発達特性のあるお子さまの場合、表面上は同じように見えても、止まっている理由はかなり違います。
計算はできるのに、文章題になると止まる。
音読はできるのに、内容を聞かれると答えられない。
漢字は覚えたはずなのに、テストでは出てこない。
説明を聞いているように見えるのに、作業に入れない。
ノートを写すだけで疲れてしまう。
選択問題ならできるのに、記述になると固まる。
家では話せるのに、先生の前では言葉が出ない。
一度できた計算が、別の日にはできなくなる。
これらをまとめて、
「勉強が苦手」
「集中力がない」
「やる気がない」
と見てしまうと、必要な支援がずれてしまいます。
大切なのは、
どこで、どのように、なぜ止まっているのか
を丁寧に見ることです。
発達特性のあるお子さまに、一般的な勉強法が合わないことがあります
学校や塾では、どうしても一定のペースで進みます。
説明を聞く。
板書を写す。
問題を解く。
丸つけをする。
宿題を出される。
テストを受ける。
多くの子にとっては普通の流れでも、発達特性のあるお子さまにとっては、どこかで大きな負担になることがあります。
例えば、問題文の情報量が多いだけで混乱する。
途中式を書けと言われると、逆に何を書けばよいか分からなくなる。
ノートをきれいに取ることに意識が向いて、内容が入らない。
教室の音や人の動きが気になって集中できない。
先生の説明が一度で入らない。
間違えることへの不安が強く、答えを書く前に固まってしまう。
こういう場合、必要なのは「もっと頑張ること」ではなく、
学びに入るまでの段差を下げること
です。
家庭教師のよさは、お子さまの目の前の反応を細かく見られることです。
鉛筆が止まる瞬間。
問題文のどの言葉で迷ったか。
式を書き始める前に固まるのか。
計算の途中で不安になるのか。
答えは出ているのに、書くことをためらうのか。
説明を聞いた後、どこまで頭に残っているのか。
親御さんが声をかけたとき、どこで表情が変わるのか。
こうした小さな反応の中に、その子の困りごとが出ます。
発達特性のあるお子さまの学習支援では、教材を進める前に、この観察がとても大切です。
私は、問題を大量に解かせるよりも、
その子の止まり方を見て、学習の入り口を調整すること
を重視しています。
焼津市は、私の通常指導エリアからは距離があります。
そのため、すべてのご家庭に定期訪問できるわけではありません。
ただし、次のような場合は、対応を検討しやすくなります。
発達特性やグレーゾーンがあり、通常の塾では合いにくい。
学校の授業や宿題で、どこで困っているのか整理したい。
不登校や五月雨登校も重なっている。
昼間の時間帯に、落ち着いて学習を見てほしい。
短期的に学習方針を立て直したい。
受験や進級の前に、現在地を確認したい。
家庭での声かけや学習環境も含めて相談したい。
焼津市の場合、通常の短時間指導よりも、
90分〜120分程度のまとまった指導
または、
短期集中での学習整理・方針作成
の方が向いています。
遠方対応になるため、曜日・時間帯・交通条件によってはお受けできない場合があります。
その場合も、無理に引き受けるのではなく、対応できるかどうかを正直にお伝えします。
発達障害、ASD、ADHD、学習障害、LD、グレーゾーンなどの診断や傾向がある。
診断はないが、学習の凸凹が大きい。
読解、作文、漢字、計算、文章題のどこかで極端に止まる。
学校の先生から「やればできる」と言われるが、家では動けない。
塾に行っても成果が出にくい。
集団授業や個別指導塾のペースが合わない。
ミスが多く、テストになると点数が安定しない。
一度できたことが、別の日にはできなくなる。
ノート、提出物、宿題の管理が苦手。
不登校や五月雨登校もあり、学習が止まりかけている。
親が教えようとすると、親子でぶつかってしまう。
特に、
「この子は何が分かっていないのか、どこで困っているのかを見てほしい」
というご家庭に向いています。
発達特性のあるお子さまは、能力がないわけではありません。
むしろ、特定の分野では鋭い理解を見せることがあります。
一方で、別の場面では驚くほど手が止まることもあります。
図形は得意なのに、計算の手順が抜ける。
理科の話はよく分かるのに、国語の設問が読めない。
口では説明できるのに、書くと止まる。
一対一ではできるのに、テスト用紙になると崩れる。
この凸凹を、単に「苦手」とまとめないことが大切です。
私は、まず
何ならできるのか
どこで止まるのか
どうすれば動き出すのか
を見ます。
そこから、その子に合う学習の入り口を作ります。
算数や数学で点数が取れない場合、計算だけが原因とは限りません。
問題文が読めていない。
何を聞かれているか分からない。
条件を拾えていない。
表やグラフのどこを見ればよいか分からない。
資料の中から必要な情報を探せない。
こういう場合、計算練習だけを増やしても点数は上がりにくいです。
発達特性のあるお子さまの中には、問題文の言葉と、実際にやる作業がつながりにくい子がいます。
