(実施)春期 A4 世界遺産を考える

【講座目標】

国内や海外の具体的な事例を通して世界遺産制度の仕組みと現状を学び、文化遺産を「生みだすこと」そして「保存すること」の意味を考えます。 

【講座趣旨】

「富岡製糸場」や「縄文遺跡群」などが新しい世界遺産に登録されるたび、私たちはそのことを何か晴れがましいこととして、あるいは大きな経済効果を生み出すきっかけとして好意的に受け止めます。けれども世界遺産とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。

この講座では、(1)世界遺産制度とは何のためにあるのか、(2)世界遺産から何を知ることができるのか、(3)世界遺産と私たちはどのように関わっていくことができるのか、の三点から、世界遺産についてあらためて考えてみたいと思います。国内外の世界遺産、とくに世界文化遺産に関する多数の図版や動画などを資料として用いながら、分かりやすく解説します。 

【講座期間】

第1回 7 月16日() 世界遺産制度の仕組み 

第2回 7 月23日() 世界遺産のこれまでとこれから