さて、このたび私ども名古屋大学小児外科が主管となり、「第49回膵・胆管合流異常研究会」を名古屋にて開催いたしますので、謹んでご案内申し上げます。本研究会の開催にあたり、格別のご高配を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
膵・胆管合流異常は、先天性胆道拡張症をはじめとする多様な疾患群の病態形成に深く関わり、また胆道癌発生との関連からも臨床上極めて重要なテーマです。近年は、画像診断の進歩、治療手技の発展により、全国的に治療成績は向上しておりますが、病態の解明、至適治療戦略、長期予後を含む課題は依然として多く、さらなるエビデンスの集積と学際的な議論が求められております。
本研究会では「先天性胆道拡張症の生涯マネジメント:胆管炎・結石・発がんのリスク層別化と小児→成人移行」をテーマに掲げ、手術および治療後を含めた長期管理のあり方を、各領域の視点から改めて整理し、実臨床に還元可能な議論を深めたいと考えております。
本研究会は、膵・胆管合流異常診療・治療に携わる小児・成人の外科、消化器内科をはじめとする関係領域の専門家が一堂に会し、症例経験および研究成果を共有することにより、疾患理解の深化と診療の質向上に資することを目的としています。本会を通じて、診療実態の把握、治療戦略の最適化、予後因子の探索など、今後の発展につながる議論が活発に行われることを期待しております。