その場合は、
「この言葉が出たら、ここを見る」
「この数字は何を表しているのか」
「聞かれているのは答えなのか、理由なのか」
というように、問題文の読み方から整理します。
計算ミスが多い子に対して、ただ反復練習を増やすだけでは不十分なことがあります。
なぜ小数点を動かすのか。
なぜ分母をそろえるのか。
なぜ分配法則を使うのか。
なぜ式を分けるのか。
なぜ途中式が必要なのか。
こうした意味が曖昧なまま手順だけを覚えると、少し形が変わっただけで崩れます。
発達特性のあるお子さまの場合、手順の暗記よりも、
意味が分かる形に戻すこと
で安定することがあります。
計算を速くする前に、まず何をしているのかを確認します。
書くことが苦手なお子さまもいます。
字を書くのに時間がかかる。
漢字を思い出すだけで疲れる。
作文で何を書けばよいか分からない。
記述問題になると固まる。
途中式や説明を書くのを嫌がる。
この場合、いきなり「もっと書きなさい」と言っても難しいことがあります。
まずは、短い言葉で答える。
選択肢から選ぶ。
口で説明する。
先生が一部を書いて、本人が続きを書く。
文の型を使う。
段階を小さくする。
書く力は大切です。
ただし、その子に合う段差で練習しないと、書くこと自体が嫌になってしまいます。
5. テストで崩れる子には、紙面に慣れる練習をする
普段はできるのに、テストになると点数が取れない子がいます。
時間制限。
問題用紙の情報量。
周りの空気。
失敗への不安。
見慣れない形式。
ページをめくる動作。
解答欄の位置。
こうしたものが重なって、力を出せないことがあります。
その場合は、内容の勉強だけでなく、
テスト用紙そのものに慣れる練習
も必要です。
本番に近い紙面で練習する。
最初にどこを見るか決める。
分からない問題を飛ばす練習をする。
解答欄の位置を確認する。
時間の使い方を練習する。
「分かっているのに取れない」には、点数にならない理由があります。
そこを一緒に見ていきます。
国語では、読解力だけでなく、設問の読み方を見ます。
本文は読めているのか。
何を聞かれているか分かっているのか。
根拠を本文中から探せているのか。
選択肢の違いを比べられるのか。
資料や表の読み取りができているのか。
漢字で大きく失点していないか。
国語が苦手なお子さまの場合、文章を読む前に、設問の意味で止まっていることもあります。
その場合は、本文をたくさん読ませる前に、問いの読み方から整えます。
算数や数学では、計算力だけでなく、考え方のつながりを見ます。
四則計算の意味。
小数・分数・割合。
単位変換。
文章題の条件整理。
図や表への置き換え。
途中式の書き方。
方程式の意味。
関数や図形の見方。
発達特性のあるお子さまは、手順が分かると一気に進むことがあります。
一方で、意味が抜けていると、同じミスを繰り返します。
「なぜそうするのか」を確認しながら、少しずつ安定させます。
英語では、単語、文法、語順、音、意味のつながりを見ます。
単語を覚えられているか。
be動詞と一般動詞が混ざっていないか。
三単現、時制、疑問文、否定文で止まっていないか。
日本語と英語の語順の違いが分かっているか。
英文をかたまりで読めているか。
学校課題を写すだけになっていないか。
英語は、一度分からなくなると、学校の進度だけでは戻りにくい教科です。
必要であれば、中1内容まで戻って確認します。
発達特性のあるお子さまの場合、不登校や五月雨登校が重なることがあります。
学校の刺激が強い。
集団生活で疲れる。
先生や友達とのやり取りで消耗する。
失敗体験が重なっている。
テストや提出物への不安が強い。
朝になると体が動かない。
その場合、学習支援だけでなく、無理のない学習時間や量を考える必要があります。
私は、学校に戻すことだけを目的にはしません。
もちろん、戻れるならそれは大切な選択肢です。
ただ、それ以上に、
学びを完全に止めないこと
本人の自信を壊さないこと
次の進路の選択肢を残すこと
を大切にします。
昼間の時間帯に、少しずつ学習へ戻る。
学校課題の中で優先順位をつける。
無理な量を減らし、できる形にする。
通信制高校やサポート校も含めて考える。
その子にとって現実的な道を探します。
発達特性のあるお子さまにとって、通信制高校やサポート校が合うこともあります。
ただし、自由度が高い分、自己管理が必要になります。
レポートをためてしまう。
締切を忘れる。
分からないところを放置する。
生活リズムが崩れる。
進路に必要な学力がつかない。
そのため、通信制高校に進む場合でも、家庭での学習設計が大切です。
家庭教師では、レポートの進め方だけでなく、
英語や数学の基礎、進路に必要な学習、日々の学習の入り方を一緒に整えます。
通信制高校に移ることを「逃げ」とは考えません。
ただし、移った後に学びが止まってしまわないように、準備は必要です。
発達特性のあるお子さまの学習では、保護者の方も悩みます。
どこまで手伝えばよいのか。
どこから本人に任せればよいのか。
