研究インテグリティの確保を巡っては、政府の統合イノベーション戦略推進会議において、研究の国際化やオープン化に伴う新たなリスクに対し、研究の健全性・公正性(研究インテグリティ)の自律的な確保を支援するため、「研究活動の国際化、オープン化に伴う新たなリスクに対する研究インテグリティの確保に係る対応方針について」が決定しています。
本学では、研究者を研究活動における潜在的なリスクから守り、研究活動の透明性を確保し、研究者自ら説明責任を果たせるよう支援をすることを目的として、「東洋大学における研究インテグリティの確保に関する規程」を2024年6月24日付で制定しました。
本学が2025年2月21日に制定した研究データポリシーです。このポリシーは、政府の科学技術・イノベーション基本計画および公的資金による研究データの管理・利活用に関する基本的な考え方、さらには日本学術振興会の要請を踏まえ、研究インテグリティの確保と研究データの適切な管理・利活用を目的としています。ポリシーでは、研究データの定義、研究者による管理の原則、研究者の責務、大学の責務、およびポリシーの見直しについて定められています。これにより、東洋大学における研究データの取り扱いに関する指針が明確化されました。
研究倫理について
東洋大学の研究者は、学術研究が社会からの信頼と負託の上に成り立っていることを自覚し、各自の自覚に基づいた高い倫理的規範のもとに良心と信念に従って、誠実に行動しなければなりません。研究者としての倫理に関する基本的考え方を基に、研究活動を実践することが求められています。「学校法人東洋大学行動規範」に基づき、学術研究の信頼性と公正性を確保することを目的とし、すべての研究者が遵守すべき事項を「研究倫理規程」として定めています。
本学では、一般財団法人公正研究推進協会(APRIN)が提供する研究倫理についてのe-learning教材の受講を研究者の義務としています。
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