物質医工学研究室

Materials-based Medical Engineering

物質医工学研究室(T木村研究室) 

About MBME lab (T-Kimura Lab)

医療では、ディスポーザブルのチューブ、注射器などの身体の外で使用するものから、人工骨、人工関節、人工血管など身体の内部に直接作用するものまでさまざまな医療器具が用いられています。このような医療器具の材料を生体材料(バイオマテリアル)と言います。金属、セラミックス、高分子を素材としたさまざまな種類のバイオマテリアルが開発され、医療器具に用いられています。物質医工学研究室では、医療で用いる物質・材料の研究・開発を通じて医療および社会に貢献することを目的にしています。

In medicine, various medical devices are used, ranging from those used outside the body, such as disposable tubes and syringes, to those that act directly inside the body, such as artificial bones, artificial joints, and artificial blood vessels. The materials used in such medical devices are called biomaterials. Various types of biomaterials made of metals, ceramics, and polymers have been developed and are used in medical devices. The objective of the Materials and Biomedical Engineering Laboratory is to contribute to medicine and society through the research and development of materials used in medicine.

ニュース/News

 皆様へ

2024年4月に物質医工学研究室をスタートしました。

これから皆さんと一緒に研究を楽しめるよう頑張ります!

私は、大学は社会に出るためのトレーニングの場と考えています。講義、実習、研究活動、課外活動などの大学生活を通じて、知識、科学的・論理的思考、協調性などの社会で必要な事項を学び、練習する場が大学です。さまざまなチャレンジをし、経験する機会に溢れています。そのなかで、研究活動は、社会の入口を目の前にして、社会をより意識した活動に取り組みます。当研究室では、医療を社会との接点とし、材料を基盤とした医工学に関連する研究活動を「基礎科学の探求」「医療への貢献」をキーワードとして取り組みます。様々な実験を行い、試行錯誤しながら研究を進め、学会、共同研究などを通じて社会と少しずつ接点を持ち、社会に出ていくために最後の準備をします。当研究室の活動理念のもと、研究の難しさや楽しさを味わいながら共に研究課題に挑戦しましょう。

学生さんの研究室訪問を歓迎します!

研究室訪問を希望される方は、kimura007☆toyo.jp(☆を@に変更して下さい)にご連絡下さい。

主な研究テーマ

Research projects

木村剛     教授,博士(工学)

Tsuyoshi Kimura, Professor, Ph.D


2003年  京都工芸繊維大学大学院 修了2003年  国立循環器病センター研究所 博士研究員2004年 スミス&ネフュー株式会社(英国)基礎研究所 博士研究員(兼任)2004年  東京医科歯科大学生体材料工学研究所 助手2007年  同上 助教2008年 スタンフォード大学 博士研究員(兼任)2013年  東京医科歯科大学生体材料工学研究所 准教授2024年 現職 

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