(実施)秋期 A9 楽しい食育のコツ ~味わう力を育み、豊かな感性の芽を伸ばす~

【講座目標】

食べものを味わう時に使っている感覚に意識を向けることを通して、豊かな人間性の育成につながる「味わう力」を伸ばすことについての理解を深めます。 

【講座趣旨】

日々食べものを口にする時、見た目・香り・食感・味などについてどのくらい意識を向けているでしょうか。

食べることはあらゆる感覚が同時に働いている瞬間でもあります。何気なく行っている食べるという行動も、意識の向け方を変えることでこれまで気が付かなかった新たな味わいに出会うことができ、同時に自分自身が持つ感性や個性に気づくことにも繋がります。

自分のために、子どもたちのために、食べものと視覚・嗅覚・味覚の関連性についての知識を深めながら、食べることを通して豊かな感性を育むための考え方や食べものとの向き合い方について共有しましょう。このことが、今以上に自由で楽しい食事の演出や豊かな時間につながればと思います。 

【受講者からの感想】

・感じた味を言葉で表現する難しさを知った。他の人が感じた事を評価とか決めつけてしまうなど普段やってしまっている事に気付かされた。大変参考になった。

・「おいしいね」に同調しなければならない空気に、息苦しさを覚えていました。感想の「共感」ではなく「共有」をという先生のお話で心が軽くなりました。 

【講座の様子】