もあります。
いわゆるAGD。
この分野の名著です。
大事なことなので初めに言っておきますが、この本はものすごく難しいです。
最後まで読み切るのは困難が伴うでしょう。
それでも読む価値があります。
その物理的洞察、含蓄のある内容はすばらしいです。
みなさんもぜひこの本で苦しみましょう。
・量子統計物理学 (E. M. リフシッツ, L. P. ピタエフスキー著, 岩波書店)
内容的には上記のAGDと被る部分が多くあります。
こちらの方が詳しく書かれていたりするので、わかりやすく感じるかもしれません。
日本語だと読みやすいですしね。
もちろん英語版
もあります。
いわゆるフェッターワレッカ。
これもAGDと並んでこの分野の名著とされています。
この本はどちらかというと計算できるようになる本という感じです。
AGDと併せて読むのも良いでしょう。
・量子統計力学 (L. P. カダノフ, G. ベイム著, 丸善プラネット)
非常にわかりやすく書かれた良くできた本だと思います。
この分野は難し過ぎる本が多いのでこういうのはありがたいですね。
もちろん英語版
もあります。
簡潔にまとまっている本。
統計力学という題名ですが、ほとんどグリーン関数の教科書です。
これ一冊で理解するのは不可能だと思いますが、参照するには便利だったりします。
手元に置いておくとたまに役に立つ一冊です。