『映画とは何か』アンドレ・バザンによる名著のタイトルは、自身が記しているように「何らかの答えを約束する」ものではなく、「著者が自らに発し続けている問いを先取りしたものである」。
映画を巡って彼ら/彼女らは、何を問うているのか? 彼ら/彼女らにとっての映画とは何なのか?
現在活躍中のゲストを迎えてレクチャーを行う、新たなシリーズ。
第1回 廣瀬純(映画批評・哲学)
第2回 渋谷哲也(ドイツ映画研究)
new! 第3回 木下千花(映画学)2025年11月3日
『ヴァンダの部屋』『コロッサルユース』などで知られる世界的映画監督 ペドロ・コスタによる特別講義を開催!
東京都写真美術館での「ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ展」にあわせて来日するペドロ・コスタ監督を本学にお迎えし、映画制作の深層に迫る貴重な講義をおこないます。
★東京都写真美術館 総合開館30周年記念 ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ展連携協力企画
会期:2025年9月1日(月) 15:30開場/16:00開演(17:30終了予定)
会場:京都芸術大学 高原校舎 Bスタジオ
主催:京都芸術大学芸術学部映画学科
協力:東京都写真美術館
お問い合わせ:京都芸術大学映画学科ラボ(担当:西原)
Tel:075-791-3918 (開室:平日9:00-17:00 *土日祝閉室)
E-mail:eigagakka-lab@kua.kyoto-art.ac.jp
あの衝撃が、地元・京都に帰ってくる。
詩人・吉増剛造 × 空間現代――スクリーンで火花を散らす圧巻の62分。
京都で1日限りのリバイバル上映決定!
2025年8月24日(土)
会場:FRAME in VOX https://frame-in-vox.com/
◎スケジュール
開場:17:45
開演:18:00(19:30終了予定)
*上映後、七里監督によるアフター・トークあり
◎料金(ワンドリンク付)
一般:2000円
学生:1500円(要学生証)
ご予約はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfoTtXFndHGVJ4rLTgChRx6eEQSVaEMcgCB7bF1UDjJl7Z-EA/viewform
◎上映作品
『背 吉増剛造×空間現代』(2018→2024/6分)
2021年/62分
監督:七里圭
日本を代表する現代詩人・吉増剛造と、オルタナティブロックバンバンド・空間現代。2019年、京都のライブハウス「外」で行われた伝説のセッション《背》を記録した本作は、詩と音がせめぎ合う一夜を通して、言葉の「背」後を浮き彫りにする。
映画と舞台の関係を、パフォーマンスとスクリーンで炙り出す日韓共同プロジェクション・マッピングと実験夢想劇の試み。
入場無料/全席自由席(200席)
・ 一通でのお申し込みは2名まで。
・ 予約なしでも当日入場できます。
*ご予約は終了いたしました。
実験舞台『真夜中のエピソード』は日本と韓国の映像作家、プロジェクション・マッピングの制作者、メディア・アーティスト、デザイナー、ダンサーなど、多様なジャンルの専門家が集結し、劇場の新たな可能性を拓こうとする試みです。
タイトルでもある『真夜中のエピソード』は映画黎明期に活躍したジョルジュ・メリエス(Georges Méliès, 1861–1938)によって作られた映画からの引用です。手品師でもあったメリエスは映画を舞台上の奇術や魔術の応用ととらえることで、多くのトリック撮影を発明しました。
映像が舞台空間を飛び越えてプロジェクションされることで、劇場そのものがスクリーンと化し脈動する──。 本作では上演される舞台と記録された映画の相反する関係性を”トリック”という概念で併存させることを目指しています。演劇、文学、美術、映画がボーダーレスに融合する夢の想像劇場をご覧いただきます。
