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フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 「貴婦人と一角獣」の魅力を科学技術で探る
国立国際美術館で開催中の「フランス国立クリュニー中世美術館 貴婦人と一角獣」展(2013/7/27〜10/20)において、フランスタピスリーの最高傑作である六面の連作が展示されています。この展覧会は日本国内で実物を間近で観る貴重な場でもあり、最新の技術で撮影された六面合計約204億画素におよぶ高精細デジタル画像の活用でも話題を呼んでいます。
ナレッジキャピタルに設置されたNICT高精細大画面タイルドディスプレイは、高解像度データを間引くことなく可視化できます。今回は《貴婦人と一角獣》の貴重なデジタルデータをNICTのタイルドディスプレイに日立製作所開発の名画ナビシステムを導入し、来場者に高精細大画面の画像を自由に操作していただきます。美術館での上映とは異なる面で、視覚からタピスリーの繊維の触感まで感じとって頂ける機会を設けます。
西暦1500年ころに制作されたとされる《貴婦人と一角獣》の魅力を、最新の画像処理技術を用いて探ることで、連作についてより一層の興味をオーディエンスにもたらすことになるでしょう。また、科学技術が美術史、美学などの研究分野と手を携えて新たな発見を生み出す一歩とできればと考えます。
タイルドディスプレイ上でのデモ風景
上:聴覚 Hearing 369×290cm(部分)
下:味覚 Taste 377×466cm(部分)
制作・著作: NHK、NHKプロモーション、凸版印刷株式会社
撮影協力:Musée de Cluny、RMN-GP
■会場:グランフロント大阪北館ナレッジキャピタル2階 アクティブスタジオ
(大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館)
■会期:9月24日(火)、25日(水)、27日(金)、28日(土)、29日(日)
*26日なし *特別講演の開催される28日は18:00〜の画像デモはありません。
■タイルドディスプレイを用いた作品画像のデモ:13:30〜15:00、16:00〜17:30、18:00〜19:30 (使用方法及び内容について随時解説)
■ 特別講演 「《貴婦人と一角獣》展の魅力を語る(仮題)」
9月28日(土) 17:30〜19:00 於:アクティブスタジオ
講演者:橋本梓(国立国際美術館研究員)
進行:原久子(大阪電気通信大学総合情報学部教授)
■ 参加無料
■ 主催: VisLab Osaka
■ 協力:凸版印刷株式会社、国立国際美術館、株式会社日立製作所、独立行政法人情報通信研究機構
■ お問合せ先: 担当:原久子(VisLab Osaka/ 大阪電気通信大学総合情報学部教授) phone: 090-9119-6377 e-mail: hara@aa.osakac.ac.jp
■ 展覧会情報: 「フランス国立クリュニー中世美術館 貴婦人と一角獣」展
国立国際美術館(大阪市北区中之島4−2-55)
月曜休館 10時−17時 金曜日は19時まで(入館は閉館時間の30分前まで)月曜日が祝日の場合翌火曜日休館、 観覧料:一般1,500円/大学生1,200円/高校生600円 *中学生以下無料