(実施)春期 A10 アートと社会ー教養が身につく美術鑑賞入門
【講座目標】
社会におけるアートの役割について、その歴史とともに美術館現場のマネージメント、プロモーション、地域活性など、現在アートがおかれている実情を学び、多角的な知識を深めます。
【講座趣旨】
アートをもっと身近に、アートがもっと楽しくなる、美術鑑賞を学ぶ講座です。「芸術」(アート)は、その時代やその地域の宗教・政治・思想・経済的背景が形になって現れたものです。
本講義では、芸術と社会の様々な関係について基礎知識を学びます。まず歴史的にアートがいかにそれぞれの時代性・地域性を反映して出来上がっているかを考察します。
そして「近代」以降のアートの在り方、現代社会が抱える諸問題にアートがどのように活用されているかを実際の美術館現場や地域の取組みを通し学びます。
アートを知ることはグローバル社会のコミュニケーションにとっても大切なことです。アートを「見る目」を養い、日常を豊かにしましょう。
【講座期間】
第1回 6 月 5 日(土) 西洋美術史に見るアートと社会
第2回 6 月19日(土) 近現代の美術事情
第3回 7 月 3 日(土) アート力を鍛える
【受講者からの感想】
・毎回大変面白く受講することができました。絵画の歴史的背景等がわかると、より楽しめるので今後は今までとは違った見方が出来ると思います。発注主の違いで絵画サイズが変わるのは成程と思いました。
・西洋美術史の変遷が古代から近現代までわかりやすく理解できました。また、同時にアートは社会と文化、その背景にいる人間が作り・見るものだというリテラシー意識も感じました。
・今まで、上辺だけで知っていたことの意味がよく分かりました。改めて、芸術の深さなどを再認識しました。今後も感性を磨くために、芸術に触れたいと思います。