かつてメリエスが映画トリックで夢幻世界を創造したように。
(林ケイタ)
原案 キム・ウンギュ
脚本・構成 林ケイタ、 二瓶晃
映像・音響・技術 由良泰人、 ホ・ビョンチャン、 梅岡唯歩、 ソン・ジフン
舞台美術 二瓶 晃
パフォーマンス 堀内恵、 工藤由晶
アドバイザー 伊藤高志
宣伝美術 ホ・ウン
制作 西原多朱、 横地由起子
映像協力 人長果月
映像設置協力 呉鴻、 小笠原寛夫、 さとうゆか
総合技術 脇原大輔( 株式会社デンキトンボ)
舞台監督 大田和司( 京都芸術大学舞台芸術研究センター)
主催:京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点 2024年度「映像と劇場̶
多層的幻想空間の探求̶プロジェクション・マッピングとパフォーマンス̶ジョルジュ・メリエスを起点として」 研究代表 林ケイタ
協力:株式会社デンキトンボ、 The side、 FRAME in VOX、tapetum works、 Brand new day、大阪電気通信大学、 育英館大学、 京都女子大学、 京都光華女子大学、 滋賀短期大学
お問合せ:京都芸術大学 共同利用・共同研究拠点事務局
Tel 075-791-9144
E-mail kyoten@kua.kyoto-art.ac.jp
常に先鋭的な作品を作り続けてきた異才・七里圭監督が、村上春樹ライブラリーで全編撮影した新作劇映画『ピアニストを待ちながら』公開を記念し、特別企画を開催。
最新作を含む短編上映も交えながら、ここ数年の映画作りについて、監督ご本人が縦横無尽に語ります。
どうぞご期待ください!
会期:2024年11月30日(土)
会場:FRAME in VOX https://frame-in-vox.com/
◎スケジュール
開場:17:30
開演:18:00(19:30終了予定)
◎上映内容
「ある渡り鳥を探して」(2018→2024/6分)
*最新作 関西初上映
男が女にマイクを向けられ、ある失踪と探索の経緯を語り続ける――。
『サロメの娘』シリーズのスピンオフ。同作品に登場する謎の集団「ワンゲル」をめぐる壮大な物語が構想され、企画の端緒として撮影されたが頓挫。6年を経て編集された小品。
監督・撮影:七里圭
テキスト:山形育弘
撮影:高橋哲也
出演:佐藤駿 菊地敦子 山形育弘 田中淳一郎
The cleaning lady after 100 years : Spectre
2022年/19分/HD
白髪の清掃婦のもとに若かりし頃の母の亡霊が現れ、子を産まず孤独に生きる娘の人生を嘆く。しかし、老女は母に反論する――2019年に早稲田小劇場どらま館で上演された映像舞台劇「清掃する女」をキャプチャーし、変換の際に起きるノイズ/エラーを演技あるいはコレオグラフとして捉える、デジタル変換におけるリ・クリエーションをコンセプトにした作品。AIによる複式夢幻能。人間の果て。
第36回イメージフォーラム・フェスティバル 東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション 正式出品
監督:七里圭
CGエンジニア:早川翔人
電子音響効果:池田拓実
オリジナル音楽・歌唱:さとうじゅんこ
電子音楽作曲:檜垣智也
原作:新柵未成 七里圭
撮影監修:高橋哲也
村上春樹ライブラリー・イメージ映像「The Strange Library」
2021年/10分/HD
早稲田大学に2021年開設された村上春樹ライブラリーのイメージ映像。
夜の図書館に現れた少女の影。影は、身動きのとれない少年のヒトガタと出会う。ヒトガタは、影に淡い恋心を抱く。心は灯となって浮遊し、影のあとを追うが……。
村上春樹氏の国際アンデルセン文学賞受賞スピーチにインスパイアされた。
監督:七里圭
撮影監督:高橋哲也
音楽・整音:宇波拓
出演:川端もくは 箕西祥樹
