◆◇ 校区の概要 ◇ ◆
校区は国道424号とその東側を通る国道バイパスにはさまれた丘陵にあって、昭和30年代後半より住宅地として新しく開かれた街である。昭和50年頃から土地の整備とともに、9棟の公営住宅への入居や西牟婁総合庁舎の移転をはじめとして、多くの住宅や事業所が建てられるなど、公共団体による全体計画をもとに、公と民の大規模開発が進み、道路や住居区画、住居表示が整然とした良好な住環境を保っている。
校区にはあけぼの、新万、朝日ヶ丘、南新万、宝来、新庄の6地区がある。居住者の大多数は、旧市内や周辺市町村出身者であったが、新興住宅地であったため、お互いの連帯・地域の連帯を強めるために、公民館、町内会、子ども会等が協力して、校区内地域全体としての取組がなされてきた。しかし、近年少子高齢化の影響とともに、世代交代が進み、また、若者の転出も多く、地域の連帯・コミュニティの希薄化が懸念されている。
学校は開校当初から子供の教育だけでなく、地域の拠点施設の一つとして利用できるよう、設計上も工夫され開放に努力してきた。平成7年に校地内にひがしコミュニティセンター(ひがし公民館)が建設され、同時に学童保育所も開所された。これにより、地域連携への取組が進められ、学校と地域公民館等が協力した取組が充実していった。その精神は今も引き継がれ、学社融合の理念のもとに、平成20年度には本校創立30年記念事業として「ひがしふれあい秋祭り」を、学校を中心として地域をあげて開催した。この秋祭りはその後も、ひがし公民館が中心となって実行委員会を組織して継続している。
保護者の職業は、商業、自営業のほか、官公庁・病院・会社・商店などへの勤め人が多く、共働き家庭も増えている。また、平成23年3月の東日本大震災の後、近隣各地からの転居者が増え、転勤等の一時居住者もいて、児童の転出入が多い。
平成17年5月、校区内に新しく紀南病院が移転開設し、道路網の整備によって、車の通行量が一段と増加しており、児童の登下校時や放課後の交通安全対策に地域のボランティアの方々の協力を得ながら気を配っているところである。
平成28年には広範となった市域の消防防災力の強化を目的に、大規模な地震・津波が当地方で発生しても拠点機能を喪失することのないよう、新消防庁舎が移転開庁されている。また、新市庁舎については、令和6年5月に開庁した。