(実施)春期 C1 引き揚げから東京2020へ~京都府舞鶴市とウズベキスタンの「希望」のかけはし~

【講座目標】

2021年夏開催の東京オリンピック・パラリンピックに関連して、ウズベキスタンとそのホストタウンを勤める京都府舞鶴市の歴史的つながりについて認識します。 

【講座趣旨】

 2021年夏開催の東京オリンピック・パラリンピックについて、京都府舞鶴市は、ウズベキスタンのホストタウンを務めることとなっています。それは、第二次世界大戦後、シベリア抑留で、旧ソ連・タシケント(現ウズベキスタン)の収容所に日本人が抑留され、オペラハウス「ナヴォイ劇場」や水力発電所を建設。勤勉な仕事ぶりが親日感情を呼び、シベリア抑留からの引揚げの町・舞鶴との交流が始まったことによるものです。

本講座では、シベリア抑留と引揚げの歴史について、舞鶴市の視点から概観するほか、そうした歴史状況を乗り越えて進めている舞鶴市とウズベキスタンとの国際交流の有様や、引揚げの歴史をふまえて展開している地域おこしの実際について、読み解くこととします。 

【受講者からの感想】

・山下館長のお話はたくさんの資料とともにわかりやすくご説明頂き、質問にも丁寧にお答えいただけてありがたかったです。

・なぜウズベキスタンかが理解できた。また、引揚者に対する、舞鶴市の暖かい思いやりがあったことが理解できた。

・新たな発見と歴史からの学び直しが必要だと改めて感じました。 

【講座の様子】