福井大学の地震波再現装置は,1.5m×1.5mのテーブル上に2tまでの試験体を搭載可能で,水平と鉛直方向同時に2g(重力加速度の2倍)程度の加速度で加振できる能力を有しています.
一定の周波数と振幅の正弦波や,周波数が徐々に変化するスイープ波,実際の地震波などで加振することが可能で,建物の制震・免震システム,液状化対策,ジオテキスタイル補強地盤構造物の耐震性評価など,多様な研究テーマで活用さています
下:振動テーブル
ジオテキスタイル補強擁壁模型
左側の急勾配部分が擁壁で,その右側に繊維(ジオテキスタイル)が敷設された補強部分がある.
ジオテキスタイル補強擁壁の耐震特性に関する加振実験
ジオテキスタイル補強擁壁の加振実験の動画
4Hzの600galの正弦波による加振時
(補強部の後の地盤の沈下・滑動が発生)
前田工繊との共同研究
ジオテキスタイル補強擁壁の加振実験の動画
4Hzの700gal加振で崩壊が発生