製作:早稲田大学国際文学館
◎料金(当日のみ)
一般:1500円
学生:1000円
※『ピアニストを待ちながら』半券をお持ちの方は200円off
◎七里圭 Kei Shichiri
1967年生まれ。約10年の助監督経験、テレビドラマ等の演出を経て、『のんきな姉さん』(2004)で監督デビュー。しかし、『マリッジリング』(2007)以外は自主製作に転じて、異色の作品を発表。声と気配で物語をつづる『眠り姫』(2007/サラウンドリマスター版2016)が、15年間毎年上映され続けて代表作となる。一方で、建築家・鈴木了二との共作『DUBHOUSE』(2012)をはじめ、他ジャンルのアーチストとのコラボレーション作品も多く、「音から作る映画」(2014~2018)、「シネマの再創造」(2019~)など実験的な映画制作プロジェクト、映像パフォーマンスも手掛けながら、連続講座「映画以内、映画以後、映画辺境」を主宰。コロナ禍を経て、村上春樹ライブラリー・イメージ映像「The Strange Library」(2021)、記録映画『背 吉増剛造×空間現代』(2022)を公開。昨年は、「石巻ハ、ハジメテノ、紙ノ声、……」(京都芸術劇場春秋座)、「Music as film」Realtime voice-over and remix(東京ゲーテ・インスティチュート)、「清掃する女:亡霊」(早稲田小劇場どらま館)と三つの上演映像作品を演出。今秋、久々の新作劇映画『ピアニストを待ちながら』ディレクターズカット版(2023/61分)が劇場公開される。また来年2/1(土)には足立智美との新作パフォーマンス『Music as film with Digital Face』(@東京ゲーテ・インスティテュート)を上演する。
https://keishichiri.com/jp/
*『ピアニストを待ちながら』公式サイト
https://keishichiri.com/pianist/
*『ピアニストを待ちながら』11/29(金)~出町座にて公開
主催:FRAME in VOX、tapetum works
協力:MEDIA SHOP
一貫した有機的・創造的・哲学的なイメージの探究により独自のスタイルを確立させ、国内外で活躍する牧野貴の特別上映会を開催します。
会期:7月20日(土)
会場:FRAME in VOX https://frame-in-vox.com/
◎スケジュール
・13:00-17:30 展示 *2024年新作コラージュを複数展示
・17:30- start レクチャー&上映
◎レクチャー
「コラージュと映画について」(30min.)講師:牧野貴
◎上映内容
『EVE』(2002/3min)
『Microcosmos』(2021/12min)
『Anti-cosmos』(2022/16min)
新作『Constellation』(2024/20min)ライブ付き上映
*演奏:Liz Harris a.k.a Grouper、牧野貴
◎料金(当日のみ)
展示のみ 無料
レクチャー+上映 一般2000円/学生1000円*要証明書
◎牧野貴プロフィール
1978年東京都生まれ。神奈川県在住。
2001年に日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コースを卒業後、渡英。ブラザーズ・クエイのアトリエコニンクを訪問し、映像、照明、音楽に関しての示唆を受ける。その後、カラーリストとして、多くの劇映画やCF、ミュージックビデオ等の色彩を担当し、フィルム及びビデオに関する技術を高めながら、2004年より自身の作品上映を開始した。自然現象や人間、街など既成のオブジェクトを、フィルムやビデオなど様々なフォーマットで撮影する。編集段階において重層化して構築し、無限に広がり続けるような極めて有機的で想像的な牧野の映像作品は、映画界、美術界共に国際的に高く評価されている。