(2025.04.03)自分たちで準備中の教科書もあり、そのうちアップデートします!
<レベル>
1 = 高校生(経済学の知識なしでも大丈夫)
2 = 学部1-2年(経済学の知識があればよいが、なくても何とか読める)
3 = 学部3-4年(経済学の知識が必要)
4 = 大学院
<特徴>
1 = 伝統的な開発経済学(例:農村発展→工業化)
2 = 中間
3 = 近年の開発経済学(例:インパクト評価、主として広く浅く)
※レベル、特徴ともに、あくまでも、私の主観的なごく大雑把な分類です
・レベル1
高橋和志・山形辰史(2010)『国際協力ってなんだろう:現場に生きる開発経済学 (岩波ジュニア新書)』902円
・レベル1.5
大塚啓二郎(2020)『なぜ貧しい国はなくならないのか:正しい開発戦略を考える(第2版)』3300円
・レベル2
大野昭彦(2020)『開発経済学:アジアの農村から(放送大学教材)』3080円
黒崎卓・栗田匡相(2016)『ストーリーで学ぶ開発経済学(有斐閣ストゥディア)』1980円
渡辺利夫(2010)『開発経済学入門(第3版)』3080円
福井清一・三輪加奈・高篠仁奈(2019)『開発経済を学ぶ』2970円
D・カーラン・J・アペル(2013)『善意で貧困はなくせるのか?:貧乏人の行動経済学』3630円
A・バナジー・E・デュフロ(2012)『貧乏人の経済学:もういちど貧困問題を根っこから考える』3300円
・レベル2.5
戸堂康之(2015)『開発経済学入門』2970円
黒岩郁雄・高橋和志・山形 辰史(2015)『テキストブック開発経済学(第3版)』2530円
・レベル3
速水佑次郎(2000)『新版開発経済学:諸国民の貧困と富』3850円 → Amazonでは在庫なし、創文社のHPで在庫僅少とのこと
黒崎卓・山形辰史(2017)『開発経済学 貧困削減へのアプローチ:増補改訂版』2970円
澤田康幸(2003)『基礎コース:国際経済学』2860円
・レベル4
P・バーダン:C・ウドリー(2001)『開発のミクロ経済学』4400円 → Amazonでは在庫なし、東洋経済新報社のHPから入手可能
<初学者へのおすすめ>
高橋・山形(2010)と大塚(2020)
→レベル2で、関心、予算にあうもの
→レベル2.5以上
と進まれるのがよいかと思います。
<おまけ>
経済セミナーの、開発経済学関連の特集やコーナーで、よりタイムリーに学ぶことができます。特に、2020年8月刊行の[新版]進化する経済学の実証分析(宣伝です)、2020年2・3月号、2018年8・9月号はおすすめです。