これまでの取り組み

この動画では、高森町と熊本朝日放送（KAB）が連携して取り組んでいる、学校教育における情報活用教育の取り組みを紹介しています。連携協定に基づき、高森町の中央小学校と東学園義務教育学校で様々な学習プログラムが実施されました。特に、KABの協力を得て行われた高森ふるさと学では、オンラインとリアルの両方を活用したテレビ局の仕事解説やアナウンサー講座などを実施。生徒たちは、いつでも質問できるウェブシートやオンライン相談室といったICT環境を活用しながら、主体的に学びを深めました。この取り組みを通して、生徒たちは「感情を込めて伝えること」や「自らの企画を工夫すること」の重要性を学びました。また、初めての経験を通して「何事にもチャレンジしていく大切さ」を実感しています。動画は、この教育連携がまだ始まったばかりであることを強調し、今後も高森町が目指す「自立した学習者の育成」に向けた取り組みが続いていくことを示しています。

「Google for Education」が公開した動画は、熊本県高森町におけるICTを活用した先進的な教育実践を紹介しています。高森町では、GIGAスクール構想に基づき小中学校で一人一台端末（Chromebook）を導入し、学校、教育委員会、そして行政が連携して教育改革を推進しています。特に、クラウドサービスを活用した協働的な家庭学習と、それによって深められる授業内容が強調されており、子どもたちはオンラインで共同編集したり、リアルタイムで教師と進捗を共有したりすることで、主体的な学びを実現しています。この取り組みは、町長や教育長の強いリーダーシップと「人づくり」という明確なビジョン、そして関係者間の密な連携によって支えられています。

熊本県高森町に位置する高森中央小学校では、平成24年からICT教育を導入し、平成30年には生徒全員にタブレットを配付する体制を整えました。この取り組みは、外部機関との連携、プログラミング学習、リモート授業、遠隔での英会話学習など多岐にわたります。特に、国語の授業でリモートにて新聞社と交流したり、グループ学習で資料動画から情報収集し発表したりと、児童が主体的に学ぶ機会を創出しています。また、コロナ禍での休校期間中も、ICT活用により学習の遅れが生じなかったことや、世界中の講師とオンラインで交流し、異文化理解とコミュニケーション能力を育むなど、その効果が多方面で実証されています。

この動画では、熊本県高森町教育委員会が、GIGAスクール構想に基づき、いかにICT教育を推進しているかについて説明しています。高森町は、新型コロナウイルスによる全国一斉休校を機に、生徒一人一台の情報端末と家庭のインターネット環境の整備を加速させ、オンライン授業や学習支援を実施しました。特に、オンラインでの健康確認や学習指導、低学年向けのケーブルテレビを活用した授業配信など、多様な形式で遠隔教育の実践に取り組んでいます。これらの取り組みは、ペーパーレス化や業務効率化にも繋がり、今後はオンライン英会話やタブレット図書館といった、個別最適化された創造性を育む教育環境を目指しています。