2024.01.30|TUE

【社会学研究科 短期海外招聘制度】 Emanuele Castano氏を招聘しました。

社会学研究科では、短期海外招聘制度を利用し2024年1月11日(木)~26日(金)の期間に、イタリアよりトレント大学准教授のEmanuele Castano氏をお招きしました。

Castano氏は社会心理学を専門としており、特に、芸術作品に接することが心理過程に与える影響について精力的に研究されています。

招聘期間中の1月19日(金)、社会心理学専攻の大学院生を対象とした授業「社会心理学総合研究B」において、"On the Effects of Fiction on Social Cognition : Evidence from Human Experimentation, Natural Language Processing, and Artificial Intelligence" というタイトルの講演が行われました。専攻の大学院生20名が熱心に講演を聴き、積極的に質疑応答に参加することを通じて、最先端の社会的認知研究の成果について深く学ぶ機会となりました。

さらに1月23日(火)には、社会学研究科を対象に講演会を開催し、Castano氏は"Laypeople conceptualizations of democracy: Evidence from Italy, South Korea, and the United States"というタイトルの講演が行われました。なお、本件は2023年度教育力強化予算による「日韓伊共同シンポジウム(Japan-Korea-Italy Joint Symposium)」の一環として行われており、これらの研究交流を通じて、グローバルな視点から人間心理について研究することへの関心を高めることができました。

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