子どもの勉強で、何に困っているのかまだ整理できないご家庭へ
子どもの勉強がうまくいっていないように見えても、最初から原因を言葉にできるとは限りません。
学校を休む日が増えた。
塾には通っているのに、成績が伸びない。
家では勉強を始められない。
親が教えると喧嘩になる。
本人に聞いても、「何が分からないのか分からない」と言う。
これらは似て見えても、必要な考え方や次に確認することが同じとは限りません。
このページは、家庭教師を申し込むためのページではなく、今の状態に近い悩みを見つけるための案内所です。
まだ家庭教師や個別指導を探していなくても構いません。最も近い項目からご覧ください。
どの項目から見ればよいか分からないとき
悩みがいくつも重なっている場合や、どの項目にも完全には当てはまらない場合は、無理に一つを選ぶ必要はありません。
「勉強の遅れなのか、勉強のやり方なのか分からない」
「塾を変えるべきか、今の環境を続けるべきか判断できない」
「本人に何を聞けばよいかも分からない」
という段階では、まず現在地を整理するためのページをご覧ください。
学校を休む日が増え、勉強の抜けが気になる
こんな状態
学校へ行ったり行かなかったりしている
欠席した日の授業範囲が分からない
五月雨登校で学習がつながらない
学校を休んだ日は勉強まで止まってしまう
不登校と呼ぶほどなのか分からない
高校受験や進路への影響が心配
学校へ戻ることだけを先に目標にすると、本人の状態と学習の話が混ざることがあります。
登校、学習、生活、進路を一度分けて考えると、今からできそうなことが見えやすくなります。
継続指導を始める前に、不登校中の学習と進路だけを一度整理したい場合はこちらです。
夜の塾には行きにくいが、昼間なら学べそう
こんな状態
夜になると疲れて勉強できない
昼間なら比較的動きやすい
学校へ行かない時間に少し学びたい
午前中や昼前から一日の流れを作りたい
夜の塾へ通うことが負担になっている
自宅で落ち着いて学びたい
「不登校だから昼間」と決めるのではなく、本人が比較的動きやすい時間帯と、学習の負担を分けて考えます。
朝起きられない、体調の波があるなど、起立性調節障害と学習の両方が気になる場合はこちらです。
勉強の遅れを、どこから戻せばよいか分からない
こんな状態
本人も分からないところが分からない
授業を受けていない範囲が増えている
前の学年からやり直すべきか迷う
教材を開いても、最初に何をすればよいか決められない
広い範囲を復習しているが、今の勉強につながらない
広い範囲をすべてやり直すことが必要とは限りません。
今できていること、現在の単元につながる内容、学習が止まりやすい場面を分けて、先に見る場所を整理します。
塾に通っているのに伸びない、塾が合わない
こんな状態
塾の授業は受けているが、テストでは解けない
集団塾の速さについていけない
個別指導でも質問できない
塾の宿題を終わらせるだけになっている
教材や講座を増やしても変わらない
塾を続けるか、辞めるか迷っている
塾が悪い、本人にやる気がないと早く決めるのではなく、授業、宿題、家庭学習のどこがつながっていないかを確認します。
本人が塾へ行くこと自体を嫌がっている場合は、退塾を先に決める前に、何が負担になっているかを分けて考えます。
家で勉強を始められない、親が言わないと動かない
こんな状態
宿題や学校ワークを後回しにする
テスト前でも何をすればよいか決められない
教材や問題集だけが増えている
計画を作っても続かない
親が毎日確認しなければ進まない
答えを写して終わっている
「勉強しなさい」と言われても、本人の中で、何を・どこまで・何のために行うかがつながっていない場合があります。
高校生が夜に課題を開いても、答えを写して終わってしまう状態についてはこちらです。
親が勉強を教えると喧嘩になる
こんな状態
宿題を見るたびに言い合いになる
親が説明すると、本人が聞こうとしない
声をかけなければ動かず、声をかけると反発する
親子とも勉強の時間がつらくなっている
保護者が課題や提出物を管理し続けている
勉強の内容よりも、親子で勉強の話をすること自体が難しくなっている場合があります。
勉強だけでなく、学校や進路まで家庭で支え続けることに疲れている場合はこちらです。
読み書き・計算・漢字など、特定の部分だけ苦手
こんな状態
音読に時間がかかる
問題文を何度読んでも意味をつかみにくい
漢字を練習しても思い出せない
計算はできるが文章題で止まる
板書や文章を書き写すことに時間がかかる
学年相応の内容は分かるのに、一部分だけ負担が大きい
診断名の有無だけで学び方を決めることはできません。同じ「読み書きが苦手」でも、実際の学習場面で起きていることは異なります。
地域別の「読み書き・計算・漢字」のページもあります。
通信制高校の課題やレポートが進まない
こんな状態
通信制高校へ入ったが、一人では勉強が進まない
レポートをどこから始めればよいか分からない
締切直前まで課題がたまる
スクーリングと自宅学習を両立できない
単位や卒業が心配
転学前に、通信制高校やサポート校の違いを整理したい
通信制高校を選ぶことと、入学後の学習を一人で進められることは別の問題です。
学校選び、レポート、単位、生活の組み立て、卒業後の進路を分けて考えます。
高校に入ってから急に成績が下がった
こんな状態
中学校までは困っていなかった
高校の授業の速さについていけない
数学や英語のどこから分からないか分からない
課題をこなすだけで一日が終わる
赤点、進級、評定が心配
部活や遠距離通学で夜は疲れている
入学できた学力と、高校の進度に合わせて学び続ける方法は同じとは限りません。
帰宅が遅く、学習時間そのものを確保しにくい場合はこちらです。
中学受験の勉強が家庭の中で回らない
こんな状態
塾の宿題に何時間もかかる
算数の解法を覚えても、問題が変わると使えない
国語の記述や選択肢の根拠が分からない
模試の偏差値が下がっている
親が教えると喧嘩になる
志望校や受験そのものを見直すべきか迷っている
中学受験では、宿題をすべて終えることと、本人の考える力がつながっているかを分けて見る必要があります。
今の塾や志望校の方針を変える前に、一度だけ別の視点から整理したい場合はこちらです。
中高一貫校・高校・大学受験の学習が重い
こんな状態
中高一貫校の進度についていけない
学校独自の教材や課題が重い
高校受験で内申点と当日点のどちらを優先すべきか分からない
大学受験の教材が増えすぎている
推薦と一般入試のどちらで進むか迷う
志望校までの距離が分からない
受験では、現在の学力だけでなく、学校の進度、入試方式、配点、残された時間を分けて考えます。
地域によって学校・入試事情が異なるため、上記以外の地域は地域案内からご確認ください。
悩みが重なっているときの見方
実際には、一つだけの問題として表れないことがあります。
たとえば、
学校を休む日が増え、授業の抜けが広がっている
夜の塾へ行くことが負担になっている
家庭学習を親が管理し、親子喧嘩が増えている
本人も、どこから分からないのか説明できない
という状態が同時に起きることもあります。
その場合、最初から原因を一つに決める必要はありません。
Thinking Studyでは、次のような視点を分けて考えます。