中学受験塾についていけない子の家庭学習
宿題が終わらない。復習まで手が回らない。親子で言い争いになる。
中学受験塾に通い始めたものの、
「授業の進みが速くて、理解しないまま次へ進んでしまう」
「宿題を終わらせるだけで一週間が終わる」
「わからない問題が増えすぎて、どこから戻ればよいのかわからない」
「家では解けるのに、塾のテストになると点が取れない」
「毎日、勉強しなさいと言い続けて親子喧嘩になる」
このような状態になっていないでしょうか。
中学受験塾についていけないからといって、すぐに「能力が足りない」「努力が足りない」と決める必要はありません。
塾の授業の速さ、宿題の量、教材の難度、家庭で使える時間、子どもの理解の仕方が、うまく噛み合っていないことがあります。
必要なのは、さらに問題を増やすことではありません。
今、何がわかっていて、どこからわからなくなり、家庭で何を優先すればよいのかを整理することです。
Thinking Studyでは、現在通っている中学受験塾の教材やテストを確認しながら、家庭学習の立て直しを行っています。
塾についていけなくなるのは、珍しいことではありません
中学受験塾では、限られた期間で多くの内容を扱います。
特に小学5年生以降は、算数の比・速さ・割合・図形・特殊算などが次々と登場します。国語でも、長い文章を読み、根拠を探し、選択肢を比較し、記述する力が求められます。
一つの単元で理解が不十分なまま次へ進むと、新しい単元にも影響します。
例えば、割合が曖昧なまま速さや比へ進めば、子どもにとっては毎週知らない考え方が積み重なっていく状態になります。
授業中は説明を聞いて「わかった」と思っていても、自分一人で解こうとすると手が止まることもあります。
これは、子どもが怠けているとは限りません。
説明を聞いて理解することと、問題を見て自分で考え方を組み立てることは、同じではないからです。
このような状態はありませんか
塾の宿題が終わらない
毎週の宿題を終わらせることが目的になり、間違えた問題の見直しや復習まで進めません。
解答を写したり、保護者が横について一問ずつ教えたりしなければ終わらない場合、宿題の量だけでなく、取り組む問題の選び方を見直す必要があります。
授業を聞いても理解できない
前の単元の理解不足、計算力、語彙、問題文の読み取りなど、授業内容とは別のところに原因があることがあります。
その状態で授業を受け続けても、わからない部分が増えてしまいます。
算数の解説を読んでもわからない
中学受験算数の解説は、途中の考え方が省略されていることがあります。
大人が読めば理解できる解説でも、子どもにとっては「なぜ、その式になるのか」がつながらないことがあります。
家ではできるのにテストで点が取れない
一度解いた問題を覚えているだけなのか、時間制限があると考えられなくなるのか、問題の並び方が変わると使う考え方を選べないのか。
同じ「テストで取れない」でも、対処は異なります。
親が教えると喧嘩になる
保護者が間違ったことを教えているわけではなくても、親子だからこそ感情が動きます。
「さっき説明したでしょう」
「どうしてこれがわからないの」
「ちゃんと問題を読んで」
このような言葉が増えると、勉強の内容よりも、叱られないことや間違えないことが優先されるようになります。
親子関係を守るために、学習部分を第三者へ渡すことも一つの方法です。
まず確認したいのは、宿題の量よりも解いている様子です
教材やテストの点数だけを見ても、子どもがどこで困っているのかは十分にわかりません。
実際に問題を解いている様子を見ると、さまざまなことが見えてきます。
問題文を最後まで読まずに式を作っている
図を書けば考えられるのに、頭の中だけで処理している
わからなくても長時間同じ問題を見続けている
解説を読んだだけで、解き直しをしていない
計算途中を書かないため、自分のミスを見つけられない
問題ごとに、使う考え方を一から探している
間違えることを怖がり、手が止まっている
大切なのは、子どもを評価することではありません。
どの場面で思考が止まり、どこをつなげれば自分で進めるようになるのかを見ることです。
塾をやめるかどうかは、最初に決めなくても構いません
塾についていけない状態になると、
「今の塾を続けるべきか」
