地元の学校だからといって、受験準備が軽いとは限りません。
学校や募集区分によって、国語・算数を中心とする入試、4教科、英語、作文、面接、総合的な問題、プレゼンテーションなど、選抜で見られる内容が異なります。現在の塾で学んでいる内容と、志望校の入試方式が合っているかを確かめる必要があります。
学校選びでは、通いやすさだけでなく、教育方針、校風、授業の進み方、本人が学校生活の何に関心を持ったかも大切です。説明会へ一度行けたことと、平日に6年間通い続けられることも分けて考えます。
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東海中、滝中、南山中、名古屋中、愛知中、愛知淑徳中などを考える場合、浜松で使っている教材や模試だけで十分かを学校ごとに確認します。
ただし、毎週すべてを名古屋で学ばなければならないとは限りません。普段の4教科は浜松で続け、必要な模試、季節講習、学校別講座、過去問対策だけを愛知県側から取り入れる方法もあります。反対に、講座を増やしたことで移動と宿題に追われ、復習する時間がなくなることもあります。
受験できるかだけでなく、合格後に毎日通えるかも確認します。登校時刻に合わせた出発時間、乗り換え、部活動や補習後の帰宅時間まで含め、本人の生活として考えることが必要です。
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海陽中等教育学校は愛知県蒲郡市にありますが、通学する学校ではなく、全寮制の学校です。そのため、愛知県内の私立中学校の一校として同じ基準では考えません。
入試方式や学力だけでなく、親元を離れて生活すること、集団生活の中で困ったときに助けを求められること、自分の持ち物や時間を管理すること、入学後に学習を立て直せることまで見ます。
私は海陽の第2期生の頃から、受験前と入学後の双方に関わってきました。合格可能性だけでなく、全寮制の6年間が本人に合うかを一緒に考えます。
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遠方の学校を受験する場合、浜松では同じ志望校を目指す生徒が多くないことがあります。
どの模試で現在地を確かめるのか。過去問を誰が見て、どのように直すのか。受験当日の移動と宿泊、併願校をどう組むのか。合格後は寮へ入るのか、家族で転居するのか。教科の勉強だけでなく、受験と進学を成立させる条件を早めに確認します。
全国の学校を広く紹介するのではなく、本人が望む学校生活と、浜松から準備できることを結びつけて考えます。
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浜松西高中等部と静大附属浜松中は、私立中学校と対策を分けます
静岡県立浜松西高等学校中等部は公立中高一貫校、静岡大学教育学部附属浜松中学校は国立大学附属校です。私立中学校と同時に検討することはできますが、入試・選考の仕組みは同じではありません。
文章や資料を正確に読む力、条件を整理する力、自分の考えを言葉にする力など、共通して育てられる部分はあります。一方で、実際に使う問題、提出書類、面接などは、学校と受検年度の選抜内容に合わせる必要があります。
私立中用と受検用の問題集を、ただ二種類並行して進めればよいわけではありません。共通する基礎に使う時間と、学校別に準備する時間を分け、本人が一週間の中で続けられる形にします。
今の塾を続けながら、足りない部分だけを補うこともできます
中学受験塾には、年間カリキュラム、4教科の授業、模試、学校情報、一緒に学ぶ仲間がいることなど、多くの良さがあります。現在の塾で順調に学べている部分まで、家庭教師に置き換える必要はありません。
一方で、次のようなずれが起きていることがあります。
宿題を終えることに追われ、以前に習った内容を一人で解き直せない
塾のコースが主に想定する学校と、本人の志望校が異なる
模試の点数は出ているが、正解した理由を説明できない
算数の初見問題や国語の記述になると、手が止まる
面接、作文、英語などを、いつ誰が準備するか決まっていない
遠方の講座や模試を増やしすぎ、移動と復習で疲れている
志望校に必要のない難問へ、時間を使いすぎている
塾を変えるか続けるかを先に決めず、今の環境から何が得られているかを確認します。そのうえで、必要なら算数や国語のつまずき、宿題の回し方、過去問の見直し、志望校とのずれなど、足りないところだけを個別に補います。
→ 中学受験塾についていけない子の家庭学習
→ 塾を変える前に、中学受験のセカンドオピニオン
保護者が、教科指導まで一人で抱える必要はありません
中学受験では、学校見学、出願、送迎、教材の準備、体調管理など、保護者が担うことが多くあります。さらに宿題の管理、採点、解き直し、教科の説明まで家庭だけで抱えると、勉強の話をするたびに親子がぶつかることがあります。
保護者が関わらない方がよいという意味ではありません。家庭で確認すること、本人へ任せること、塾へ相談すること、第三者が担うことを分けます。受験のために、家庭の会話が勉強だけにならないことも大切です。
