(実施)秋期 特1 東洋大学発祥之地 麟祥院と井上円了を知る ~坐禅を通して自己発見・自分磨きをしよう~

【講座目標】

東洋大学は今年、創立135周年を迎えることとなりました。創立記念日である9月16日に東洋大学発祥の地である「麟祥院」と連携し、特別企画講座を実施いたします。

すべての日本人へ哲学教育を伝えることに情熱を注ぎ続けた創立者井上円了の生涯や麟祥院とのつながりにかかわる講話とともに、頭の中を無にして心身ともにリフレッシュできる坐禅の体験をしていただきます(初心者歓迎)。 

【講座趣旨】

井上円了先生は、1887(明治20)年、「私立哲学館」を設立しました。その開校式は、9月16日、麟祥院において行われ、その後の哲学館の授業はこの麟祥院の一室を借りて行われたのでした。以来、哲学館は哲学館大学となり、さらに東洋大学になったのです。いったい円了先生は、なぜ哲学を基盤とした教育活動を始めたのでしょうか。そこには、一握りのエリートではなく、多くの民衆の知性の向上を通して、健全な国の発展に寄与したいという熱い思いがありました。創立135周年の創立記念日に、円了先生の「哲学館開設の旨趣」等の文章等をあらためて読み返し、当時の円了先生の志のありかと現代の高等教育にも色あせないその理念とを再確認したいと思います。 

【受講者からの感想】

・今回も竹村先生のお話を拝聴させていただき、東洋大学関係者として身の引き締まる思いをいたしました。今後も円了哲学の伝道者の一員として精進をしたいと思います。

・前学長の先生の講義も受けることができ、自分自身が通っている大学のことをより一層知ることができました。ありがとうございました。

・創立記念日に麟祥院でお話を聞けたのは感慨深いものがあった。