このページでは、進学をご希望される方向けの情報をアナウンスいたします。主に①事前の連絡について、②指導の前提となる参考書についてお伝えします。なお、現在は博士後期課程の進学者に対応していません。
基本的に日本語での指導で対応いたします。
必ず前もって(可能であれば希望する入試の出願開始の3ヶ月前までに)メールもしくはSNSにて連絡をしてください。
直接の面識がない方はその際、履歴書(書式は自由、顔写真や性別欄の記入および押印は不要です)、研究計画書(非日本語ネイティブは日本語チェックを受けていないものでかまいません)、非日本語ネイティブは日本語能力を証明する書類の写し、学部既卒者であれば卒業論文のPDFデータをお送りください。希望者が非日本語ネイティブであっても、日本語で連絡をしてください(他の先生と情報共有を行う場合もあるためです、ただし卒業論文は日本語訳する必要はありません)。
それをふまえ、一度、研究室もしくはオンラインにて面談を行います。時間は最低1時間程度はご予定ください。希望者が非日本語ネイティブであっても、面談は基本的に日本語で行います(他の先生が立ち会う場合もあるため)。
なお、希望者の研究内容や指導方針とのマッチング度合いによっては、同研究科内の他の先生や、別の大学の先生を指導教員として推薦することもあります。
本研究室は社会学の専門的知識や質的社会調査の技法を活かして研究をすることを前提にしています。そのため、これまで社会学を専門的に学んでいなかった学生については、下記の書籍等を活かして事前に学習していただくと、入学後の研究がよりスムーズになると思います。
ギデンズ『社会学』第9版(上) (下) イギリスの社会学者が著した社会学の入門書です。英語版をお読みになる選択肢もありますが、まずは内容を理解したいという方や、日本語の学習に役立てたい方は、この日本語の第9版を読んでいただいたほうがよいかもしれません。
長谷川公一ほか『社会学』新版 日本の社会学者が著した社会学の入門書です。日本社会を前提にしている点でわかりやすいかもしれません。
竹内洋『社会学の名著30』 社会学の理論的な基礎をわかりやすく学べる入門書です。
佐藤郁哉『フィールドワーク』 、佐藤郁哉『フィールドワークの技法』、岸政彦ほか『質的社会調査の方法』 この3冊で質的社会調査の基礎を学ぶことができます。