これまでの英語学習の振り返り
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これまでの英語学習の振り返り
私が現在のオンライン英会話を始めるに至るまでの英語学習を振り返ってみます。
あらためて振り返ってみると、小学校から高校まで数えきれないほどの英単語と英語表現を学んできました。大学受験に登場した長文の多くは、私と友人の日本語での日常会話よりも専門性の高い内容だったように思います。大学受験を乗り越えて大学生になってから、英語で論文を読み、英語で卒業論文を書き、当時読んでいた長文は当時よりも早く正確に読めるようになったと思いました。しかし、同じ内容をとっさに英語で説明できるかと問われると、私の口はまったくもって動かないのです。
大学院生になってから東南アジア調査に参加させていただいた中で、現地学生・研究者らと英語でのコミュニケーションが必要になりました。とにかく口から言葉を発しないことには何も通じないし、何も進みません。そんな状況を通じて、英語を口に出す恐怖感・抵抗感を克服することができました。とにかく、文法的に不正確な英語であろうとコミュニケーションをとることで案外どうにかなるということ、“connection not perfection”(注1)を体験できたのは貴重な経験でした。
さて、この「文法的に不正確な英語であろうとコミュニケーションをとることで案外どうにかなる」という曖昧な自信が大きく崩れたのは、2019年12月のことでした。アメリカで開催された学会に参加した私は、壊滅的に話せず、聞けませんでした。非英語話者とのコミュニケーションに慣れている研究者(かつ、とても優しい人格者)は、こちらの話を理解しようと努力してくださり、こちらが理解できるように丁寧にゆっくり話してくださいました(このときの先生、ありがとうございました...泣)。しかし、結局、学会中に聞いた講演のほとんどを理解できませんでした。
こうして打ちひしがれて帰国した私は、ネイティブスピーカーとコミュニケーションできるようになることを目標に、マンツーマン英会話教室に通い始めました。小さくないお金を費やすため、ものすごく悩みました。家族に相談しながら、長年のお年玉貯金や当時のアルバイト給与を使うと決めたのをよく覚えています。当時学生だったこともあり、ネイティブ講師による対面でのマンツーマンレッスンをかなり割安に(定価の65%くらいの価格でした)契約できたのも後押しになりました。
このときの英会話レッスンは、COVID-19のため受講できない時期もありましたが、最終的に2年間で120時間ほど受講しました。これらを通じて、英語の文章を聞き、英語の文章を話すことに慣れることができたと思います。それでも、自分が話せる内容と本当に伝えたい内容は大きく乖離していて、まだまだスピーキング力を向上させたいという気持ちがありました。そのため、可能ならば今もその英会話教室に通い続けたかったです。しかし、(学割が使えなくなると)金銭的に、(働き始めると)時間的にもマンツーマン英会話レッスンを対面で受講するのは厳しくなりました。
ここから2年間ほど空いて2024年7月、再び国際学会への参加を経て、私のスピーキング力を向上させたい意欲が再燃します。このときの国際学会は、2019年のときのように打ちひしがれることはなかったのですが(これだけでも成長してますね!)、もっと話したいのに...というフラストレーションが大きかったです。そこで、後輩が勧めてくれたオンライン英会話教室を検討し、カラン・メソッドに辿りつきました。
(注1)最近、たまに聞いているアメリカのポッドキャスト "All Ears English" のキャッチフレーズです。英語に関する雑学をネイティブスピーカー同士の速度で説明してくれるので勉強になりつつリスニングが鍛えられます。
2025年12月31日