梅林研究室がどんな所なのかを知って頂くために紹介動画とQ&Aを作りました!
もし他に知りたいことがあれば、是非研究室に見学にお越しください。
E-mail:ishihara1405 at st.go.tuat.ac.jp (研究室見学担当:石原)
梅林先生が研究室全体の紹介動画を作成しましたのでご覧ください。
研究室メンバーの研究内容の一部紹介です。3分程度の簡単な紹介ですが、私たちの研究内容に興味を持っていただけたら幸いです。
その他にも様々な研究に取り組んでいますし、やる気があれば取り組めます。
A1:梅林研究室では、無線通信・無線ネットワークに関する研究をしています。 例えば、空間軸から効率的に通信を実現するアレーアンテナ信号処理、 よりスマートで効率的に無線通信を実現するソフトウェア無線・ コグニティブ無線技術、 ナノデバイスに特化したナノセンサーネットワーク、 無線技術でセキュリティを実現する物理層セキュリティなどです。
H26年度からは総務省からの受託研究に関連した、無線周波数を広帯域で観測できるリアルタイムスペクトラムアナライザ等を用いた実験が本格化する予定です。 また、本実験は、フィンランドのオウル大学との共同研究の一環にもなっております。
詳しい研究内容については、ぜひこちらも見て下さい。
A2:本研究室の研究方針として、「主体的に研究を進める」というものがあります。
例えば、先生から研究テーマを与えられて言われた課題をただこなすのではなく、 自分が興味を持ったことに対して、自分で調べ、 疑問を持ち、問題を発見し解決する。 これらの過程を通じて研究する力を身につけることが出来るというのが本研究室の方針です。 これから研究をがんばりたい!というみなさんには、魅力的な研究室だと思います。
A3:やる気さえあれば大丈夫です。
B4は基礎的な無線技術の知識を身につけるために、まず日本語の教科書でしっかり輪講を行います。 その後、より専門性の高い勉強をするために英語の教科書を使って勉強会を行います。 そこでは、分からないことも分かるまでしっかり先輩方が熱心に教えてくれます。 また、自分でも発表を行うことで理解を深めることができ、先生や先輩と議論をしながらより知識を深め、 研究に限らず社会で必要な力を身につけることが出来ます。 さらに、勉強会に限らず、研究、その他、分からないこと、不安なことに対しては、 きちんと聞けば研究室の先輩、先生方はしっかりと親切にフォローしてくれます。
A4:発表の機会はいくらでもあります。
多くの学生は修士修了までに2回以上学会で発表をしており、だいたい毎年なんらかの 賞を受賞しています。 地方の学会では、研究以外のお楽しみもあります。 本研究室では常にレベルの高い国際学会での発表を目指して研究を行っています。
毎年、数名の学生が英語で発表をし、非常に高い評価を得ております。 また、研究が進んでいる学生には論文誌に投稿するチャンスもあります! 近年の国際学会への投稿状況は以下のようになっています。
WCNC 2019:モロッコ・マラケシュ
SmartCom 2018:タイ・バンコク
APSIPA ASC 2018:アメリカ・ハワイ
SmartCom 2017:イタリア・ローマ
EuCNC 2017:フィンランド・オウル
WCNC 2017:アメリカ・サンフランシスコ
ISAP 2016:日本・沖縄
VTC2016-Fall:カナダ・モントリオール
WCNC 2016:カタール・ドーハ(Best paper award)
WCNC 2015:アメリカ・ニューオーリンズ
そのほかの業績についてはこちらのページを見て下さい。
A5:梅林研究室では、もちろん高専出身の学生も積極的に受け入れています。また、高専専攻科からの編入も歓迎しています。 2019年度の高専卒業生の在籍者数は以下の通りです。
B4:1名
M1:1名
M2:2名
高専出身の方も是非見学にお越しください。
鈴木研究室と合わせて、過去に配属された高専出身者の卒業校は以下の通りです。
明石高専
旭川高専
佐世保高専
東京高専
長岡高専
福井高専
都城高専
(50音順)
A6:通信機器メーカー、大手通信キャリアなど研究内容に関わる就職先のほか、 電力会社やインフラ関係、自動車関連メーカーなど人によって就職先は様々です。 研究を通して得たプレゼンテーション能力で自分をアピールできるからか、大手に決まる人が多い印象です。
あなたは、無線通信が全く存在しない世の中を想像することができますか?
