7月29日(月)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:竹村明洋
機械用部材の製造・成形は自動化が進み,コンピューターのプログラム制御による自動加工が行われます。しかし、加工の工程を考えてプログラムを作るのは人間です.この講義では実際に加工プログラムを考え、加工装置に入力し、実際に機械を動かす製造現場で行われる工程を体験しながら学習致します。
7月29日(月)🕐13:00~15:00 定員 6名
担当教員:清水一郎
機械には、金属からプラスチックまで様々な材料が使われています。壊れずに長い間動き続ける機械を作るためには、材料の知識が必要です。この講座では、材料の性質を機械設計に活かす学問「材料力学」について、実験を交えながらやさしく解説します。
7月30日(火)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:中井賢治
軽くて強く、さびにくく、加工もしやすいという観点から、航空機、自動車、鉄道車両、船舶などの構造材料として多用されているアルミニウム合金を実際に引張ってみて、どのくらい強いのか、また、どれくらい伸びるのかを調べてみましょう。
7月30日(火)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:寺野元規
皆さんが使っているお金(特に貨幣)はどのように作られているのでしょうか?原始時代は物々交換(物品貨幣),古代から近世は鋳造貨幣、円が採用された近代からは塑性加工で作られています(現代は電子マネーが主流になりつつあります)。理大マスコットのたんQくんオリジナルメダル作りを通して、鋳造・塑性加工による貨幣の作り方を学びます。
たんQくんメダル
左:鋳造,右:塑性加工
7月31日(水)🕙10:00~12:00 定員 8名
担当教員:岩野耕治
空気中を移動する乗り物には、空気抵抗が働きます。燃費が良く、高速で移動できる乗り物を作るには、空気抵抗を小さくする工夫が必要となります。この講座では、大型の風洞を使って空気の力(空気抵抗)を体感し、空気抵抗の発生原理を学びます。
8月1日(木)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:衣笠哲也
受動歩行はモータやセンサを全く使わず、重力による位置エネルギを運動エネルギに変化させるだけで緩斜面を歩きます。これは人が二足歩行するという動作の背景にある重要な物理現象と考えられます。この歩行のエッセンスである受動歩行ロボットを実際に作り歩かせることで、2足歩行の原理について考えてみたいと思います。
参考:http://www.mech.ous.ac.jp/robotics/index_pdw_p_howto.html
8月1日(木)🕐13:00~15:00 定員 10名
担当教員:桑木賢也
機械工学では熱力学や流体力学、伝熱工学を学習します。エンジンの熱効率向上、乗り物の周りの空気抵抗低減、騒音問題などのためです。熱や流れは目に見えないので考えにくいですが、特殊な装置で目に見えるようにすることができます(可視化)。サーモグラフィー(赤外線熱画像解析装置)などの可視化装置を使って簡単な実験を体験していただきます。
8月2日(金)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:近藤千尋
身近な機械、ディーゼルエンジンやエアコンには、同じ熱力学の現象:断熱変化が使われています。この現象は、ガスを圧縮したり、膨張させた時に生じ、いとも簡単にガス温度が変化します.本イベントでは、温度センサをつけた注射器で、その様子やどの程度温度が上昇・下降するかを確認して頂きます。その体験を通じて、前出の機械の仕組を学びます。
8月2日(金)🕐13:00~15:00 定員 8名
担当教員:林良太
センサから得られた情報をもとに状況を判断してモータを駆動する仕組みは、ロボットを制御する方法の基本になります。教材用レゴロボットを対象に、超音波センサを用いて障害物を避け、スタート地点からゴール地点まで走行するプログラムを作成して、ロボットを制御する方法の基本を体験してみましょう。
7月29日(月)🕐13:00~15:00 定員 6名
担当教員:垣谷公徳
発光ダイオードの電流電圧特性の測定の実験器具を作成し、発光ダイオードと豆電球の違いを発見的に学びます。
7月31日(水)🕐13:00~15:00 定員 6名
担当教員:七戸希
超電導体と呼ばれる物質を極低温(例えば液体窒素温度-196 ℃)に冷却すると電気抵抗がゼロになります。そのため、この状態で超電導体に電流を流しても全く消費電力が出てきません。超電導体を電気機器などに応用すれば極めて効率をよくすることができ、省エネ、CO2削減に大きく貢献することができます。本講座では、電気抵抗がなくなる様子の観測、電気抵抗ゼロでの大電流通電実験などを体験します。
<連絡事項・注意事項>
液体窒素を使用します。-196 ℃の世界も体験します。ただし、安易に取り扱うと凍傷などの危険がありますので、指示に従って進めるようにしてください。