「個別指導へ移るべきか」
「志望校を下げるべきか」
と考え始めるご家庭は少なくありません。
しかし、最初から塾をやめる必要があるとは限りません。
塾の授業や教材には価値があり、家庭学習の進め方を変えることで、再び授業を活用できるようになることもあります。
一方で、宿題の量やクラスの進度が子どもに合わず、塾を続けること自体が大きな負担になっている場合もあります。
Thinking Studyでは、塾を続けることや退塾を一律に勧めることはありません。
実際の学習状況、志望校、残された期間、家庭で確保できる時間を確認したうえで考えます。
中学受験塾についていけない子への家庭教師指導
1.現在の教材とテストを整理します
新しい教材を次々と増やすのではなく、まずは現在使っているものを確認します。
塾のテキスト
宿題
小テスト
組分けテストや公開模試
過去の答案
家庭で解いた過去問
学校の学習状況
正解と不正解だけでなく、途中式、書き込み、消した跡、空欄、解く順番も確認します。
2.つまずきの場所を見つけます
例えば算数が苦手でも、全員が同じ理由で困っているわけではありません。
基本的な計算が不安定
分数や割合の意味が曖昧
問題文から数量関係をつかめない
図や表へ置き換えられない
解法を暗記しているが使い分けられない
難しい問題に時間を使いすぎる
間違えた問題の復習方法がわからない
原因が違えば、必要な指導も変わります。
3.家庭で取り組む問題を絞ります
塾から出された宿題を、すべて同じように扱う必要はありません。
今の子どもに必要な問題、少し助けがあれば解ける問題、現時点では優先しなくてよい問題を分けます。
宿題を減らすことが目的ではありません。
理解せずに大量の問題を終わらせる状態から、必要な問題を使って考え方を身につける状態へ変えることが目的です。
4.解き方ではなく、考え方のつながりを作ります
答えや公式を教えれば、その場では問題が解けることがあります。
しかし、数字や聞かれ方が変わると、再び手が止まります。
Thinking Studyでは、
「何がわかっているか」
「何を求めたいか」
「図にするとどうなるか」
「前に解いたどの問題と似ているか」
を一緒に確認します。
すぐに答えを渡すのではなく、自分で考えるための手がかりを作ります。
5.塾の授業へ戻れる準備をします
家庭教師だけで学習を完結させるのではなく、塾の授業や教材を再び使える状態にすることも大切です。
次の授業で必要になる基礎を先に確認したり、授業後に重要な問題だけを解き直したりしながら、塾と家庭学習の間をつなぎます。
6.保護者へ状況を説明します
子どもの前で、できないことだけを並べる説明はしません。
現在できていること、今つまずいている場所、これから取り組むことを整理してお伝えします。
保護者が毎日細かく管理しなくてもよい形を目指します。
小学5年生で塾についていけない場合
小学5年生は、中学受験学習の負担が急に増えやすい時期です。
通塾日が増え、宿題も難しくなり、算数では比・割合・速さなど、その後の学習に関わる単元が増えていきます。
この時期に大切なのは、上位クラスへ上がることだけではありません。
理解が曖昧な単元を抱えたまま小学6年生へ進まないことです。
すべてを最初からやり直すのではなく、今後の学習に影響する部分から戻ります。
小学6年生で塾についていけない場合
小学6年生になると、志望校別対策、過去問、模試、通常授業が重なります。
時間が足りないからといって、すべてを詰め込むと、かえって何も定着しないことがあります。
小学6年生では、残された期間を考え、優先順位を明確にします。
合格に必要な基本問題
志望校でよく出る分野
今から伸ばせる単元
時間をかけすぎない問題
テストでの解く順番
過去問の復習方法
できない問題をすべてできるようにするのではなく、合格点へ近づくための現実的な学習を考えます。
中学受験塾に通いながら家庭教師をつける意味
家庭教師は、塾と同じ授業をもう一度行うためだけの存在ではありません。
集団授業では確認しにくい、
どこまで理解しているか
どこで考え方が止まるか
なぜ同じ間違いを繰り返すか
家庭でどのように勉強しているか
テストで力を出せない理由は何か
を一人ずつ見られることに意味があります。
