アドラーは、第一次世界大戦に軍医として招聘された経験や、戦後の市民の悲惨な暮らしぶりを目の当たりにしたことなどから、争いのない平和な世界をつくるためには、どうしたらよいかと考えるようになりました。
やがてアドラーは、暴力ではなく、話し合いで問題を解決する社会へと向かっていくには、これからの世界を築いていく子どもたちを、どう育てるかが大事だとの結論に至りました。そうして、「育児」や「学校教育」についての研究を熱心にしたとされています。アドラー没後も後継者たちによって、子どもたちがよい未来をもたらしてくれるよう、育児と教育についての研究・実践が重視されてきました。
『Passage(パセージ)』と『Passage Plus(パセージ・プラス)』は、アドラー心理学の理念と豊かな教育実績が結びついた、育児学習コースです。
各コースは、AIJ認定パセージリーダー/パセージ・プラスリーダー資格を持つリーダーにより、全国各地で随時開催されています。開催は対面形式です。主な参加対象は、3歳から中学生くらいのお子さんの保護者の方、または、子どもとかかわるお仕事をされている方となります。それ以外の方のご参加は、ご相談ください。
大田区で<パセージ、パセージプラス、教育講演、プチパセージ>の開催予定があるときは このページの下部に記載しています。チェックしてみてください。
全8章(各2時間30分)を1週間に1章ずつ学びます。『パセージ』はアドラー心理学に基づく育児の、入門編です。子どもを勇気づける基本的な姿勢を、実践的に学んでいただくことができます。1回の受講でめざましい効果を体感する方がたくさんおられますし、何度も再受講していただくことで、新たな発見と学びを体験できるようにもなっています。コース終了後も各地でフォロー会が開催されており、継続学習ができるように工夫されています。
パセージ開発者 野田俊作氏の言葉より~
これまでの子育ては「ほめる」ことと「しかる」ことを主な方法にしていました。最近は「しかる」方は批判されて「ほめて育てる」というのも流行っています。
けれど、『パセージ』で提案している育児は、「ほめない、しからない」育児です。
それでほんとうに育児ができるのか不安に思われるかもしれませんが、日本中、いえ、世界中でこの方法で子育てをしてとてもうまくいっています。
キーワードは「一緒に育つ」です。
「親が子どもを育てる」という関係から、「親子で話し合って一緒に育っていく」という関係に気持ちを変えると、ほんとうにびっくりするくらいに親子が仲良くなり、しかも子どもは自立し、社会と調和して生きる人に育っていきます。
ぜひ『パセージ』に参加されて、しあわせな親子関係を築いてください。
※「パセージ」は、 一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの登録商標です。
パセージ、パセージプラスについて
もっと詳しく知りたい方は こちら AIJ Passage(パセージ)・Passage Plus(パセージ・プラス)
リンク先ページの下部に 全国の開催予定パセージ、パセージプラスが掲載されています。
全6章(各3時間)を1週間に1章ずつ学びます。『パセージ・プラス』は『パセージ』を全章受講した後 『パセージ』で提案する育児を実践している方に受講していただく、『パセージ』のアドバンストコースです。
パセージが完璧にできている方という意味ではありません。失敗もたくさんあろうけれども、パセージを実践しようと日々心掛けて暮らしてくださっている方…というイメージでしょうか…。真摯にパセージの実践をこころがけてくださっている方が6名以上になりましたら、企画させていただきます。『パセージ』を全章受講していること、フォロー会などで継続的に点検して、実践を続けていることが大切です。
アドラー心理学の育児は、『パセージ・プラス』を学ぶことではじめて全体を理解していただくことができます。子どもをより積極的に勇気づけ、親子が話し合い協力して一緒に成長していく育児の、具体的な方法を効果的に学び、実践することができます。
パセージプラス開発者 野田俊作氏の言葉より~
『パセージ』は、「アドラー心理学を学びに来る」人ではなく「育児を学びに来る」人を前提にして設計されているが、『パセージ・プラス』は明確に「アドラー心理学の育児を学びに来る人」を前提にして設計されている。そこでは、エピソード分析だけでなく、アドラー心理学の理論と思想と技法について、育児の上で必要なすべての技術と知識が伝達されるようになっている。
これでようやくアドラー心理学の育児の全貌を日本に紹介できたと思っている。後は、ひとりでも多くの人に実践していただきたいだけである。
※「パセージプラス」は、 一般財団法人野田俊作顕彰財団 Adler Institute Japanの登録商標です。
パセージをもとにして作られた テーマごとの講演です。1回2時間~2時間半、前半は講師役がお話をします。後半は講師を中心に、シェアリングの時間です。少人数(5~10名)でゆっくり進めていますので、質問もうかがうことができます。
パセージもそうですが、参加した場所が 安心・安全の場所になるよう、参加者全員が守秘義務を確認してご参加いただきます。ご自分の学びについてはかまいませんが、他人の事例について、個人情報について、口外しないことが約束です。
企画しましたら、このページの下部にご案内していきますので、チェックしてみてください。講演希望がありましたら、お気軽にご相談ください。
お友達やお知り合いで5人以上集まれば、講師が出張で講演もできます。出張可能演目は次の通りです。
『反抗的な子どもを勇気づける』『不登校の子を勇気づける』『思春期の子どもを勇気づける』『勇気づけ』『勇気づけ 思春期ヴァージョン』『子どもの話を聴く』『勉強をする子に勇気づける』
すべてアドラー心理学にもとづく パセージがベースになっています。
かかる費用:会場費、参加費(500円✕参加人数)、講師往復交通費実費をみなさまでご負担ください
パセージに興味はあるけれど、どんなものかな?
いきなり8日間の講座に参加するのは、ちょっと決心がつかないなぁ。
心理学って難しそう、わたしでもできるかな?
そんな方にはパセージの「お試し版」講座「プチ・パセージ」(愛称:プチパ)があります。
パセージでは全部で20時間かかるコースのエッセンスをギュッと絞り出し、参加者の方に味わって頂きます。簡単なテキストもあり。
パセージを受講しようかどうしようか迷っているあなた!ぜひ、あなたの町でも「プチ・パセージ」を開催してみませんか?
お友達やお知り合いが5名以上集まれば、あなたの町まで「パセージリーダー」がお伺いします。
かかる費用:会場費、参加費(500円✕参加人数)、講師往復交通費実費をみなさまでご負担ください
エセナフォーラムワークショップ 9/23時点で満員です。ご検討くださっていた方、申し訳ありません。引き続き教育講演や育児学習コースパセージ®を企画していきますので、ときおりこのHPをご確認ください。
2025年10月19日(日) 14:00~16:00(エセナおおた主催 当会出展)
教育講演「子どもの話を聴く」詳しくは下のチラシ(表・裏)をご覧ください。
会場 エセナおおた JR京浜東北線 大森駅から徒歩6分 5階 研修室A
2025年9月28日(日) 14:00~16:00
教育講演「反抗的な子どもを勇気づける」
会場 エセナおおた JR京浜東北線 大森駅から徒歩6分
2025年8月31日(日) 14:00~16:00
教育講演「勉強をする子に勇気づける」
会場 エセナおおた JR京浜東北線 大森駅から徒歩6分