現在は日本を拠点に、映画、音楽、インスタレーション、オーディオビジュアルパフォーマンスなどを世界各地で発表している。2011年にはロッテルダム国際映画祭短編部門でグランプリにあたるタイガーアワードを受賞した他、ハンブルグ国際短編映画祭、モスクワ国際実験映画祭、25FPSクロアチア国際実験映画祭でもグランプリを獲得 (全て日本人初) するなど、国際映画祭での受賞歴は幾多にも及ぶ。映画作品はこれまで120都市以上で上映されており、近年では、ドクメンタ14 (アテネ)、サンフランシスコMOMA、MOMAPS1、ニューミュージアム、ニューヨーク映画祭 (全てアメリカ)、ホワイトチャペルギャラリー (イギリス)、韓国映像資料院 (韓国)、オーストリア映画博物館 (ウィーン)、BFI IMAX シアター (イギリス) などでも上映された。
*7月19日(金) 大阪シネ・ヌーヴォでも牧野貴上映会を開催! 詳細はこちら
舞台芸術で活躍する「ドラマトゥルク」という仕事が知られるようになってきました。リサーチを基礎に様々な場面で活躍するこのドラマトゥルクの意義を、日本でより明確にし、次世代に伝えることが期待されています。2024年3月、第一線で活躍する国内外のドラマトゥルクによる日本で初めてのドラマトゥルク・ミーティングを開催します。ドラマトゥルクの創造的な役割を紐解くレクチャーやセミナー、ワークショップを通して、従来の作品づくりを乗り越える、対話型の新しい作り方に出会うことになるでしょう。
◉コラボレーター
岡元ひかる(ダンス研究/芸術文化観光専門職大学助教)
中島那奈子(ダンス研究/バンフ・センター(カナダ)ダンスドラマトゥルク)
長島確(ドラマトゥルク/東京芸術祭FTレーベルプログラムディレクター/東京藝術大学准教授)
ピル・ハンセン(ダンスドラマトゥルク/カルガリー大学教授/パフォーマンス・スタディーズ・インターナショナル前学会長)
横山義志(ドラマトゥルク/SPAC-静岡県舞台芸術センター文芸部/東京芸術祭リサーチディレクター/学習院大学非常勤講師)
シャーリーン・ラジェンドラン(演劇教育者/ドラマトゥルク/アジア・ドラマトゥルク・ネットワーク共同ディレクター/シンガポール国立教育研究所・南洋工科大学准教授)
◉主催:ドラマトゥルク・ミーティング実行委員会
◉お問い合わせ:dramaturgsmeeting@gmail.com
◉詳細はこちらから→ダンスドラマトゥルギー公式サイト:https://www.dancedramaturgy.org/
◉共催:京都芸術大学舞台芸術研究センター 舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
◉助成:京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業, Arts Support Kansai
*本企画の一部はJSPS科研費JP21K00131とJP22K19979の助成を受けたものです。
◉協力:NPO法人DANCE BOX, tapetum works
2022年3月、57歳の若さで逝去した映画監督 青山真治。
その一年後、本人と関係者105名が綴るポリフォニックな年代記『青山真治クロニクルズ』が出版されたことを記念して、生前の青山監督と深い親交があり責任編集者を務めた樋口泰人氏と、執筆者の一人で建築映画探偵として「青山真治監督作品北九州ロケ地マップ」を作成した堀口徹氏をお招きしてのトークを開催します。
トークは、『青山真治クロニクルズ』の編集を導いたとされる青山監督が生前に残していたメモとそれを引き継ぎながら編集に取り組んだ樋口氏のエピソードと、青山監督の北九州サーガ(三部作)を中心としたロケ地分析から堀口氏が感じとった青山監督の場所に対する独特の感性、ロケ地分析の顛末について、怒涛の二部構成で展開される予定です。
『青山真治クロニクルズ』には書かれていない貴重なバックストーリー、ぜひお見逃しなく!