今、私たちの身の回りにある無線を考えてみると、携帯電話、地上デジタル放送、ラジオ、衛星通信、航空無線・・・などなど、 数えきれないほどの無線システムが存在しています。 従って、無線がない世の中など考えられないのです。 梅林研究室では、そのような無線通信の種々の問題に対して、 世界一性能の高い通信方式を構築すべく、日々研究活動を行っています。
ここまでの文章からですと、他の研究室との差がはっきりと見えないため、特に梅林研究室を選ぶ理由は見当たりません。 しかし、私たちの研究室で研究を行うと、もうひとつ大きな能力が得られます。 そしてこれが、なぜ梅林研究室を選んだほうが良いのか? という問いに対する答えになります。
現在、研究室の選択で悩んでいる学生のみなさんは、3年生が多いと思います。 これまで、みなさんは、答えの必ず存在する問題に取り組んできました。 しかし、研究はもちろん、これから社会人になって世の中に出た時、 みなさんの前に立ちはだかるの問題は、絶対的な答えがありません。 また、答えがあるのかすらもよく分からない問題です。このような問題が 解けるようになってはじめて、社会に出て通用する人間になったと言えます。 梅林研究室では、先生が、常に「このような問題を解けるような 学生に育て上げる」という強い情熱を持って、指導してくださいます。 つまり、無線通信という非常に重要な研究テーマを通して、社会に出た時に立派に通用する人間に育ててくれるのです。
大学を卒業した時、みなさんはやっと社会の入口に立てたのです。 このとき、無線通信という研究テーマを通して、社会の扉を開いて羽ばたける人間に成長させてくれる場所。 そんな場所が梅林研究室なのです。
近年、スマートフォンなる無線機が出てきました。
スマートフォンは色々な機能を持ってはいますが、無線機自身が賢くなったわけではなく、 色々なアプリで色々なことができるという観点からスマートです。 一方で、スマートな無線機とは、 電波伝搬環境・ユーザの要求等に応じて適切で効率的な無線通信を行える無線機を指します。 我々の研究室では、 そのような夢の無線機を実現するために日々研究を続けています。 そのため、無線機をソフトウェアで切り替え、 柔軟性を兼ね備えたソフトウェア無線技術、無線の環境を学習理解して環境に応じて動作するコグニティブ無線に 関連した研究に力を入れています。 一方で、学生さんが新たに他の分野を開拓したいというのであれば引き留めることは ありません(むしろ歓迎します)。 そのようなチャレンジングな研究テーマにも取り組んでいます。 現在、梅林研究室で取り組んでいる研究分野は下記のとおりです。
□ アンテナ/アレーアンテナ(設計・信号処理)
□ 大容量通信(MIMO)
□ ダイナミック周波数共用(コグニティブ無線・ソフトウェア無線)
□ 物理レイヤセキュリティ
□ アドホックネットワーク,センサーネットワーク(物理レイヤ,MACレイヤ)
□ ランダムマトリックスの無線通信への応用
学生さんには、社会に出て必須となる能力(例:プレゼンテーション能力)を、研究活動(例:卒業論文、学会発表)を通して 身につけることを目標としてもらいます。 問題の発見から、コンピュータによる解析、論文執筆、プレゼンまでを一通り自力で 遂行できるようになることが理想です。 実際、梅林研の居室・ミーティングを覗けばわかりますが、学生さん達は、理想を現実と するため日々努力しています。
一方で、日々の努力は苦しい時もあります。このような時に大切なのは 「苦しいことを楽しいことに変える能力」・「息抜きを適度にする能力」です。 そのような能力を身につけて楽しく充実した研究生活を過ごしてもらうのも目標の一つです。
下記の項目に一つでも当てはまる学生さんは、梅林研に向いていると思います。
□ 自主的に研究を進めてみたい学生
□ 無線通信・移動通信に興味のある学生
□ 誰も考えたことのないようなテーマに取り組んでみたい学生
□ 最先端の研究に取り組んでみたい学生
□ 海外に興味のある学生
□ 今まで何かを継続的に活動をしたことがある学生
(運動・芸術・バイト・趣味・その他)
□ 梅林研に興味のある学生
梅林研はいつでも研究室見学を歓迎しております。
いつでも見学に来てください。