(実施)秋期 A7 大乗仏教はどのように起こったのか -その成立と展開-
【講座目標】
大乗仏教の成り立ちとその教団の実際を理解し、仏教の基礎知識を確立すること
【講座趣旨】
大乗仏教とはどのようなものであるのか。いつ、どこで、どのように起こったのだろうか、実はこのような問題についての決定的な学説は、いまだ確立していません。本講座では、この問題を正面からとらえ、新たに発見された資料とその分析を交えながら、 講師が構想している大乗仏教の実像について、紹介しようと思います。あらたな仏教の世界が広がるはずです。 講義はおおよそ次のような予定を考えています。
第一回目は、大乗仏教以前の仏教教団をインドの社会背景から探ります。
第二回目は、大乗仏教とはどのような宗教運動であったのか、その実像を経典や碑文などを通して考えます。
第三回目は、大乗仏教経典はだれが、どこで、どのように編纂されたのか、そしてそれはどのように継承されていったのかを明らかにします。
【講座期間】
第1回 1 月 9 日(土) インド仏教の教団 ̶ 僧院の生活とは ー
第2回 1 月23日(土) 大乗仏教のスケッチ ̶ 燃灯仏の授記と誓願ー
第3回 1 月30日(土) 大乗経典の構造 ̶ 第二の転法輪が説かれた意図とはー
【受講者からの感想】
・"資料も大変素晴らしいものを作成して頂き、感謝しております。短い時間の中で大変要領よく説明していただいたと思っております。"
・盛りだくさんな内容を分かりやすく説明していただき、ありがとうございました。
・"今回初めてのWebでの講座で、不慣れながらも受講できて良かったです。
難しいところ(私の理解度の問題かと思います)もありましたが、大乗仏教の成立と展開について知ることができ、意義深い時間を過ごすことができました。
今回の学びが更に深まるような講座があればまた受講したいです。