日本イメージ心理学会第23回大会は下記の日程,内容で岩手大学キャンパスにおいて開催させていただくことになりました。3年ぶりの対面による通常形式の学会開催となります。岩手盛岡,岩手大学での開催は,2008年,2016年についで3回目の開催となります。
招待講演は,共感覚研究で知られる浅野倫子先生のお願いいたしました。共感覚はイメージ現象としても注目される興味深い現象です。昨今,世界的に研究がすすんでおりますが,日本の浅野先生たちのグループの研究は世界をリードする研究になっています。
シンポジウムでは,長らく心的イメージ関係の研究者の中心的な関心になっている「イメージの統御性と非統御性」の問題をそれぞれ異なる側面,視点から検討していきたいと思います。心的イメージの日常生活での活用,アートやサイエンスの創造活動への応用,心理臨床への適応をすすめるうえでも,この問題がひとつの鍵となっており,課題になっていると思われます。
久方ぶりの対面・リアル学会となります。イメージ心理学の新たな研究展開の様子を皆様とリアルな時空間を共有しつつ楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
第23回大会準備委員会委員長 松岡和生
主催校:岩手大学 大会長 松岡和生 大会事務局長 川原正広
開催日時:2022年11月26日(土)・27日(日)
開催場所:岩手大学(上田キャンパス・北桐ホール)
発表申込みは9月1日受付開始(締切りました)。発表論文(抄録)原稿11月6日(日)23:00に延長(締切りました)。
演題:共感覚とイメージ ー共感覚研究の最前線
東京大学大学院人文社会系研究科 准教授 浅野倫子先生
テーマ:心的イメージ体験における統御性と非統御性
【話題提供者】
・川原正広 (岩手大学) イメージの視点研究から見た統御性と非統御性
・高橋純一 (福島大学) アファンタジア研究におけるイメージ統御性の側面
・森本琢 (北海道大学) イメージ能力における統御性
・松田英子 (東洋大学) 夢見と悪夢における統御と非統御
【指定討論者】 本山宏希 (茨城大学)
[2022.11.15] 大会論文集、招待講演概要、シンポジウム概要を公開しました。
[2022.10.29] 個別発表原稿締切を11月6日(日)23時に延長します。
大会予約参加は10月31日まで、当日参加も可能です。
[2022.10.15] 個別発表を締め切りました。大会参加は受付中です。
[2022.10.2] 個別発表申込締切を10月14日(金)まで延長します。
[2022.9.6] 1号通信をお送りしました。(メーリングリスト配信)
[2022.9.1] 参加および研究発表のお申込みの受付を開始しました。
[2022.8.27] サイトを公開しました。