塾の宿題をただ管理するのでもなく、隣で解説を続けるだけでもありません。
子どもが一人で問題に向かったときに、何を考えればよいのか。その回路を少しずつつなぎます。
これまでの中学受験指導
指導歴30年以上、これまでに600人以上の学習を見てきました。
中学受験では、東海中学校、滝中学校、南山中学校男子部、海陽中等教育学校、桜丘中学校などの指導経験があります。
小学6年生で偏差値35前後の状態から、海陽中等教育学校・滝中学校への合格につながった例もあります。
ただし、過去の合格例と同じ方法を、そのまま別の子どもへ当てはめることはありません。
学力、性格、志望校、家庭環境、残された期間は一人ずつ異なります。
平均的な方法ではなく、目の前の子どもに必要な方法を考えます。
このようなご家庭からご相談ください
中学受験塾の授業についていけない
塾の宿題が毎週終わらない
宿題を答え写しで済ませてしまう
算数の解説を読んでも理解できない
国語の成績が安定しない
家では解けるのに模試で点が取れない
クラスが下がり、子どもが自信を失っている
親が教えると喧嘩になる
塾を続けるべきか迷っている
志望校を変更すべきか判断できない
小学5年生のうちに学習を立て直したい
小学6年生で何を優先するべきかわからない
他の塾や家庭教師からセカンドオピニオンを聞きたい
対応地域
豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市、新城市、湖西市、浜松市、岡崎市、幸田町、西尾市、安城市、刈谷市、知立市、豊田市、磐田市などへ訪問しています。
地域や現在の指導枠によって、訪問できる曜日・時間が異なります。
名古屋方面の中学校だけでなく、愛知県立中高一貫校、私立中学校、県外の難関中学校を目指すご相談にも対応します。
よくあるご質問
塾をやめずに家庭教師をお願いできますか
はい。現在通っている塾の教材や宿題を使いながら指導できます。
塾を続けるかどうかは、実際の学習状況を確認してから考えても構いません。
塾の宿題を全部終わらせてもらえますか
宿題を終わらせることだけを目的にはしていません。
必要な問題を選び、理解しながら取り組めるようにします。宿題の量が多すぎる場合は、優先順位についても一緒に考えます。
小学6年生からでも間に合いますか
志望校、現在の学力、入試までの期間によって異なります。
すべての単元をやり直すのではなく、合格点に必要な内容を整理します。実際の教材やテスト、過去問を確認したうえでお伝えします。
親は勉強を教えないほうがよいですか
親が教えること自体が悪いわけではありません。
ただし、毎日のように言い争いになる場合は、学習指導を第三者へ渡したほうが、親子関係と学習の両方が落ち着くことがあります。
算数だけお願いできますか
算数のみの指導も可能です。
ただし、問題文の読み取りや家庭学習の進め方など、算数以外の部分が影響している場合は、その点もお伝えします。
発達特性や強い不安がある子も相談できますか
ADHD、ASD、LD傾向、不安の強さ、場面緘黙などがある子どもの指導経験があります。
診断名だけで指導方法を決めるのではなく、実際にどのように問題へ取り組んでいるかを見ます。
相談したら入会しなければなりませんか
入会を前提とした相談ではありません。
現在の学習状況を確認し、家庭教師が必要か、塾の利用方法を変えるべきか、別の選択肢が合うかも含めてお伝えします。
まずは、現在の教材と答案を見せてください
「塾についていけない」と感じていても、原因は一つではありません。
宿題の量が多すぎるのか。
前の単元へ戻る必要があるのか。
理解しているのにテストで出せないのか。
志望校と現在の塾が合っていないのか。
実際の教材、ノート、テスト、過去問と、子どもが解いている様子を確認することで、初めて見えてくることがあります。
初回相談は無料です。訪問時の交通費のみ実費でお願いしています。
無理に継続指導を勧めることはありません。現在の空き状況によって継続が難しい場合も、確認できた課題と、これから考えられる選択肢をお伝えします。
中学受験塾の宿題と親子喧嘩で悩んでいる方へ
塾についていくために、家庭が疲れ切ってしまう必要はありません。
子どもを叱る前に、勉強のどこで止まっているのかを一緒に確認してみませんか。