→ 中学受験で親子喧嘩が増えたご家庭へ
正解した問題でも、考え方を説明できず、数字や聞かれ方が変わると解けなくなることがあります。反対に、答えは間違っていても、途中までは筋道を立てて考えられていることがあります。
そのため、点数と答案だけでなく、実際に問題を解く途中を見ます。
答えを早く教えて、その場の丸を増やすことを目的にはしません。本人がどこまで考えられていて、どこで思考の回路が切れているのかを探し、次に自分で使えるところまでつなぎます。
→ 中学受験算数|初見問題で手が止まる原因を見る
→ 中学受験国語|選択肢・記述を根拠から見直す
小学5年生と小学6年生では、優先することが変わります
算数の割合・比・速さ、国語の記述、理科・社会の復習など、塾の学習量が増えやすい時期です。宿題を終えることだけでなく、時間を置いても一人で解ける内容を増やします。
学校説明会や行事にも足を運び、本人が学校のどこに関心を持ったのかを確かめます。保護者だけが受験を進めるのではなく、本人が少しずつ自分の進路として考えられることも大切です。
→ 中学受験の小学5年生|算数・宿題・家庭学習を立て直す
志望校の最新の募集要項、入試日程、現在の得点、過去問、残り時間を確認します。すべてを最初からやり直すのではなく、今から直したい失点と、現時点では深追いしない問題を分けます。
面接や作文がある場合も、型だけを覚えるのではなく、本人が自分の経験や考えを自分の言葉で表せるように準備します。
→ 中学受験の小学6年生|過去問・偏差値・志望校を立て直す
中学受験は、合格発表で終わりではありません。
入学後は、授業の速さ、学校独自の教材、定期考査、英語や数学の学び方などが小学校までとは変わります。受験中に大人が指示し続け、分からないたびに答えを教えて進めると、入学後に自分で学習を立て直すことが難しくなります。
分からないところを自分で見つける。質問する。間違えた理由を確かめる。次の問題で同じ考え方を使う。受験勉強の中でも、入学後に必要になる学び方を少しずつ育てます。
→ 浜松市の中高一貫校・私立中学生の学習サポート
指導歴30年以上・600人以上。一人ひとりの受験を同じ型に当てはめません
Thinking Studyを運営しているのは、指導歴30年以上・600人以上の個人家庭教師です。浜松のご家庭も以前から継続して指導してきました。
海陽中等教育学校には第2期生の頃から、受験前と入学後の双方で関わっています。東海中、滝中、南山中男子部をはじめとする愛知県の私立中学校や、全国の学校を考えるご家庭も担当してきました。
ただし、過去の合格例をそのまま次の子へ当てはめることはしません。同じ学校を目指していても、算数の条件整理で止まる子、国語で根拠を拾えない子、宿題量で崩れる子、模試になると動けなくなる子では、必要な支援が異なるためです。
noteでは「豊橋の凡人家庭教師」として、授業中に見える小さなつまずきや、家庭での関わりについて書いています。名前に「豊橋」とありますが、このサイトを運営し、浜松で指導している家庭教師と同じです。
→ 正解した問題を説明できない子|豊橋の凡人家庭教師
志望校がまだ決まっていない段階でもご相談いただけます。
現在の塾、教材、模試、答案、家庭学習、本人の希望を確認し、今の環境で続けたいこと、個別に補いたいこと、今は増やさない方がよいことを考えます。転塾や家庭教師への入会を前提に話を進めるものではありません。
ご相談の際は、分かる範囲で次の内容をお知らせください。
お子さまの学年とお住まいの地域
検討している学校
現在の塾、コース、使用教材
最近の模試やテストの答案
家庭学習で困っていること
通学や寮生活について気になっていること
状況をうまく説明できなくても構いません。実際の教材や答案を見ながら、今の状態から確認します。
浜松の中学受験について相談する
指導料金・学習相談料金を確認する
はい。浜松・静岡県西部、愛知県、海陽、全国の学校、浜松西高中等部や静大附属浜松中などの違いを確認し、本人の希望、現在の学習、通学や入学後の生活から考えます。中学受験をするか迷っている段階でも構いません。
はい。塾の教材、宿題、模試、過去問を確認し、現在の環境で得られているものと不足しているものを見ます。転塾を前提にはしません。
私立中学校と浜松西高中等部、静大附属浜松中の併願も相談できますか
ご相談いただけます。ただし、すべてを同じ入試対策として扱うことはしません。共通して育てられる力と、学校ごとに必要な準備を分け、使える時間の中に組み込みます。
ご相談いただけます。志望校、入試時期、現在の学力、過去問、残り時間を確認し、今から変えられることと、現実的に難しいことを率直にお伝えします。
ご家庭の場所、曜日、必要な支援内容を確認してご相談します。普段の教材や答案を継続して見られる形を大切にします。
学校制度、募集区分、入試科目、選抜方法、日程、募集人数、提出書類、寮や通学の条件は変更されることがあります。受験・受検校を決める際は、各学校の公式サイトと、受験年度の最新の募集要項を必ずご確認ください。