まず見るのは、間違えた問題より、手が止まったところです
同じ不正解でも、原因は一人ひとり違います。
問題文の意味を取り違えたのか。必要な条件を読み落としたのか。知識はあっても、どこで使うか決められなかったのか。途中まで合っていたのに、書いた式の意味を見失ったのか。頭の中では考えていても、言葉や答案に出せなかったのか。
反対に、正解した問題にも確かめたいことがあります。
根拠を持って答えたのか。二つの選択肢で迷い、たまたま最後に合ったのか。以前に習った解き方を自分で思い出せたのか。数字や聞かれ方が変わった問題でも、同じ考え方を使えるのか。
丸と点数だけを見ていると、この違いは見えません。そのため、指導では次のようなところを見ています。
問題を読んだ後、最初に何をしたか
どの言葉や数字に印をつけたか
図、式、メモをどこまで自分で書いたか
どこで迷い、何を消したか
解説の後、何も見ずにもう一度できるか
少し形の違う初見問題でも考え始められるか
すぐに正解へ連れていくより、次に一人で使える考え方を残すことを大切にしています。
この見方については、正解した問題を説明できない子|豊橋の凡人家庭教師でも書いています。
塾に通っているご家庭からの相談もあります。塾をやめることを前提にした相談ではありません。
授業で教わったことが、家庭学習やテストまでつながっているなら、その環境は残した方がよいでしょう。一方で、宿題を終えることに時間を使い切り、間違い直しができていない場合があります。解説を写して提出していても、本人が一人で考え直す時間がなければ、次のテストでは同じ場所で止まります。
そこで、塾名やコース名だけで判断せず、実際の一週間を見ます。
授業をどこまで理解して帰っているのか。宿題を一人で始められるのか。分からない問題を質問できているのか。復習した内容が、模試や定期テストで使えているのか。
塾で得られているものを残し、不足する部分だけを家庭教師が補うこともできます。教科を教えるだけでなく、宿題の優先順位、解き直し、模試の見方、志望校とのつながりを確認する役割です。
勉強の進め方そのものに迷っている方は、勉強のやり方がわからない中学生・高校生へもお読みください。中学受験で、今の塾や教材を続けるべきか別の視点から確かめたい方には、中学受験のセカンドオピニオンがあります。
小学生は、学年より前のつまずきが今の問題に出ることがあります
小学生の学習では、今取り組んでいる単元だけを教えても、なかなか進まないことがあります。
算数の文章題が苦手に見えても、式を立てる前に、文の意味をつかめていないことがあります。分数で止まっていても、その前の割り算や量の感覚が曖昧なことがあります。国語では、文字を読めることと、文章の内容を理解できることは同じではありません。
ひらがなや漢字、音読、語彙、文のつながり、先生の説明を聞いて取り組むこと。算数の計算、単位、図の見方、言葉から式へ変えること。どこまで戻れば今の学習とつながるかを確かめます。
学年を戻ることは、その子を低く見ることではありません。分からないまま先へ進ませず、今の問題につながる入口まで戻るためです。
読み書き、注意の向け方、書こうとした内容と実際の書字がずれるなど、一般的な反復だけでは進みにくい場合もあります。診断をする立場ではありませんが、家庭教師として実際の学習場面を見て、その子が取り組みやすい方法を探します。詳しくは湖西市の発達障害・発達特性に対応する家庭教師をご覧ください。
湖西から中学受験を考えるとき、候補校によって必要な準備がかなり変わります。
浜松・静岡県西部の私立中学校、豊橋・名古屋・愛知県内の私立中学校、関東・関西や寮のある学校では、入試科目、問題の難度、模試、過去問の使い方が同じではありません。浜松西高等学校中等部や静岡大学教育学部附属浜松中学校を考える場合も、私立中学入試と一つにまとめない方がよいでしょう。
学校選びから全体を確認したい方は、まず湖西の中学受験|浜松・愛知県内・全国の学校選びをお読みください。
候補が見えている方は、近いページからお読みください。
志望校が決まった後も、学校名だけを見て勉強を決めません。今の塾で何を学んでいるのか。宿題を一人で解き直せるのか。算数では図や式を書き始められるのか。国語では本文のどこを根拠に答えているのか。模試の点数の中に、どのような迷いや偶然の正解が含まれているのかを見ます。
教科や学年の悩みは、中学受験算数、中学受験国語、小学5年生の中学受験、小学6年生の中学受験で詳しく扱っています。
家庭で教えることが増え、親子の言い争いが続いている場合は、中学受験で親子喧嘩が増えたご家庭へもお読みください。
中学生では、定期テストの点数だけを上げればよいとは限りません。
授業、提出物、小テスト、定期テストを含む学校での学習と、実力テスト、模試、入試問題で必要になる力には、重なる部分と別に整える部分があります。
学校のワークを何度も解いて定期テストでは点が取れても、初めて見る文章題や複数単元が混ざった問題で止まることがあります。反対に、考える力はあっても、提出物や日々の復習が整わず、学校の評価につながらないこともあります。
まず、学校の授業で何が分かっていないのか、定期テストでどのように失点したのかを見ます。そのうえで、内申点に関わる日常の学習と、入試本番で点を取るための学習を分けます。
数学や英語を前の学年まで戻る場合も、最初から全部をやり直すわけではありません。今の単元につながっている不足を探し、学校の進度と受験勉強を止めない範囲で戻ります。
