2011年の東日本大震災から災害によって被害を受けた方々の生活再建や被害を受けた地域の再生のお手伝いをしてきました。2011年3月、釜石で見たあの光景は生涯忘れることはないと思います。
秋田県はこれまでに大雨や津波の被害を受けてきた地域です。しかしながらここ数年は大きな災害がなかったために、県内の災害支援のスキルや防災の意識の向上は非常に緩やかなものでした。このままでは次に大災害が起きたときに大きな混乱が起きてしまう、何かしなければならないと思い、2021年3月5日にこの団体を立ち上げました。小さな団体ですので大きなことはできませんが、少しずつ秋田県内の災害対応スキルの向上を目指し活動をしております。
活動の拠点となっている仙北市には日本一深い湖があり、晴れた日や夕焼けの時間帯は特に美しいです。全国から人が集まる人気の温泉郷もあります。夏の山には美しい花が咲き誇ります。家の裏には鹿が出ますし、市からはひっきりなしに熊や猿や猪出没のお知らせが届き、鳥のさえずりで目が覚めます。自宅裏には大きな川が流れ、昭和30年代に水害が発生した地域です。まさに大自然の中に住まわせていただいていいるような暮らしです。自然の恩恵を受けつつ、自然の驚異にも備えなければなりません。
自己の責任ではない自然災害によって、理不尽な思いをした方々が、住み慣れた土地で妥協せずに生活できるお手伝いができたらと思い活動しております。カラフルな色彩であふれる景色が曇ってしまわないよう、地域の方々と一緒になって、あれもこれも取り組みながら活動をしております。
夕方の田沢湖
自宅裏にやってきた鹿たち
・支援団体のコーディネート
・災害ボランティアセンター設置、運営支援
・被災者情報システム導入、運用支援
・被災家屋復旧作業(床下泥出し等)
・炊き出し
・地域サロン開催支援
・制度利用支援
・会議運営支援
・被災者相談対応
・研修会
・支援団体のネットワーク構築、等