液体窒素に沈めた超電導体の電圧と電流計測の様子
8月1日(木)🕙10:00~12:00 定員 6名
担当教員:垣谷公徳
ハードディスクを分解し、磁石、モーター、磁性体、磁気ピックアップといった構成要素について発見的に学びます。
7月30日(火)🕙10:00~12:00 定員 4名
担当教員:島田恭宏
スイッチやLED、センサ等を使って回路を作成し、それらを入力元・出力先としたマイコン(arduino)のプログラムを作成して動作させてみましょう。使用するのはWebブラウザ上のシミュレータです。ですから壊れることはありません(警告メッセージは出ますけど)。シミュレータでフィジカルコンピューティングを体験しましょう。
7月30日(火)🕐13:00~15:00 定員 10名
担当教員:近藤真史
パソコンやスマートフォンのようなコンピュータは0と1の世界で生きています。ゲームをヌルヌルに動かすためには、0と1を使った計算を爆速にするコツが必要です。そして今回は、爆速へとつながる第一歩。コンピュータがどのように0と1を使って計算をしているのか、実際にICチップの中身を覗きながら体験してみましょう。
8月1日(木)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:川畑宣之
皆さんがスマートフォンなどでWebページを見るとき、そこには必ずページの内容を返してくれる相手がいます。その相手がWebサーバーであり、現代のインターネットにおいて重要な役割を担っています。本イベントでは、サーバーOS上で実際にWebサーバーを構築し、その動作を体験することでWebの仕組みについて学びます。
8月2日(金)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:麻谷淳
Arduinoと共に技術の世界へ! 高校生の皆さん、Arduinoを使って電子工作の基礎を楽しく学びましょう。この入門ワークショップで、あなたもイノベーターの一歩を踏み出せます。
7月31日(水)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:奥田靖浩
鑑識の現場で役立つ「ルミノール」と代表的な化学繊維である「ナイロン」をそれぞれ合成します。得られたルミノールを用いて、血液中に含まれる鉄分の検出法として広く用いられている化学発光の観察実験も行います。またナイロンの合成では反応条件を種々変更し、繊維状のナイロンを最も効率よく回収できる反応条件の探索にも挑戦してみよう。
8月1日(水)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:奥田靖浩
本テーマでは、私たちの身近に役立つ医薬品「アスピリン」と香料「サリチル酸メチル」を実際に合成し、各化合物に特有の香り・物性が発現していることを確認します。また市販製品「バファリンA」から有効成分を抽出し、合成化合物との物性を比較することで、実験により得られた化合物の純度や反応の進行度について深く考察します。
8月2日(金)🕙10:00~12:00 定員 10名
担当教員:応用化学科全教員
水道水や川の水、PETボトルの飲料水など、生活の場にある身近な水の性質を、化学の目で見てみよう。水の特性は、洗浄力、環境安全性、料理の味、ものづくりの成否など、様々なところに影響しています。排水処理施設だけでなく、ものづくりをしている会社でも日々、pHや硬度、BOD 、COD等様々な指標で水が分析されている重要な技術です。水質分析を体験して、社会に結び付いた化学の知識と測定技術を身につけましょう。
8月2日(金)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:奥田靖浩
岡山の伝統産業として有名な『国産デニム』の製造に欠かせない青色色素であるインディゴを化学合成し、得られた色素を用いた染色体験によりオリジナルハンカチを作ってみよう。インディゴの染色では空気に触れることで徐々に青色が濃くなっていく様子が観察でき、これがどんな反応に基づいているかを学ぶ経験を通して、繊維の染色メカニズムを深く学びます。
7月29日(月)🕐13:00~15:00 定員 7名
担当教員:平山文則
(説明)
👉参加申込み
7月30日(火)🕙10:00~12:00 定員 6名
担当教員:小畑秀明
以前は病院や保健室の中でしか測定できなかった血圧や動脈血酸素飽和度(SpO2)などの測定が、体温のように家庭でも簡単に測ることができるようになってきました。なぜ簡単に測定できるようになってきたのか、その測定原理と変遷について、実際の医療機器を体験してもらいながら学びます。
7月30日(火)🕐13:00~15:00 定員 5名
担当教員:松宮潔
内視鏡を使ってお腹(模型)の内部を観察しながら手術器具を操作する体験し、この体験を活かして、新たな器具を設計してみましょう。
設計は「手術で使う」「お腹のなかで使う」といった条件を考えながらになります。