「特別支援教育といじめ」を研究テーマとし、通常学級における発達障害児(疑いも含む)のいじめ問題を中心に取り組む。
東北地区全域を対象として「いじめ防止研修会」を開催し、東北地区全体のいじめ問題解決に貢献する。
「特別支援教育といじめ」を研究テーマとし、通常学級における発達障害児(疑いも含む)のいじめ問題を中心に取り組む。
東北地区全域を対象として「いじめ防止研修会」を開催し、東北地区全体のいじめ問題解決に貢献する。
本プロジェクトにおける研究の取組として、本学の特徴ともいえる特別支援教育を柱として発達障害のある児童生徒等が関係する教育現場における「トラブル」(いじめと呼称していない)や関連する学校適応上の問題解決に向けたテキストの作成を目指しています。
この取組の一環として、平成27年度はアンケート調査、平成28年度には県内の学校教員を招聘して研究会を行いました。平成30年度以降は東北地域全体の状況把握を行い、問題解決に寄与するテキスト作成を目指します。テキストが完成すれば、本学における授業や研修等にも活用することができ、教員養成段階から学校現場に至るまでこの問題に対応できる力を持たせることができます。いじめに関する学校問題を教師の視点で解決するための教師用指導書・教科書をつくり、それを東北の学校及び教育機関に配信することを目的としております。
本プロジェクトの成果を東北全体に広げ、また東北地区で連携して課題解決に繋げることを目的に、東北地区の教員養成を担う国立大学の連携組織「東北教職高度化プラットフォーム」の事業の一つとして、平成27年度の宮城県仙台市、平成28年度の岩手県盛岡市、平成29年度の青森県弘前市、平成30年度の秋田県秋田市にて開催し、東北全体のいじめ問題解決に貢献しております。
平成28年度より、「東北教職高度化プラットフォーム」から派遣された教員により研究会を行っています。
各大学によるいじめ問題への取組事例、自治体への協力状況の情報共有、BPプロジェクトの成果を東北地区の各大学に知ってもらう機会にもなり、広域でいじめ問題に取り組むというBPプロジェクトの目的を体現する取組となっています。