高校生になると、学校の課題をこなしているだけでは、大学受験の現在地が見えにくくなることがあります。
定期テストでは取れるのに模試になると崩れる。数学の解法は覚えているが、どの方針を使うか決められない。英文法は分かるのに、長文の中では文の構造を見失う。理科では公式を知っていても、現象と式が結び付いていない。
このような場合に、問題集を増やすことから始めるとは限りません。学校教材、定期テスト、模試、志望校の入試問題を見比べ、知識の不足、考え始め方、時間配分、答案の作り方のどこに問題があるかを確認します。
赤点、追試、進級、卒業が心配な場合は、受験勉強より先に学校の条件を確認することもあります。推薦と一般入試で迷っている場合も、どちらかを早く決めるのではなく、評定、得意教科、模試、志望学部、残り時間を並べて考えます。
部活動や学校課題の後でなければ時間を取りにくい場合は、深夜・部活後に対応する家庭教師もご確認ください。実際に対応できる曜日や開始時刻は、その時点の予定を見てお返事します。
これまでの中学受験・高校受験・大学受験の指導については、指導実績・合格実績をご覧ください。
学校へ行きにくい時期にも、学習を完全に止めない方法があります
不登校や五月雨登校の時期は、学校へ戻れるかどうかだけに目が向きやすくなります。けれど、本人にとっては、授業がどこまで抜けたのか、課題がどれだけ残っているのか、進級や受験をどうすればよいのかも大きな不安です。
無理に学校の時間割へ戻すのではなく、家で学べる時間、入りやすい教科、続けられる量を探すところから始める場合があります。
通信制高校では、レポートを提出するだけでなく、中学校までの学び直し、高校内容の理解、大学受験へ向けた教科学習が必要になることもあります。起立性調節障害や昼夜逆転が疑われる場合は、診断や治療を医療機関に委ね、家庭教師として学習面を支えます。
状況に応じて、次のページもお読みください。
家庭だけで抱えることが難しくなっている方は、親が限界になる前にもお読みください。
Thinking Studyと「豊橋の凡人家庭教師」は、同じ家庭教師です
Thinking Studyの相談と指導は、最初から最後まで同じ家庭教師が担当します。問い合わせを受ける人と、実際に教える人が別になることはありません。
豊橋技術科学大学で情報工学を学び、学生時代から家庭教師の仕事を続けてきました。サイトではThinking Studyとして指導内容や相談方法をご案内し、noteでは「豊橋の凡人家庭教師」として、日々の指導で考えていることを書いています。
名前は違いますが、別の教室や別の担当者ではありません。どちらも、子どもの正誤だけでなく、考えている途中を見るという同じ立場から書いています。
担当者の経歴や指導の考え方は、講師についてをご覧ください。
ご相談では、保護者の方のお話だけで結論を出さず、可能な範囲で実際の学習も確認します。
すべてをそろえる必要はありませんが、次のようなものがあると、今の状態が分かりやすくなります。
学校や塾で使っている教材
普段のノートや宿題
最近の定期テスト、実力テスト、模試
中学受験・大学受験の場合は過去問の答案
通知表や成績表
これまでの塾、個別指導、家庭教師での経緯
そのうえで、今すぐ直したいこと、少し後でもよいこと、現在の塾や学校で続けられること、家庭教師が入る意味があることを分けます。
通常の継続指導は、1回90分・月4回、月額60,000円を基本としています。回数や時間を調整する場合は、開始前に料金の見込みをお伝えします。入会金・管理費・年会費はありません。教材は現在お持ちのものを基本とし、購入が必要な場合は事前にご相談します。支払い方法やキャンセルなどの詳しい条件は、家庭教師料金体系でご確認ください。
現在の塾や家庭教師を続けながら、入会を前提とせず詳しく見てほしい場合は、有料の学習相談もあります。相談の違いはお問い合わせ・初回相談でご案内しています。
湖西市内はご相談いただけます。希望する曜日・時間、学年、指導内容を伺い、継続して責任を持てる日程かを確認してお返事します。
可能です。塾の授業や教材を残し、宿題の進め方、苦手教科、模試、過去問など、家庭で止まっている部分を補う形があります。転塾を先に勧めることはありません。
ご相談いただけます。ただし、その教科だけの問題に見えても、文章の読み方や家庭学習など別の要因が関係することがあります。必要な範囲は実際の答案を見てお伝えします。
大丈夫です。学校選びと現在の学習は、どちらから始めても構いません。候補校の入試と、今の教材・模試・答案を見比べながら考えます。
できます。現在の登校状況、学習の抜け、在籍校との関係、進級・卒業の条件、本人の希望を確認します。医療や心理の専門家ではないため、必要な判断は専門機関と分け、学習と進路の部分を担当します。
学年、時期、目標、現在の状態によって異なります。見ないまま「間に合います」とは言えません。ただ、全部を一度に直そうとせず、今の学習につながる場所を見つければ、動かせることはあります。
何に困っているのか、まだうまく言葉にできなくても構いません
成績が上がらない理由が分からない。塾を続けるべきか迷っている。受験校を決め切れない。学校へ行きにくく、勉強も止まっている。家庭で何をすればよいのか分からない。
最初から状況をきれいに説明する必要はありません。学年、学校、今使っている教材、最近困っていることを、分かる範囲でお知らせください。実際の答案や学習の様子を見ながら、次に確かめることを一緒に見つけます。