2023年5月20日(土)開場14:45/開演15:00
会場:MEDIA SHOP gallery 1
京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル 1F
◉ゲスト:
樋口泰人(映画評論家、boid主宰、爆音映画祭プロデューサー)
堀口徹(近畿大学建築学部准教授、建築映画探偵)
◉参加料:一般1500円、学生1000円
*50席(予約優先)
◉ご予約・お問合せ MEDIA SHOP
TEL:075-255-0783
e-mail:mediashop@media-shop.co.jp
主催:tapetum works, MEDIA SHOP
空間にいくつものスピーカーを多層的に配置して演奏するアクースモニウム。その日本における第一人者である檜垣智也が、日本を代表する現代詩人・吉増剛造の最新詩「石巻(イシノマキ)ハ、ハジメテノ、紙(カミ)ノ声(コエ)、……」を、吉増の朗読録音を用いて作曲・演奏。これに映画監督・七里圭が映像を施し、演出する――電子音響詩劇(ルビ:サウンドオペラ)の試行。2020年から研究プロジェクト(討論・収録・撮影)が始まり、2年のコロナ禍による延期を経て、新たに立ち上がる音x言葉x映像による舞台実験にどうぞご参加ください。
入場無料/限定80名/自由席/完全予約制
*定員に達したため、受付を終了いたしました。
音楽・アクースモニウム:檜垣智也
詩・パフォーマンス:吉増剛造
演出・映像:七里圭
制作:西原多朱(tapetum works)
映像技術:高橋哲也/照明:長尾裕介/撮影助手:藤田恵実
演出助手:鳥井雄人、田中聡
音響技術:牛山泰良、大塚勇樹、永松ゆか/舞台監督:大田和司
録音演奏助演:法貴彩子(ピアノ)、田畑洸貴(打楽器)
special thanks:山倉一樹
主催:京都芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>
共同利用・共同研究拠点2020年度劇場実験型プロジェクト公募研究I(延期分)
助成: 公益財団法人野村財団
協力:hirvi、tapetum works、charm point
Special thanks:関浩司、佛木雅彦、桑野仁、リボーンアートフェスティバル、ヨコシネディーアイエー、ながらの座・座
お問合せ:京都芸術大学 共同利用・共同研究拠点事務局
Tel 075-791-9144
E-mail kyoten@kua.kyoto-art.ac.jp
伝説の企画が新たによみがえるー
七里圭監督最新作公開記念として、七里監督作品デジタルリマスター版世界初上映と、吉増剛造さん、七里圭監督をお招きしたトークを開催。
2022年10月15日(土)
会場:アテネ・フランセ文化センター 東京都 アテネ・フランセ4F
その他詳細(アテネ・フランセ文化センター)はこちら
主催:charm point, tapetum works
共催:アテネ・フランセ文化センター
協力:シネマトリックス
ワンさんと日本を代表するダンサー・能楽師・研究者が織りなす一夜メンファン・ワン(演出家/振付家)さん来日決定!
公開ショーイング
2022年8月21日(日)18:00開場/18:30開演
会場:京都芸術大学 千秋堂 京都市左京区北白川瓜生山2-116 アクセスはこちら
入場無料/自由席/先着30名
*枚数に達した場合は、受付を終了いたします。
その他詳細(公式サイト)はこちら
主催:京都芸術大学<舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点>2022年度共同研究プロジェクト「老いを巡るダンスドラマトゥルギー」研究代表者 中島那奈子
協力:tapetum works
詩人・吉増剛造のライブ・パフォーマンスと作曲家・檜垣智也による空間音楽を、映画監督・七里圭による演出で公開収録を行います。本企画は、2019年からスタートした、新しい電子音響音楽詩劇(サウンド・オペラ)の制作プロセスの一環で、今回はその上演材料となる収録を特別に公開で行います。会場は、滋賀県大津にある三井寺の庫裡の一つだった「元・正蔵坊」(登録有形文化財橋本家住宅)と古庭園がある「ながらの座・座」。ここの美しい庭と建築の中で、吉増と檜垣による言葉の響きを統合させ、虚と実、光と影、音とこだまの狭間に立ち上がるその一瞬の奇跡をお客さまとともに見守りたいと思います。
2022年5月22日(日)17:00開場/17:30開演(終了予定19:00)
会場:ながらの座・座 滋賀県大津市小関町3-10 アクセスはこちら
入場料(限定20名):一般4000円、学生2000円 *枚数に達した場合は、受付を終了いたします。
主催:musicircus, tapetum works
共催:一般社団法人文化農場(ながらの座・座)
助成:公益財団法人かけはし芸術文化振興財団、 公益財団法人野村財団(「檜垣智也 多層的手法による音楽詩劇の創作と上映~アスークモニウムを中心とした音楽と映像、言葉の融合~」事業に対する助成)
協力:ヒルヴィ音楽カンパニー、東海大学教養学部芸術学科音楽学第2研究室
京都芸術大学〈舞台芸術作品のための領域横断的・実践的研究拠点〉