学校教育におけるメディアリテラシー
2025年3月1日(土)
主催:一般社団法人日本新聞協会
主催:一般社団法人日本新聞協会
SNSで誰でも情報発信ができるようになり、インターネット上には真偽不明の情報があふれています。偽情報の拡散や、自分の興味関心に沿った情報ばかりに触れる「フィルターバブル」などの現象が表出し、昨年の国内外の選挙でもSNSが大きな影響を及ぼしました。健全な社会の実現に向け、様々なメディアの役割を理解し、情報の真偽や価値を吟味する「メディアリテラシー」の育成が今、求められています。
フォーラムでは、ICTとNIE両方に精通した教育者と、新聞の正確な情報を支える校閲のプロを招き、メディアリテラシー教育の在り方や、批判的思考力の向上にNIEはどう寄与するのか――などについて議論を深めました。
朝倉 一民 氏
(札幌国際大学教授/日本新聞協会認定NIE アドバイザー)
元小学校教頭。教員時代に継続してNIE を実践。文科省ICT 活用教育アドバイザー、学校DX 戦略アドバイザーも務める。2024 年より現職。
梶田 育代 氏
(朝日新聞東京本社校閲センターデスク)
2001 年、朝日新聞社に校閲記者として入社。朝日学生新聞社での校閲担当などを経て現職。今日も文字と情報の海を赤ペンと共に進む。
関口 修司 氏
(日本新聞協会NIEコーディネーター)
東京都公立小学校3校で校長を歴任。学校全体でのNIEを推進したほか、朝学習の時間等に継続して取り組む「NIEタイム」を提唱。2016年より現職。