一つだけ当てはまるお子さんもいれば、いくつかが重なっているお子さんもいます。
まず必要なのは、教材を増やすことでも、勉強時間を急に増やすことでもありません。
今のお子さんが、どこで、なぜ止まっているのかを確認することです。
同じ点数のお子さんでも、困っている理由は同じではありません。
計算そのものはできても、文章題になると何を求めればよいのか分からない。
国語だけでなく、算数・数学、理科、社会でも、問題文の読み方が原因で止まっていることがあります。
この場合、問題数を増やすだけでは改善しません。
大切なのは、主語や条件、聞かれていることを整理し、文章をどのように見ればよいのかを具体的に示すことです。
中学生の数学で困っていても、原因が小学校の分数や割合にあることがあります。
高校生の英語で困っていても、中学校で学んだ文の組み立てが曖昧なままになっている場合があります。
ただし、最初からすべてやり直す必要はありません。
今の学習に必要な場所まで戻り、つながりを作り直します。
授業中や塾では分かったように見える。
ところが、家で同じ問題を解こうとすると手が止まる。
これは珍しいことではありません。
説明を聞いて理解することと、自分で考えて再現することは別です。
Thinking Studyでは、説明した後に類題を解いてもらったり、考え方を言葉で説明してもらったりしながら、一人でも使える理解になっているかを確認します。
「勉強しなさい」と言われても、本人は何から始めればよいのか分かっていないことがあります。
教材が多すぎる。
宿題の量が見えない。
難しい問題から始めてしまう。
途中で分からなくなったときの対処方法がない。
このような場合は、本人の意志の弱さではなく、勉強の仕組みが整っていないことが原因かもしれません。
何度やっても間違える。
テストのたびに注意される。
周りの子と比べられる。
こうした経験が重なると、問題を見る前から「どうせできない」と感じるようになります。
この状態で勉強量だけを増やしても、本人の負担が大きくなることがあります。
少し考えれば届く問題から始め、自分でできた感覚を積み直すことが必要です。
私は、正解か不正解かだけを見て指導することはありません。
問題文をどこから読んでいるのか。
図や表を見ているのか。
途中式をどのように書いているのか。
分からなくなったとき、何をしているのか。
答え合わせの後、どこまで考え直しているのか。
お子さんが問題に取り組む様子を見ると、テストの点数だけでは分からないことが見えてきます。
例えば、計算ミスに見えても、数字を写す段階で混乱していることがあります。
読解力の問題に見えても、設問の指示が理解できていないことがあります。
やる気の問題に見えても、最初の一問が難しすぎるだけかもしれません。
まずは、止まっている場所をできるだけ具体的に見つけます。
小学生の時期は、学年が上がるにつれて学習内容が急に複雑になります。
特に、次のようなところでつまずきやすくなります。
文章を読むことを避ける
設問で何を聞かれているのか分からない
指示語が何を指しているのか分からない
理由を文章で書けない
漢字の読み書きが定着しない
作文で何を書けばよいのか分からない
国語は、たくさん読ませるだけで伸びるとは限りません。
文章のどこを見るのか、問いと本文をどう結びつけるのかを、一つずつ具体的に確認します。
繰り上がり、繰り下がりで混乱する
九九は言えるが、使い方が分からない
分数や小数の意味が曖昧
割合や速さになると分からなくなる
文章題で式を作れない
図形を頭の中で動かすことが苦手
計算方法だけを覚えるのではなく、数や式が何を表しているのかを確認します。
必要であれば、図、線分図、具体物、簡単な数字を使いながら理解を作ります。
中学生になると、授業の進度が速くなり、定期テスト、提出物、内申点も意識するようになります。
分からない単元があっても授業は先へ進むため、少しのつまずきが複数の教科に広がることがあります。
正負の数、文字式、方程式、比例・反比例、関数、図形、確率などは、それぞれがつながっています。
公式を覚えるだけでなく、なぜその式になるのか、どの条件を使うのかを整理します。
英単語を覚えるだけでは、英文を読んだり書いたりできるようにはなりません。
