの研究室で行った研究内容を例年名大祭で公開しています。
今年は「鳥の鳴き声・音声」、「心の進化」、「バーチャルスペース」、「2D仮想生物」、「3D仮想生物」、「SPSモデル」、「ゲーム」、「セルオートマトン」の8つを大きなテーマにして、オンラインにて研究紹介を行います。
名古屋大学に進学をお考えの方、研究に興味をもたれた方、どなたでもお気軽にお立ち寄りください。
日時・場所
2022年6月11日(土) 10:30 ~ 16:00 in オンライン
oviceというツールを使って開催します。アプリのダウンロードは必要ありません。
こちらからoviceに入れます→ https://zqmil9lo2v.ovice.in
カメラは使用しません。マイクは必要に応じてご使用ください。チャットによる会話もできます。下はoviceのイメージです。
画像引用元:https://ovice.in/ja/
発表タイトル
鳥の鳴き声や音声に関する研究
isualization and quantification of activities of animal vocalizations in forest species using robot audition techniques
ロボット聴覚技術を用いた鳥類の複雑な歌行動の観測と理解
ドラマで喚起される集団心理ダイナミクス知覚のための空間オーディオによるユーザレビュー可聴化
心の進化に関する研究
神経修飾を用いたニューラルネットワークによるメタ記憶の進化
学修中のトポロジー変化を伴う進化型ニューラルネットワーク
採取タスクを用いた神経修飾型ニューラルネットワークによるメタ記憶の進化
二次学習の進化による実行機能の創発
二次学習の進化による心的表象(認知地図)の創発
選択圧変換原理に基づく環境構造ダイナミクスの内部化に関する構成論的研究
バーチャルスペースに関する研究
二層化ゲーミフィケーションによる互恵促進プラットフォームの提案
近接ボイスチャット環境の構築:エージェント介入によるコミュニケーション活性化
連続的な社会相互作用に関するWeb実験における関係改変能力の多様性の影響
2D仮想生物
形態・素材・制御の進化に基づくソフトロボットの設計
テーマに応じた仮想生物進化モデル:コミュニケーション起源と環境応答進化
2次元仮想ソフトロボットの進化における発生可塑性に関する研究
3D仮想生物
3次元仮想生物進化のフレームワークEvoCreatureを用いた音コミュニケーションに関する研究
Research on ecological inheritance of niche construction in a 3D multi-agent evolutionary simulation
生物の音コミュニケーション起源解明に向けた新実験環境構築
SPSモデル
SPSを用いた心の理論の進化に関する人工生命研究
生成モデルに基づき雑談するエージェント 集団におけるミームの進化
社会的粒子群モデルにおける関係改変能力の多様性の導入とその進化
粒子運動に基づくミーム進化モデル
ゲームに関する研究
絵と言葉を交互に介する伝言ゲームTelestrationsのAIプレイヤー作成
不完全情報ゲームによる協力的社会と競合的社会における心の理論の進化実験
連想カードゲームDixitのAIプレイヤー作成による人間の認知へのアプローチ
セルオートマトン
オープンエンドなルール進化に基づく不均一セルオートマトン
資源を導入した人工生命モデルLeniaを用いた進化可能性の検討
人工生命Leniaの状態更新規則への漸近性の導入