声をかけると反発される。
放っておくと何も進まない。
学校からは「家庭で見てください」と言われる。
塾に行っても変わらない。
本人の力を信じたいけれど、現実の点数を見ると不安になる。
親子で勉強を見るのは、想像以上に難しいことです。
親だからこそ心配になり、言葉が強くなる。
子どもも、親だからこそ反発する。
それは珍しいことではありません。
家庭教師が入る意味は、勉強を教えることだけではありません。
お子さまの止まり方を見て、保護者の方に
「今はここで困っていると思います」
「この声かけは負担になりやすいかもしれません」
「この部分はできています」
「ここから始めるとよさそうです」
と共有することにもあります。
お子さま本人にも、保護者の方にも、少し見通しが生まれるように支援します。
私は、発達特性のあるお子さまに対して、次のような指導はできるだけ避けたいと考えています。
できない理由を見ずに、宿題だけ増やす。
ミスを性格の問題にする。
集中力がないと決めつける。
同じ説明を繰り返すだけで、方法を変えない。
本人が固まっているのに、さらに急がせる。
点数だけで、その子の力を判断する。
学校や塾に合わせることだけを目的にする。
必要なのは、その子を変えることではなく、
その子に合う入り口を見つけること
だと考えています。
初回では、いきなり多くの問題を解かせるよりも、現在地を見ます。
どの教科で困っているか。
どの場面で手が止まるか。
読む、書く、計算する、覚える、話す、整理する、どこに負担があるか。
学校課題や宿題の状況。
テストでの失点の仕方。
塾や学校でうまくいかなかった理由。
本人が嫌がる勉強の形。
逆に、少し動きやすい勉強の形。
保護者の方が一番心配していること。
この確認をもとに、今後の学習の進め方を考えます。
発達特性のあるお子さまの場合、最初の見立てを間違えると、頑張っても成果が出にくくなります。
だからこそ、初回は「どれだけ進めるか」よりも「どう進めるか」を重視します。
焼津駅周辺、西焼津駅周辺、小川、東小川、大村、大覚寺、大住、石津、田尻、祢宜島、下小田、大島、三ケ名、中新田、八楠、大井川地区など、焼津市内からのご相談を内容に応じて検討します。
藤枝市、島田市、静岡市方面についても、発達特性に配慮した学習整理、昼間の家庭教師、短期集中の方針整理など、条件が合う場合にはご相談内容を確認します。
ただし、遠方対応となるため、通常エリアと同じように毎週すべての時間帯で対応できるわけではありません。
特に夕方以降の通常指導は難しい場合があります。
まずは、お子さまの状況をお知らせください。
学年。
現在の通学状況。
診断や発達特性の有無。
困っている教科。
学校や塾でうまくいかなかったこと。
家庭での学習の様子。
テストでの失点の傾向。
希望する曜日や時間帯。
保護者の方が一番不安に感じていること。
最初からうまく整理されていなくても大丈夫です。
「何に困っているのか分からない」という状態からでも構いません。
そのうえで、焼津市への訪問が可能か、どのような形なら意味のある支援になるかを確認します。
対応が難しい場合は、無理にお受けせず、正直にお伝えします。
はい。
診断の有無だけで判断するのではなく、実際に学習でどのように困っているかを見ます。
グレーゾーン、発達の凸凹、読み書きや計算の苦手さが気になる場合もご相談ください。
医療や療育の専門家ではありません。
診断や治療を行う立場ではありません。
あくまで、長年の学習指導経験に基づいて、学習面の困りごとを整理し、家庭での学びを支援します。
大丈夫です。
塾で成果が出なかった理由を見ます。
ペースが合わなかったのか、質問できなかったのか、問題文が読めていなかったのか、宿題が負担だったのか、そこを整理します。
対応できます。
むしろ、発達特性と不登校が重なっている場合は、学習量や時間帯、声かけを慎重に調整する必要があります。
昼間の時間帯で、無理のない形を考えます。
あります。
家庭での声かけ、課題の分け方、学習環境、本人との距離感など、指導を通して見えたことを必要に応じて共有します。
発達特性のあるお子さまは、
「やる気がない」
「努力が足りない」
「集中力がない」
と見られてしまうことがあります。
でも、実際には、学び方が合っていないだけのことがあります。
問題文の読み方が分からない。
書く負担が大きい。
一度に入る情報が多すぎる。
手順の意味がつながっていない。
テストの紙面に圧倒されている。
失敗への不安で、答えを書く前に固まっている。
そこを見ずに、ただ量を増やしても、お子さまは苦しくなるばかりです。
焼津市で、発達特性のあるお子さまの家庭教師を探している。
塾では合わなかった。
学校の勉強についていけない。
不登校や五月雨登校も重なっている。
家庭でどう勉強を見ればよいか分からない。
そのようなご家庭は、一度ご相談ください。
できない理由を責めるのではなく、
どこで止まっているのかを見つける。
その子に合う学び方を、家庭の中で一緒に整えていきます。