田辺市の市街地から約10km北部に位置しており、右会津川の上流の谷間に段丘状に田畑が発達し、竹薮・中村・下村・谷川の集落がある。面積は約25㎞2、令和6年3月末で人口は約551人、約284世帯である。
平成7年には梅畑のパイロット事業が完成し、梅の生産量が増した。また、江戸時代の後半より「製炭地」として知られ、特にウバメガシを材とする白炭は「備長炭」と呼ばれ有名である。平成9年に紀州備長炭記念公園が開園し、同年「秋津川振興会」が組織され、過疎化問題や地域産業の振興など地域の活性化に取り組んでいる。
本校は、田辺市役所連絡所、公民館、診療所、保育所、小学校等に隣接し、秋津川地区の中心的な位置に立地している。生徒数は年々減少しているが、住民の学校教育への関心と熱意は高く、学校の諸活動に大変協力的で、様々な支援・協力をいただいており、学社融合の取組が進んでいる。
小規模の特性を活かし、知・徳・体のバランスがとれた人間力豊かな生徒の育成