シンポジウム

Symposium

公開シンポジウム

テーマ 東北の自然災害と第四紀学:最近の研究成果とこれから

趣旨

東北地方では太平洋プレートの沈み込みに関係して、地震や噴火、地殻の変形、斜面変動をはじめとする多種多様な自然現象が生じています。こうした自然現象(ハザード)が人間社会に作用することにより、2011年の東日本大震災に代表されるような災害(ディザスター)が引き起こされてきました。この公開シンポジウムでは、第四紀学やその近接分野の専門家から、東北地方で近年発生した各種の自然災害に関する研究成果を紹介いただき、今後も頻発することが予想される災害に対して、第四紀学がどのように関わっていくのかを議論します。

日時

2024年9月1日(日)9:30~12:30

会場

東北大学大学院理学研究科合同C棟 青葉サイエンスホール  

プログラム

9:30~9:35 堀 和明(東北大):趣旨説明

9:35~10:05 小岩直人(弘前大):地形発達史から考察する東北日本北部における近年の豪雨災害

10:05~10:35 佐々木夏来(明治大):大規模地すべりがもたらす奥羽山脈の多様な自然景観とその維持機構

10:35~11:05  菅原大助(東北大):2011年の東北沖津波に関する地質学的理解とその古地震研究への展開

11:05~11:15 休憩

11:15~11:45 丹羽雄一(慶応大):東北地方太平洋岸における最近数千年~10万年間の地殻変動 

11:45~12:15 片岡香子(新潟大):東北地方の活火山におけるvolcanic mass flows:発生過程・流れの特徴・災害予測

12:15~12:30 総合討論

※プログラムは今後変更になる可能性があります。

費用・参加方法

参加日無料です.非会員の方もご参加いただけます.申し込みページからお申し込みください.