シンポジウム(1)【学会主催】
《テーマ》
教科教育学研究における理論と実践の往還
-研究の成果はどのように生成され,どこに向けて応用されるか-
日 時:2021年9月25日(土) 14:20~16:50
方 法:ZOOMウェビナー開催
※参加URL、パスワード等は9月18日にメールで送付いたしました。
《趣旨》
本年3月14日(日),「教科教育学コンソーシアム」設立を記念したシンポジウムが開催された。同シンポジウムでは,これからの「教科」概念の更新とともに,これまでにも各科教育研究では度々話題になってきた,「理論と実践の往還」が改めて問われた。これは,どこかにある理論と実践との対比を包含しつつも,教科教育学研究者と実践者という人対人の交流の問題とも言い換えることもできよう。さらには「教科」ならびに「教科教育学」の概念だてによっては,両者の境は実は曖昧であって,個々人や集団,組織の役割の問題であるかもしれない。シンポジウムでは,教科教育学研究における成果の創出の仕組み,すなわち「教科教育学の当事者はどのように・どのような研究成果を生み出し,発信し,応用・活用し,洗練させていくのか」を究明し,あわせて「理論と実践の往還」の意味を批判的に問うてみたい。
《登壇者》
コーディネーター
影山 和也(広島大学)
発表者
南浦 涼介(東京学芸大学)
上ヶ谷 友佑(広島大学附属福山中・高等学校)
指定討論者
渡辺 貴裕(東京学芸大学)
《発表要旨》
影山 和也(広島大学)
南浦 涼介(東京学芸大学)
教科教育学における「往還」を保障する研究の接近法とシステムの複線化:目的論と状況論の補完関係を生み出すために
上ヶ谷 友佑(広島大学附属福山中・高等学校)
理論と実践の往還は,果たして上手く機能するのか?:理論と実践の「往還」モデルから「個別発展」モデルへ
渡辺 貴裕(東京学芸大学)