第8回シンポジウム
『諫早湾締め切りが有明海環境悪化に
及ぼす影響についての検討』
『諫早湾締め切りが有明海環境悪化に
及ぼす影響についての検討』
第8回ジョイントシンポジウム
「諫早湾締め切りが有明海環境悪化に及ぼす影響についての検討」
主催 沿岸環境関連学会連絡協議会
日本海洋学会環境問題委員会・土木学会海岸工学委員会・日本水産工学会環境保全委員会・日本水産工学 会物質循環研究会
日時 2002年12月7日(土)13:00~17:30
場所 長崎大学水産学部大講義室(長崎市文教区1-14)
長崎駅前から電車で「赤迫」行きに乗車,「長崎大学前」下車,徒歩数分
空港からのバスの場合,昭和町経由(そうでないバスもある)バスに乗り,昭和町下車,バス進行方向 右手に大学裏門あり,徒歩10~15分
参加費 1,000円(要旨集代を含む)
問い合わせ 中央水産研究所:佐々木克之 (E-mail: katusa@fra.affrc.go.jp)
開催趣旨
ノリ大不作を契機として有明海の環境問題がクローズアップされて、水産庁に有明海ノリ不作等対策関係調査検討委員会(いわゆる第三者委員会)が作られ、環境悪化の要因解明を中心に9回開催された。委員会には水産庁主導の行政特別研究と国土交通省・環境省などが中心となった国調費と呼ばれる二つの研究成果が報告され、また大学や自然保護団体なども別途精力的に調査を進めた。約2年間の調査や解析で何がわかり、何が今後の問題として残ったのか、さらには現時点での有明海環境改善の展望は何かなどが課題として考えられるが、今回はとくに残された課題のひとつとして、諫早湾締切が諫早湾や有明海の環境悪化とどう関連しているのかを中心として論議したい。締切によって水理条件はどう変化したのか、締切堤防からの汚濁負荷はどう変化したのか、失われた干潟の浄化力はどのように影響するのか、堤防の開門を行った場合どのような環境回復が想定されるのか、など課題は多い。短い時間であるが、この問題を集中的に論議して、諫早湾締切と有明海環境悪化の関連を整理したいので、積極的な論議を期待したい。まず、現在までの研究成果を整理した後、締切堤防が諫早湾や有明海に及ぼすと考えられる影響について話題提供していただき、最後に総合討論で今後の方向をさぐりたい。
プログラム
13:00-13:05・開会挨拶…佐々木克之(海洋学会環境問題委)
趣旨説明
13:05-13:30・今までの研究成果の整理と趣旨説明…佐々木克之(海洋学会環境問題委)
締めきり堤防の諫早湾への影響(話題提供25分、質疑5分)
13:30-14:00・諫早湾および有明海の流れと密度場への影響・・・経塚雄策(九州大学)
14:00-14:30・干拓地からの負荷と貧酸素水塊形成・・・程木義邦(自然保護協会)
14:30-15:00・諫早湾および有明海底生動物の変化・・・東幹夫(長崎大)
休憩(15:00-15:10)
有明海への影響(話題提供25分、質疑5分)
15:10-15:40・有明海における赤潮の発生規模の大型化とそのメカニズム・・・ 堤裕昭(熊本県立大)
15:40-16:10・有明海において海水交換ポンプの役割を果たす諫早湾・・・小松利光(九州大学工学研究院)
これからの有明海(話題提供20分、質疑5分)
16:10-16:35・有明海におけるこれからの調査研究課題・・・中田英昭(長崎大)
総合討論(16:35-17:25)閉会挨拶(17:25)・・・中田英昭(長崎大)