教授 山口 篤 (やまぐち あつし) atsushi.yamaguchi.d6*tohoku.ac.jp (*を@に換えてください)
出身地 宮城県仙台市泉区
趣味 温泉巡り、釣り
研究テーマ
5. Continuous Plankton Recorder (CPR) を用いた動植物プランクトンの時空間分布
一言:
「生物海洋学」とは英語で「Biological Oceanography」です。海洋における生物を介した物質循環を明らかにすることが究極の目的です。海洋は地球の表面積の71%を占めます。私たち人間は陸上に生活しているため、「地球」といえば陸上をイメージしますが、陸上の占める部分は地球の表面積の29%にしか過ぎません。また海洋の中で、沿岸域(水深200 mより浅い海域を指します)の占める割合は8%で、残りの92%は水深200 mより深い外洋域が占めています。この外洋域での生物生産は、浮遊生活を送るプランクトンによって支えられています。プランクトンは、植物プランクトンが無機物から有機物を作り出す一次生産者の役割を担い、動物プランクトンは植物プランクトンを食べて、魚類など高次生物の餌生物となる、海洋生態系における重要性と、排泄した糞粒が沈降することによる、炭素を深海に輸送する駆動源としての、2つの大きな役割があります。深海(水深200 m以深)は、地球上で最も広大な生物圏で、かつ最も大きな炭素リザーバーとして機能しています。この海洋表層から深海に物質を輸送させる際に、動・植物プランクトンは大きな役割を果たしており、このプランクトンの果たす機能は、生物ポンプ「Biological Pump」と呼称されています。大きな地球の物質循環を制御している小さなプランクトン、その大きさのギャップを意識しながら、冒頭に書いた究極の目的(海洋において生物を介した物質循環を明らかにすること)に迫るのが、生物海洋学の醍醐味です。プランクトンには様々な分類群が出現し、その役割も種や分類群により異なりますので、いろいろな方向性から、研究を行うことが出来て、研究テーマは無尽蔵です。
准教授 西谷 豪 (にしたに ごう) goh.nishitani.e5*tohoku.ac.jp(*を@に換えてください)
出身地 愛知県津島市
趣味 バドミントン、卓球
研究テーマ
1. 寄生性渦鞭毛藻を利用した赤潮・貝毒発生防除への新たな可能性
2. 宮城県東松島市における微細藻類バイオマス研究
3. 三陸沿岸域に生息する二枚貝幼生の分類と生態調査
4. 宮城県石巻湾における麻痺性貝毒原因生物のモニタリング
5. アジア圏における赤潮原因プランクトン夜光虫の流動ダイナミクス
一言:
水中には肉眼では見えない多種多様なプランクトンが生活しており、他生物との競合、捕食、寄生など様々な相互関係の上で生態系が成立しています。プランクトンのなかには有害または有毒なプランクトン種が生息しており、これらの現場生態を明らかにしたり増殖生理を解明することにより水産養殖産業への被害を軽減することを目指しています。現在は特に、有害有毒プランクトンを殺滅する寄生生物の研究に最も注力しています。日本全国で赤潮や貝毒による水産被害が多発しています。私たちの研究室では、その原因となっている有害有毒プランクトンの天敵(寄生生物)を2019年に発見しました。近い将来、この寄生生物を「天敵製剤」として全国の海域に導入し、安定した水産業に貢献することを目標にしています。海洋プランクトンの寄生関係を研究している研究室は非常に少なく、毎年新しい発見が続いています。
学生
大学院生(修士課程)
落合 慶亮 プランクトン(寄生生物)
川村 迅 プランクトン(寄生生物)
堀江 優太 ベントス(多毛類)、女川湾
岡田 優花 プランクトン(麻痺性貝毒原因生物)
上野 春馬 プランクトン(寄生生物)
坂田 勇介 プランクトン(寄生生物)
学部生
菅野 由剛
鎌田 愛
佐藤 柊生
林 青李
2025年
2024年
2023年
2022年
2021年
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2019年
2018年
2017年 新青葉山キャンパス
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2015年
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2013年
2012年
2011年 雨宮キャンパス