主語と動詞、語順、時制など、英文の基本構造を確認します。
教科書本文、学校ワーク、定期テスト対策にも対応します。
国語が苦手なお子さんは、理科や社会の問題文でも困っていることがあります。
重要語句の暗記だけでなく、資料、グラフ、地図、実験の流れを読み取り、知識同士をつなげていきます。
高校では、中学校まで何となく進めてきた部分が一気に表面化することがあります。
高校数学が分からない。
英文が長くなると読めない。
物理や化学の式を覚えても使えない。
赤点や追試が増えてきた。
課題の提出期限が近づかないと動けない。
このような場合も、単に勉強時間を増やせばよいとは限りません。
中学校内容まで戻る必要があるのか、今の単元の理解を整理すればよいのか、提出物や生活リズムから整える必要があるのかを判断します。
卒業、定期テスト、大学受験、推薦入試など、現在の状況と目標に合わせて優先順位を決めます。
管理し続けるのではなく、自分で動ける形を目指します
最初は、教材を開くところから一緒に始めることがあります。
何をするかをこちらで決めることもあります。
宿題の量を細かく調整することもあります。
しかし、ずっと誰かに指示されなければ動けない状態を作ることが、家庭教師の目的ではありません。
少しずつ、
自分で問題を選ぶ
分からない場所を見つける
質問を作る
答え合わせをする
間違いを直す
次に何をするか決める
という役割を本人に返していきます。
目指すのは、家庭教師が横にいる時間だけ勉強することではありません。
家庭教師がいない日にも、本人なりの方法で学習を続けられる状態です。
質問が苦手なお子さんもいます。
話すことに不安がある。
間違えるところを見られたくない。
何が分からないのか、自分でも説明できない。
先生に合わせて「分かった」と答えてしまう。
そのようなお子さんに、最初から積極的な会話や質問を求めることはありません。
指差し、選択肢、書いて伝える方法、短い返答など、その子が使いやすい方法から始めます。
話さないことだけで「やる気がない」と判断することもありません。
実際の手の動きや表情、問題への向き合い方を見ながら、少しずつ関係を作ります。
学校を休んでいる期間があると、どこから勉強を再開すればよいのか分からなくなることがあります。
学校の進度にすぐ戻そうとすると、量の多さに圧倒されてしまうこともあります。
まずは、本人が動きやすい時間帯と、取り組める教科を探します。
一日分の学習をすべて取り戻そうとするのではなく、今後の学習につながる部分から始めます。
登校すること、勉強を再開すること、進路を決めることは、必ずしも同時に進める必要はありません。
学校復帰だけを急がず、家庭で学びに触れられる状態を作ることも大切な一歩です。
同じ説明を聞いても、理解しやすい方法は一人ひとり違います。
長い説明より、短い指示の方が分かりやすい。
耳で聞くより、図や文字で見た方が理解しやすい。
一度に多くの問題を見せると混乱する。
書くことに時間がかかる。
集中できる時間が短い。
こうした様子がある場合は、教材の見せ方、指示の出し方、問題量、休憩の取り方を調整します。
医療的な診断を行うことはできませんが、家庭学習の場で何が負担になっているのかを観察し、学びやすい形を探します。
塾を辞めることを前提にする必要はありません。
集団塾や個別指導塾に通いながら、家庭での学習を整えるために家庭教師を利用することもできます。
塾の授業は理解できているのか。
宿題が適切な量になっているのか。
分からない問題をそのままにしていないか。
テスト勉強の方法が本人に合っているか。
今の塾を続けることがよいのか。
別の選択肢を考えた方がよいのか。
塾や学校を否定するのではなく、今のお子さんにとって何が必要なのかを整理します。
家庭教師以外の方法が適していると判断した場合は、そのことも率直にお伝えします。
Thinking Studyでは、面談、体験指導、通常指導、日程調整、保護者への連絡まで、すべて同じ家庭教師が直接対応します。
会社の担当者と、実際に指導する先生が別になることはありません。
30年近く、600人以上のお子さんを指導してきましたが、同じ学年、同じ成績、同じ教材であっても、必要な指導は一人ひとり違いました。
決まった指導方法にお子さんを合わせるのではなく、実際の様子を見ながら、その子に届く方法を考えます。
