MX-ESではユーザー毎にユーザーアカウントを作成し、測定データは全てそのユーザーアカウントのディレクトリ下に保存されます。このディレクトリはそのユーザーアカウントおよび管理者アカウントからのみ読み書きが可能です。
MX-ESで取得した測定データは測定完了後ただちに東北大学サイバーサイエンスセンターのスーパーコンピュータ AOBAのストレージに転送されます。自動測定によって得られた回折データセットが転送されると、AOBA上でKAMOによる自動処理が行われます。また、全試料の測定完了後にマージ処理、レポート作成、一括ダウンロードのためのアーカイビングが行われます。
AOBAストレージ上のデータはWEBストレージサービス(Nextcloud)によってインターネットから取得することが可能です。
測定データへのアクセスは用途に応じて2通りの方法があります。
Webブラウザを用いた測定のモニターおよび個別ファイルのダウンロード
WebDAVクライアントを用いた測定データの一括ダウンロード
ビームタイム開始前に利用者には測定のモニターおよび個別ファイルダウンロード用のURLとパスワードがメールにて案内されます。
案内されたURLをWebブラウザで開くことで測定ディレクトリの内容を見ることが可能です。ディレクトリはほぼリアルタイムで更新されるため、その内容から測定の進行を確認することが可能です。さらにファイルを選択し、ダウンロードすることも可能です。
!!!注意!!!
Webブラウザ上で、複数のファイルやディレクトリをまとめてダウンロードしないでください。正常にダウンロードが出来ないことが多く、またシステムにも過度の負荷がかかります。
一括ダウンロードのためにアーカイブされたデータはWebDAVクライアントを用いてダウンロードすることが可能です。
ビームタイム終了後に利用者にはユーザーIDとパスワードがメールにて案内されますので、それを用いてダウンロードを行ってください。
WebDAVクライアントとしてはCyberduckやrcloneなどがあります。
Cyberduckは公式ホームページよりダウンロード可能です。
Cyberduckを起動する。
Cyberduckの設定で、セグメント化したデータのダウンロードオプションを無効にする。
Macの場合
3. 新規接続をクリックする。
4. 表示されたダイアログで以下の入力を行い、接続ボタンをクリックする。
ドロップダウンメニュー: WebDAV (HTTPS)を選択
サーバー: ui.cc.tohoku.ac.jp
ポート: 443
パス: /public.php/webdav/
4. メールで案内されたユーザー名とパスワードを入力し、Loginボタンをクリックする。
5. ファイルリストが表示されるので、ダウンロードしたいファイルやディレクトリを選択して(全選択でも良い。)、アクションメニューから「ダウンロード」もしくは「指定場所にダウンロード」をクリックする。
6. 転送ダイアログが表示され、ダウンロードの進行が表示されるので、ダウンロードが完了するまで待つ。
作成中
測定データは実験ステーションのローカルストレージに保存されたあと、AOBA-Sのストレージにアップロードされます。
ローカルストレージに保存されたデータは2台の外付けHDDにバックアップし、長期的に保存します。ただし、データの保管を保証するものではありません。
AOBA-Sのストレージにアップロードされたデータ(AOBA-Sで処理された結果を含む)は6ヶ月間は保存し、その後消去します。AOBA-Sのデータについてはバックアップを取りません。