★実践方言研究会のロゴができました!★
四方のことば、八方のことばを、カラフルな色合いと吹き出しで表現しました。
そこには、方言活用のバラエティや、みんなで対話する様子も重ね合わせました。
「方」を真ん中に配置し、どの吹き出しにもつづくようにして、「方言」を想起させるように表現しています。
【案内など】
令和6年能登半島地震で被災されたみなさまへ
この度の令和6年能登半島地震で被災されたみなさまに心よりお見舞いを申し上げます。
被害を受けられたみなさまの安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
令和6年1月 幹事一同
支援者のみなさまへ
支援に入られた地域において、被災者とのミスコミュニケーションやコミュニケーション摩擦が起こる可能性があります。それらを解消するため、被災地の方言の特徴などを知ることができるパンフレットが公開されています。
東北大学方言研究センターのWebページ「東日本大震災と方言ネット」(←こちらにアクセスしてください)にて、『支援者のための知っておきたい能登方言』(ver2)(1月24日更新) が公開されています。
ご自由にダウンロードしてお使いいただけますので、ぜひご参照ください。
次回研究会
第17回実践方言研究会は2026年春頃の開催を予定しております。
詳細については、決まり次第、当HP等でお知らしいたします。
【研究会の記録】
[発表1]多様なことばの伝え方―方言差がある地域の言語記録・継承実践―
横山晶子(国立国語研究所)
[発表2]『野津原方言集』を介した交流授業―大分県大分市の野津原方言調査会と共に―
松田美香(別府大学)
[発表1]悉皆データが示すヴァーチャル方言の実態 ―多角的検討の試み―
佐藤未依奈(東北大学大学院生)
[発表2]方言の記録・保存・継承活動へのかかわり ―出雲・隠岐での実践―
友定賢治(県立広島大学 名誉教授)
※ 名古屋大学大学院人文研究科との共催
[発表1]「大阪のおばちゃんことば」を用いたワークショップからみる方言の受容と活用の現在地
長谷川霞(京都芸術大学大学院)
[発表2]方言×アートワークショップの報告―身近にある多様性を可視化する教育活動―
谷口ジョイ(静岡理工科大学)・伊藤明倫(静岡理工科大学)・岡川卓詩(名古屋芸術大学)
[発表1]児童詩(子どもが創作した詩)における方言話者意識の発達
児玉忠(宮城教育大学)
[発表2]オンラインで方言を学ぶ ―日本語学習者向けに制作した「関西弁入門A2自習コース」を例に―
三宅直子(国際交流基金関西国際センター)・北口信幸(国際交流基金関西国際センター)
[発表1] 方言教育実践の効果検証―方言学者と認知科学者とが共創した大学の授業「日常と災害におけるコミュニケーション」を事例として―
齋藤玲(東北大学災害科学国際研究所)・津田智史(宮城教育大学)
[発表2] 言語景観を活用した方言学の実践
ダニエル・ロング(東京都立大学)・斎藤敬太(跡見学園女子大学)
[関係諸機関へのリンク]
● 『実践方言学講座』第1巻、第2巻、第3巻(くろしお出版)
● 文化庁「被災地における方言の活性化支援」
● 東北大学方言研究センター「東日本大震災と方言ネット」
● 群馬県立女子大学文学部国文学科「絹文化!お国ことば調査プロジェクト」
● 福岡女学院大学「熊本支援方言プロジェクト」
● 高知大学教育学部日本語学研究室「方言楽の館」
● 国立国語研究所「東北方言オノマトペ用例集」
● 日本方言研究会 「方言研究支援プロジェクト」