答えを写して終わらせない
「分かった」という返事だけで判断しない
必要な場所まで戻る
問題文の見方から確認する
間違いを責めず、原因を一緒に探す
少し背伸びをすれば届く問題を選ぶ
保護者だけに学習管理を背負わせない
短期的な点数だけで終わらせない
最終的には、自分で学べる状態を目指す
小学生、中学生、高校生を中心に、次のようなご相談に対応しています。
学校の授業補習
基礎学力の見直し
学習習慣づくり
宿題・提出物の進め方
国語の読解・作文・漢字
算数の文章題・割合・分数
中学生の数学・英語
定期テスト対策
高校受験・大学受験
中学受験の算数・国語
中高一貫校の学習
不登校・五月雨登校中の学習
通信制高校の学習管理
発達特性のあるお子さんの学習
質問や会話が苦手なお子さん
昼間・夜間・部活動後の指導
塾や家庭教師についてのセカンドオピニオン
豊橋市を中心に、豊川市、田原市、蒲郡市、新城市、湖西市、浜松市などへ訪問しています。
地域や曜日、時間帯によっては対応が難しい場合があります。
現在の募集状況については、サイト内の「お知らせ・募集状況」をご確認ください。
オンライン指導や、昼間・夜遅い時間の指導についてもご相談いただけます。
最初から家庭教師を始めると決めていなくても大丈夫です
今の塾を続けるべきか迷っている。
家庭教師が合うのか分からない。
本人が会ってくれるか分からない。
勉強の遅れがどの程度なのか知りたい。
どこから手をつければよいのか、保護者だけでは整理できない。
そのような段階でのご相談も受けています。
最初から入会を前提に話を進めることはありません。
まず保護者の方から現在の様子を伺い、必要に応じてお子さんの学習状況を確認します。
その上で、家庭教師が適しているのか、別の方法を考えた方がよいのかも含めて整理します。
かなり前の学年から分からなくなっています。対応できますか
対応できます。
ただし、前の学年の教材を最初からすべてやり直すとは限りません。
現在困っている内容を確認し、今後の学習に必要な部分まで戻ります。
すぐに長時間の勉強を求めることはありません。
本人が動けない理由を確認し、短い時間や取り組みやすい教科から始めます。
最初は問題を解くことより、教材を一緒に見ることを優先する場合もあります。
保護者の方が教え方を間違えているとは限りません。
親子だからこそ、勉強になると感情が動きやすいことがあります。
家庭教師が間に入り、保護者の方が毎日の学習管理を背負いすぎない形を考えます。
利用できます。
塾の教材や学校ワークを使い、理解できていない部分や家庭学習を補うことも可能です。
塾を続けるかどうかを含めた相談にも対応します。
指導できます。
昼間の指導、学習の空白期間の確認、学校教材の補習、受験や進路に向けた学習など、現在の状態に合わせて進めます。
相談できます。
診断の有無だけで判断せず、実際にどのような場面で困っているのかを確認します。
なお、医療的な診断や治療は行っていません。
最初は保護者の方だけでも構いません。
本人に家庭教師の話を出す時期や伝え方についても一緒に考えます。
現在の学習状況を確認するための面談・体験指導を行っています。
体験後に、その場で入会を決めていただく必要はありません。
「勉強が苦手」という言葉だけで、可能性を決めないために
勉強が苦手に見えるお子さんでも、説明の仕方や問題の見方が変わると、急に手が動き始めることがあります。
反対に、たくさん勉強しているのに、方法が合っていないために結果につながっていないこともあります。
必要なのは、「もっと頑張らせること」ではなく、今の学び方を一度立ち止まって見ることかもしれません。
どこで止まっているのか。
何ならできるのか。
どのように伝えれば届くのか。
家庭で続けるために何を変える必要があるのか。
お子さんを責めるのではなく、一緒に整理するところから始めます。
豊橋で、お子さんの勉強について迷っている保護者の方へ
家庭教師を始めるか決まっていない段階でもご相談いただけます。
現在の学年、地域、困っていること、希望する曜日や時間帯など、分かる範囲でお知らせください。
まだ状況をうまく説明できない場合は、
「勉強が苦手で、どこから相談すればよいか分からない」
という一言だけでも構いません。