四文転結の変
2020年2月の四文転結トーナメント
2020年2月の四文転結トーナメント
一回戦:作品数284(47作者)*重複投稿、削除依頼により欠番あり
二回戦:作品数46(18作者) *投票システムの不具合により、全作品決勝戦進出
決勝戦:作品数46(18作者)
病院の待合室に、たまたま僕は居合わせた。
「すみません!この中にA型の人はいますか?」
「輸血を受けたい人がいるんだ」と思い、A型の僕はすぐさま名乗りを上げた。
「よかった!あなたは几帳面なので、部屋の整理を手伝ってください」と事務室に連行された。
以下の作家の皆様に、惜しくも二回戦進出にならなかった作品の中から作者名非公開の状態で一作、選んでいただきました。
前回の「四文転結の乱」に続き、多数の投稿をいただき、ありがとうございました。また、ボランティアで招待作家を引き受けてくださった皆様に、この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
今回は、作者名非公開で作品を受付するシステムを採用しましたが、認証の煩雑さ、事後の作者名公開のトラブル(通知が行かない)、コメントの付けにくさなど、多くの課題が残りました。また投票システムについても、Twitterのアカウント制限により投票用紙が見えないなどの混乱を招く結果となってしまいました。
その一方、作品の質は「四文転結の乱」同様に高レベルで、素晴らしい作品を多数投稿いただけたという点では、「四文転結の変」も大成功だったと考えております。
四文転結トーナメント戦はすべて、四文転結を愛する作家のボランティアで運営してきましたが、いろいろな点で限界があり、次回以降の開催は十分時間をかけて検討します。トーナメント戦とは別に持続可能な方式を模索しながら、四文転結の活動を継続していきたいと思いますので、引き続きご支援をいただければ幸いです。(小竹田夏)