ABCの会
摂食障害・家族と本人の自助グループ
ごあいさつ
ABCの会は、平成14年11月に発足した、新潟市で活動する、摂食障害の自助グループです。
会名にある「ABC」は、拒食症・過食症・サークル(Anorexia・Bulimia・Circle)の頭文字から取りました。
摂食障害(拒食症・過食症)は、本人ではコントロールが難しい食行動の異常が持続する「心の病」です。病気を持つ本人を悩ませるだけでなく、人間関係にも影響を与えます。このため、摂食障害を持つ本人および家族は、孤立に陥ることが多いと思います。
ABCの会は、摂食障害を抱え、悩み苦しんでいる本人と家族が、安心して話が出来る場として、活動していきたいと考えています。
家族と本人のご参加をお待ちしております。
活動内容
ABCの会では、毎月1回、月例会を行っています。
同じ悩みを抱えた家族が、話し合うことにより、自分だけじゃないと知って安心し、他では言えない苦しい事情を吐き出して楽になり、同じように苦しみ、それを乗り越えようとしている仲間の存在に励まされる会です。
月例会では、家族の体験発表や、当事者による体験発表も行っています。このほか、年間2~3回、講師をお招きしての講座や講演会を行っています。昨年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響から Zoom を利用したオンライン開催も行いました。
ミーティングの様子と約束
月例会のミーティングでは、参加者の中から司会者をその都度決めます。みんなが順番に話をしていきますが、話したくないときは、パスをすることもできます。困っている事については、みんなでアイディアを出し合い一緒に考えていきます。
参加者が気持ちよく話が出来るために、ABCの会では以下の約束があります。
他の人を批判しないこと。
他の参加者の話す時間にも配慮すること。
会で話されたことは、他に持ち出さない。
お互いの秘密は守りましょう。
また、月例会参加者の住所・電話番号については、会員さんには、公表いたしませんので、連絡をとりたい方は、直接その方の了解を得てください。参加者同士のトラブルが生じた場合には、ABCの会を脱会して頂く場合もありますので、ご了解ください。