週2回,研究室のメンバー全員が集まってミーティングを開いています.1回に2人程度,各自の研究報告や論文紹介などを行っています.
arXivに掲載されるAI研究に関する論文や,多くの主要論文誌のように,様々な論文がオンライン上に多数掲載されていますが,膨大な数に上ります.研究室のメンバがよい論文に出会う機会を増やすために,皆で興味のある論文を共有します.
新入メンバーが人工生命などに関わる図書に関する輪講を行っています.
毎年6月のはじめに行われる名古屋大学の学祭「名大祭」において,研究室公開を行っています.例年,研究室の活動に興味のある学生さんだけでなく,子供から大人まで幅広い方々に楽しんでもらっています.各メンバが,パワーポイントや資料を使って,それぞれの研究をわかりやすく紹介します.
毎年9月中旬から末の間に,研究室内シンポジウムを開きます.研究室内とはいえ,論文形式の予稿集と,学会発表と同じように時間を区切って発表を行います.夏休み中の成果をまとめる場として,例年みんな頑張って準備しています.
研究成果がまとまったら,学会発表です.人工生命研究最大の国際会議であるALIFEはもとより,研究の方向性によって,情報処理学会,人工知能学会,計測自動制御学会などの工学系の学会主催の研究会や全国大会,あるいは数理生物学会,進化学会,認知学会,鳥学会など,幅広い場で発表したり,論文をパブリッシュしています.なお,修士課程の院生は,卒業までに少なくとも1度は学会発表を行うことにしています.
研究室のメンバ全員に,机とPCが割り当てられます.PCは各自の希望や研究の進捗状況に合わせてスペックやOSが決められます.建物や部屋の環境も恵まれています.
また,計算機実験を繰り返し何度も行う場合などには、研究室専用のクラスタPCがあり,計算機パワーをフルに使うことができます.
ロボット聴覚技術を用いた野外鳥類の録音観測のための機材もそろっています.