ゼミ
学習院大学経済学部佐々木ゼミの情報です。主に2年生でゼミを検討中の方向けです。
2024年度はゼミ募集は行いません。以下は2023年時点の情報です。
この他、佐々木の人となりについては本HP、学部の教員紹介、佐々木のTwitterも参考にどうぞ。3年のゼミ生が運営する佐々木ゼミ紹介用のInstagramもあります。質問などは気軽にメールで連絡ください。
ゼミの概要
毎年15名程度を募集しています。これまでの入ゼミ実績は、2019年度23名、2020年度17名、2021年度18名、2022年度18名です。(いずれも演習2年生募集において。これまで3年生以上を募集したことはありません。)
経営における意思決定の諸問題、その分析のための方法論について勉強、議論するゼミです。2年次は意思決定論・ゲーム理論について学習します(経営科学入門IIの延長のような内容)。3年次の前期には意思決定のために重要なデータ分析の手法について、演習を通じて理解を深めます。3年次後期以降は各自でテーマを決めて取り組む研究活動が主体となります。
【2023年度募集のみ重要なお知らせ】2025年度に佐々木が長期研修で不在のため、演習(4年生)は非開講の予定です。つまり、今年佐々木ゼミに参加される方は、3年次まででゼミ活動が終了になります。(4年次にその時点で募集がある別のゼミへ移籍することは可能。)ただし、例年も佐々木ゼミでは演習(4年生)の履修は任意としており、4年までゼミ活動に参加するのは、2年でゼミに入った学生の半数以下です。
活動内容(予定):
2年生〜3年生前期は、意思決定やデータ分析の基本知識を身につけるため、テキストの輪読やPCを用いた演習を行います。比較的簡単なグループでの課題、発表も取り入れます。
3年生後期は、グループでの研究を行います。これまで勉強したことを生かして、各自で課題を設定し、半年間にわたって取り組み、最後に成果を発表してもらいます。
4年生は、個人またはグループで卒業論文を作成します。過去の卒業論文リストはこちら。(※上記のとおり、今年募集の学年は、4年ゼミは非開講の予定。)
ゼミ合宿も予定しています。2022年度は3年ゼミで金沢、4年ゼミで京都へ行きました。
社会人のゲスト講師を招いたり、先輩から就活の話を聞いたりする機会も時々設けています。
これまでにゼミで勉強したテキストは以下です。次も同じとは限りません。
ゼミの方針・ルール
今年度参加される方は第5期生となります。歴史や伝統のあるゼミではありませんが、さほど決まった形はありませんので、ゼミ生の興味や関心を反映した柔軟な運営が可能です。積極的・主体的な提案を歓迎します。
大学の講義の多くは教員から学生への一方通行だと思いますが、ゼミは「多」方向のやり取りを行う場です。単に教員の知識や考えを伝達する場ではなく(それも一つの要素ではありますが)、学生の皆さんからの意見や主張を重視します。また、ゼミ生どうしの学び合いも非常に重要な要素です。
したがって、毎回、一人一人の積極的な関与が重要です。自分が発表者でないときの発言、議論への参加も大事です。常に自分がゼミという場、コミュニティにどのような貢献ができるかを考えて臨んでください。教員はあくまで触媒のような存在だとお考えください。
このため出席を重視します。遅刻や欠席が一定以上続く場合には、以降の履修を許可しない場合があります。
勉強はもちろん大事ですが、ゼミを通じて、一緒に大学生活を過ごし、卒業後も頼りあえる仲間をつくることは、同じかそれ以上に大事なことだと思っています。公式な懇親会のほか、ゼミ生どうしで自発的に交流されることももちろん歓迎します。
飲酒について、ゼミの公式なイベントでは、2年生以下は年齢によらず禁酒とします。また、3年生以上では、法律の範囲で飲酒は構いませんが、危険性の高い飲み方(飲酒の強要、一気飲み、コールなど)は固く禁止します。
3年ゼミまで続けて履修の意思があることを応募の前提とします。
応募に際してよくある質問
数学が得意でないとダメですか? →ゼミで勉強する範囲では、高校数学の基本までができていればほとんどの場合は問題ありません(経営科学入門IIのレベルをイメージしていただけると良いです)。もちろん、数学が得意な人は、それを生かしてできることの範囲も広がります。一方、数学的な手法を全く使わない研究テーマを選ぶことも可能です。いずれにしても、必要に応じて指導、助言しますので大丈夫です。
経済学科でも応募できますか? → もちろんできます。経済学科生の入ゼミ実績もあります。
佐々木の経営入門演習受講者は有利ですか? → 受講していたこと自体が有利・不利ということはありません。ただし、当時の印象が選考材料の一つになることはあり得ます。
応募倍率はどれくらいですか? → 年によります。一次募集ではほぼ全員が合格の年もあれば、倍率2倍程度の年もありました。一方、二次募集以降では募集枠が少ないこともあり例年倍率は高め(2〜3倍かそれ以上)です。当然ながら、倍率は応募者数に依存しますので、今年も同様とは限りません。二次募集を行うかは、一次募集の結果によります。
選考の際の評価基準は何ですか?→演習申込書と面接の内容にもとづいて総合的に判断します。主体性、協調性、ゼミで学びたい意欲を重視します。成績も参考にします。