Research themes
研究テーマ
研究テーマ
本研究室では、臨床栄養を実践する医療・介護・その他の現場で直面する臨床疑問(CQ)を基に構築した研究疑問(Research Question: RQ)を解明することを目指しています。
この目的を達成するため、臨床現場ではたらく管理栄養士や他の専門職の方々と連携し、対象者の方を直接評価して得られたデータや、協力病院等で記録されているデータ、栄養・食事に関連する大規模コホートデータ等を臨床栄養の視点から解析します。
研究成果を通じて、栄養問題(低栄養、過栄養、サルコペニア、フレイル等)を抱えている人が実社会で恩恵を受けられる(例えば栄養管理に関連する国内外の(診療)ガイドラインや医療・介護政策の策定に資する等)ようなテーマの設定、研究計画の立案を心掛けています。
これまでの研究テーマ(2025年3月以前)
回復期リハビリテーション病棟入院患者における低栄養がADL、摂食嚥下能力、自宅復帰に与える影響
回復期リハビリテーション病棟入院患者における栄養スクリーニング法、低栄養診断(GLIM基準)の妥当性
回復期リハビリテーション病棟入院患者におけるサルコペニア、サルコペニア肥満がADL等に与える影響
低栄養と身体障害の相互作用(Malnutrition-disability cycle)の提案
全国の回復期リハビリテーション病棟における管理栄養士の病棟配置が栄養状態およびADLに与える影響
全国の回復期リハビリテーション病棟における栄養評価法の適用状況とその特性
在宅要介護高齢者における栄養状態の推移と寄与因子
回復期リハビリテーション病棟入院患者における栄養診断の適用状況とその特性
英国における地域在住中年~高齢者におけるサルコペニア肥満の発生割合と関連因子